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●16w4d、その瞬間は突然に
12月上旬、15w6dで受けた羊水検査。
その後も普通~に生活。検査2時間後に保育園に長男を迎えに行き、
電動自転車で帰宅するほど普通。
制限はありませんでしたが、当日湯船に浸かるのは自粛。
翌日土曜は寒かったこともあり、家から一歩も出ずに室内で遊びましたが、家事育児は普通にこなしました。
特に大きなトラブルもなく、無事検査は終わって良かったなぁと思っていた、翌週半ば。
仕事中に、ピロリーン、となるスマホ。
職業柄、24時間スマホ携帯的な職場なので、ひょいっと覗いてみると。
「結果でました!染色体異常なし、網膜芽細胞腫なしでした、まぁそうだと思ってました!」
と、クリニックの先生より唐突な結果速報(笑)
・・・・・。
一瞬処理能力が追いつかなくて、(片)目が点。
「ちゃんとカウンセリングで説明しますので、予約をとって来てください」
・・・・・。
そうか、両方異常なしか。よかったよかった。
とりあえず、先生にお礼と、すぐに日程調整して予約を取ることを返信。
・・・・・。
そのまま仕事に戻り、5分ほど仕事を続け。
がばぁっ!と席を立ち、トイレに駆け込み、ひとまず友人にラインで報告!!!(そっちが先かよ)
夫はまだ海外出張中で、その日に帰国予定だったので、報告はさらに1時間後(笑)
早かった、すっごい結果早かった。
異常なし、異常なし、異常なし。
大丈夫だと思ってたけど、異常なし。
時間が経つごとに少しずつ。
じわじわじわ、と胸に結果の意味が落ちてきて。
これで、遺伝の心配をせずに産める。
産まれてすぐの治療は要らない。あの絶望は(少なくともRBに関しては)味わわずに済む。
これから、普通の妊婦として過ごせる。
視力の心配をしないで育てられる。
私も、遺伝せずに子どもを授かることができたんだ。
じわじわじわ、と安堵と喜びが広がっていきました。
繰り返しますが、遺伝が分かった上で長男を産んだことに何の後悔もありません。
それでも、次の子どもに、疾患を背負わせずに済むことは、安堵と喜び以外の何ものでもありません。
患者会等でもお世話になっており、公私共に関係があるからこその不意打ち速報でしたが、
確かに私の人生の方向がまた一つ、定まった瞬間でした。
あとは、母子ともに健康に、無事に産むだけです。
土日を含め、検査から中4日、
先生たちも驚く結果の速さでした。
●17w2d 検査結果を聞きに行く
スピード告知から、約1週間後、結果を聞きにクリニックへ。
夫は仕事で同伴できず、一人でスタスタ。
長男の時の、重苦しい経験と違い、心はとてもおだやかでした。
にこにこ出迎えてくれた先生に改めてお礼を言ってから、
染色体検査の結果と、RBの遺伝子検査の結果の紙を見ながらの説明。
羊水検査自体の話はものの10分ほどで終わりました。(あとはほぼ雑談っていう)
ちょうど、この週は、17w4dに、出産する大学病院での妊婦健診があり、
(ようやく)夫も一緒に受診しました。
たまたま、主治医の先生が不在で代診となりましたが、
羊水検査の結果もお伝えし、ごくごく普通の妊婦健診を受けることが出来ました。
(ようやく)夫もエコーを見て、(いまさら)感動した様子。
経過も順調で、やっと、ここまで来られたな、と実感する1週間でした。
●安心料のお値段は?
羊水検査の検査をしてくれる会社は、国内海外含め、いろいろあるようです。
羊水検査が8万円、遺伝子検査(染色体検査、RBの遺伝子検査含む?)が24万円ほどだった気がしています。