新数学演習 言わずと知れた数学の受験用の教材としては最難を誇る本です 以下、新数学演習の本書の利用法についてより抜粋 本書の最大のテ−マは、平凡で自然な解法と、ある程度巧妙さを追求した解法との比較であって、大半の問題に対して、この2種類の解答を用意しました 平凡で自然な発想や手法で無理なく解決するなら、そういう解決法が理想的であるのは言うまでもありません そういう問題に対して、無理に工夫を凝らすのは愚かなことで、自然なものを自然に見つめる観点が数学では最も大切だと思います しかしながら、入試問題に限定して、どうしてもある程度の巧妙さを盛り込まないと、時間内に処理できないという問題も少なくはありません そして、そういう問題でこそ、決定的な差がつくわけですから、ただただ平凡に、というわけにはいかないのが現実です 第一、平凡さだけでは魅力がなく、面白味もありません 解答の過程で、面白味を感じることができるなら、そして、せっかく時間を使うなら、面白く勉強するのがよいのに決まっています さてここから私の考察(笑)言っている主張は間違いないですが、受験生の皆さんは数学だけを勉強している訳ではありません 英国理もやらないといけません しかも数学 医師の道に進む場合、殆ど何の役にも立ちません 物理と同じで、単に理3突破の道具に過ぎません かつ 数学を軸科目にすると、理3に落ちます 数学はブレが生じます どうしても 実力→得点力に必ずなるかというと断言は出来ません こんな博打の様な科目に必要以上にパワーを掛ける事は愚の骨頂 英語と理科で荒稼ぎし、数学、国語は半分程度でも総合300超えが正しい戦術 かつ 英語、化学、生物は臨床医になる場合、絶対得意でないとまずい科目です 別に新数学演習をやらなくても理3合格出来ます 青チャ―トやfocusgoldなどをしっかりやれば、東大2次でも易問や普通問題をしっかり完答すれば4完 80前後は十分可能 新数学演習の呪縛というか、やらないと理3合格出来ないというのは根拠薄弱な思い込み 無印、☆の解法だけをしっかりやり、★の解法は無視するなど、やるにしても工夫しましょう 東京出版、大数シリーズの致命的な点→解法があざやか過ぎて一般の受験生が思いつくのは至難の業 灘、筑駒の学年席次ひと桁、数学オリンピックメダリスト以外は絶対にムキになってはいけません 間違っても新数学演習を完全記憶するなどという発想はやめましょう あなたは数学者になりたいのか、医師になりたいのか?原点回帰すべきです