昨日19日の朝の事。

水を飲もうとベッドから起き上がろうとすると、
強烈に頭がクラクラ(グラグラ)して座ることもできない。
息苦しさもあったので「これは心臓かな」と…薬を久しぶりに飲んでみた。
しばらく横になってると数分でいくらか楽になったので、再び水を飲もうと…
だクラクラ感が取れない。
時間は9時過ぎ…とりあえず、かかりつけの内科に電話してみた。
「具合が悪いんですけど、そちらに行きたくても車を運転する以前に起き上がれません」
「薬飲んだなら、もうちょっとだけ様子見て、それでも起きれないようなら救急車呼んで〇〇〇病院に診てもらってください」
 
…結局119番へ。
症状、既往症、名前、住所を伝えて…自分が意外と虫の息なことに気付いた。
「すぐ向かいますので部屋の鍵だけ開けといてください」
「あの~やっぱりサイレン鳴らしてきます?」
「当然ですっ」
鍵を開けるために起き上がってみた…
そのままフラフラ~っと倒れこみ…玄関まで匍匐前進。
あ、そういえば下着だけで寝てた。
横になりながら部屋干ししてあったシャツと靴下を引っ張って取り、
免許証やら部屋の鍵やら病院の紹介状のコピー(たまたま持ってた)をスーパーのマイバッグに詰め込んで…
ベッドに戻り、横になったまま服を着た。
ジャージを履いてシャツの片方の袖に手を通したところで救急車到着。
その場で血圧など測り、(部屋が少し片付いてる時で良かった)部屋から病院へ。
ホントに重たくてすみません。おまけに2階だし。
まだ少し息苦しいと言ったら酸素マスクをつけてくれた…だいぶ楽になった。
不整脈がひどかったらしい。
「最初タクシー呼ぼうと思ったんですけど、歩ける自信がなくて…」
「具合悪いときは無理しないで呼んでイイんですよ」
病院に到着してから、隊員さんたちに御礼を言おうと思ったが…もう姿はなく…。
検査の結果は心臓も脳にも異常はなく、一時的に不整脈が激しく起こったのが原因だろうという事だった。
 
しばらく休みたかったが、何しろ救急処置室。
続々と患者が運ばれてくるんだろうなと思い、
試しに起き上がってみたらフラフラ感がなかったので、これで帰ることにした。
「ん?そういえば靴履いてない」
マジックで「救急センター貸出禁止」と書かれたスリッパを借りてタクシーで帰宅。
部屋に戻って着替えようとしたら
心電図をとるときに付けたであろうモノが3つ貼ったままだった。
ちょうど明日、違う検査のために別の病院に行くけど
再利用できたり…いやいや、はずして捨てた。
 
スリッパは夜、車で返しに行った。
救急隊員の皆様、本当にありがとうございました。
養生します。