喜びを分かち合える
苦しい坂を登りきった時、今の坂きつかったよねぇ頑張ったよねぇ、ってお互いを称える。
遠くに富士山が見えたときに、見えたよぉって同じ時間を共有できる。
川から流れる水に手を浸した時の冷たさを一緒に感じる。
感覚、感情、時間を共有できるのが1番の楽しさかもしれませんね。
ドラフティングの効果
一緒に走る仲間をみつけて走り出すと気が付くことがあると思います。そう、風の抵抗です。
先頭にいるときと2番目、3番目にいるときで風の抵抗が違いませんか。これを「ドラフティング」といいます。自転車は風の抵抗を受けやすい乗り物で、これを小さくすることによって体力の消耗、スピード低下を抑えます。一人で走っている時は当然ひとりで風を受けることになりますが、複数で縦に一列になって走る(これをトレインといいます)と後列にいくほど風の抵抗が減り体力を温存できます。力が(体力が)強い人が先頭を走り、疲れる前に交代(これをローテーションといいます)をしして順番を代えていけば、ひとりではとても立ち向かえないほどのスピードで進んでいくことが出来るのです。
トレインの中にいるときの、なんとも言えない安心感はぜひ体験してもらいたいです。
トラブルが起きた時のこと
山の中を走っていて転倒、スマホの電波は通じない。こうなったらどうしますか?何が起きてもひとりで解決できるようにしておくのが嗜みですが、このような緊急事態の時、近くに仲間がいると、とっても心強いです。だからと言って、仲間に頼り切りになってはいけません。自分のために、仲間のために。「ONE FOR ALL、ALL FOR ONE」です。