本日の介護ブログ『間違った利用者主体』

本人が嫌がることはしない。本人が嫌がることは勧めない。これを利用者の意思であり、その通りにすることが利用者主体と勘違いしていませんか?

例えば外出ですが『紅葉見学に行きませんか?』と誘って『寒いから行きたくない』『トイレが心配だから行かない』と利用者さんが言ったから…それを利用者さんの気持ちだと判断し、外出はしないと決めるのは本当に利用者主体なのでしょうか?

本当は行きたい…でも迷惑かけると嫌だから行けないという気持ちを受け止め、どうしたら安心して外出することが出来るのかを考えることや、声かけの仕方を工夫することが大切なんです。

利用者さんの心の中にある本当の思いを知らずに間違った利用者主体では、利用者さんの心からの笑顔は生まれません!