2008.1.22.アメリカン・ギャングスター
一昨日、2/1公開の「アメリカン・ギャングスター」を観た★
前々から観たかっただけに結構楽しみ★
監督は『グラディエーター』の名匠、リドリー・スコット
そして『グラディエーター』でも主演したラッセル・クロウが相手刑事役
ギャングのボス役にオスカー取ったデンゼル・ワシントン
内容は、1970年代のニューヨークを舞台に実在した伝説のギャング
「フランク・ルーカス」の半生を描いたモノ。裏表の顔を使い分け、
誠実で家族思いの「表」の顔と平気で人を撃ち殺す非情のギャングのボス
の「裏」の顔をもつ「フランク・ルーカス」。
ボスの死後、運転手から麻薬王に上りつめた男の生き様と、それを追う
刑事の話を描いたモノ。
デンゼル・ワシントンもラッセル・クロウの演技もよかったケド
一番、ビックリだったのはラッセル・クロウのダブついた「腹」と
太った「顔」だった(笑)デンゼル・ワシントンは英雄や大統領などの
「イイモノ」系の役が多いイメージだったが、今回の麻薬王の役は
ナカナカだった。「いかにも!」って感じのギャングじゃなく、どこか
成り上がり者で小心な感じがすごく出ていて、観ていて「上手いなぁ~」と
思わされる場面も多々あったかな。
本編最後は何年か前にディカプリオが演った詐欺映画Catch me if you can
のような微妙な終わりかたも????って感じかな。
結論から言うと「2時間37分」の放映時間は長すぎ!
たしかにストーリを考えると、この尺は必要なのかもしれないケド
「スゲーよかった!」という感じではなく淡々とストーリーが進んでいく感じ。
「映画館で観るか?」と聞かれたら微妙な作品ではあったけど、
その場面、場面にマッチした音楽がカッコよかったかな。