さて、学費値上げの話しは一旦棚上げ(笑)し、理三の進振りについてです まず、理三に進振りが有るかというと、一応有ります ですが、医学部医学科に入る為のボーダー(底点と言います)がかなり低く設定されています 駒場でよほど酷い成績でない限り、全入出来るレベルです 一方で理二からの10名枠 とんでもなく高いボーダーです 年度によりブレは有りますが、大体駒場で9割前後 理二の生徒はこの枠に入る為、意図的に留年する方もいます 間違いなく理三を普通に受験した方が楽です そして、一般には知られていないですが、文1、文2、文3、理1からも医学部に進学出来ます ちなみに文1、文2、文3、理1全部合わせて3名です 何故こういうシステムが有るのか それは理三から医学部でなく別の学部に進学する方が何人かいるからです 欠員が出ますから 理学部に進学する場合が大半です 理三というのは必ずしも全員医師志望で入学しては来ません 「頂きを目指す」という考えの人が一定程度必ず存在します 加えて、数学、物理マニアの存在です 数学はフィールズ賞、物理はノーベル賞の存在も有ります 数学、物理は他科目と明確に異なり、麻薬的な魅力が有ります それに抗う事、殉ずる事と医学部を天秤に掛け、悩んだ挙げ句、理三→理学部数学科、物理学科に進学します 最初から理1に入れば良いのに(笑)と思いますけどね