きれいな文字を書くために習字教室で
よく言われている言葉がありますよね。
漫画のタイトルにもなっていますwww。
それは
『とめはねっ!』
きれいな入筆にはじまり
のびやかな線
止めるところはきっちりと
跳ねるところ勢い良く。
この『とめはねっ!』という言葉、
実は撮影にも当てはまるんです。
一般的にカメラ操作が慣れていない人が
一番やってしまいがちな事のひとつに
ズームをいじりすぎてしまう事があります。
まず百聞は一見にしかず。
申し訳ないですが、サンプルとして↓
http://www.youtube.com/watch?v=mYNxHDqPY1A
なぜこのようになってしまったのか?
実は撮りたいものが定まらないまま
廻し始めてしまったからなんです。
降下する人を撮りたいのか?はたまた
こんなすごい壁を降りている事を見せたいのか?
主眼が定まらないままなので
見ている側も何を言いたいのか伝わってきません。
しかもズームの途中で止まったり動き始めたりで
まるでニュルニュルした習字のようで格好がつきません。
この場合、例えば
1:最初に前傾を収める(川面から滝へ振り込むとか
空から振り下ろすとか…)
2:降下が始まりそうになったらズームして
1組目の懸垂下降はタイト(狭い画)で収める
3:2組目をワイド(広い画)で収める
という感じで事前に撮影方法を考えておけば
いざ廻す段になっても慌てる事はないでしょう。
更にRECはしなくても良いので
それらの操作をリハーサルしておけば
本番もバッチリでしょう。
(プロでもリハはするのだからやっておいて当然でしょう)
お子さんの運動会とかのイベントなんて一発勝負
他人の子供でリハーサルを重ね、いざ本番!!
走る時間・コース情報(スタート・ゴール地点)など
事前取材もしておくと撮影時も安心ですね。
更にここで気づいた方もいるかもしれませんが
ズームインした時のブレの酷さ分かりましたか?
(この場合手持ち撮影というのもありますが…)
天体観測されている方なら、よく
ご理解されていると思いますが
遠くの対象物をファインダーに収めるのは
至難のワザなんです。
だから天体観測用の三脚には微動装置という
数㍉づつカメラの方向を変えるハンドルなどが
付いていたりもするのです。
しかも三脚にそえていても場所や三脚によっては
風やら何やらの振動でブレは伝わります。
(コンサートの撮影時でも観客がジャンプすると
画像が揺れる会場があります)
ズームインはあまり多用なさらず寄り画が
欲しい時は被写体に近寄る術を考えましょう。
当然、デジタルズームはOFFにしておくと良いでしょう。
(デジタルズームは警察の張り込みで定点観測するとき
ぐらいでしょうか?)
そして意外と難しいのが『止め』
RECのスタート、ストップ時はもちろん
ズームイン、アウト時など1拍の呼吸が欲しいのに
なかなかこれが出来ていない。
3秒で良いから、じっとしていてと云う素材が
ゴロゴロしていると編集点が取れず
イライラも募ります。
皆さんもズーム・パン・チルトをする際など
心の中でカウントダウンをして頭とお尻は
カッチリ画角を固定する事を心がけてみてください。
これだけで、
かなりのクオリティーアップを保障します。