質問 | かえるさんのいろいろ

かえるさんのいろいろ

2019年6月に離婚

13日の晩、旦那が帰ってきたら、

質問してやろうって思って、考えていた。


でも、なかなか言えないもんだ。


ドキドキして、

息が荒くなる。


私は何も言えず、

旦那はご飯を食べ終え、お風呂に入る。


私はこのドキドキをなんとかしたく、他のブログを見ていた。


旦那はお風呂からあがってくる。


私は無言でパソコンに向かっている。


少しして、私はパソコンの電源を落とした。


「寝るか。」


「うん。」


そして二人で寝室行く。



そのまま布団に入り、電気を消す。



私は息を整えて、話をし出す。


「怒ってるの?」


「怒ってないよ。」


旦那の声は穏やかだった。


「なんで?」


「機嫌悪そうに見えたから。」


「だって、何にも言わないし、何考えているかわからない。

 どうなの?」


「うまく言葉には表わせない。」


「ふーん。

 今日さ、データ確認したよ。」


「△月□日(娘ちゃんの生まれた日)の6時っていうのがあったんだけど。

 病院でそういうことしてたわけ?」


「覚えていない。」


「なんで覚えてないの?

 何気ない一日じゃないよね?

 

 ちなみに前日の夜7時半にそのフォルダできてるんだけど?

 たぶん夜ご飯食べに行った時だと思うんだけど。」


「・・・・」


「ほんと、自分の奥さんが苦しんでるそばで、

 よくそんなことができるよね。」


なんか、涙が出てきた・・・。


「・・・・」


「なんで機嫌悪そうに見えるのか、

 そうやってかえるさんに責められるって思ってたから・・・」


「・・・・」


「もう、わけわかんないよ。

 キレられるし、なんにも言わないし。

 キレたことは謝ったけど、それ以外は謝ってないよね?」



「・・・・・

 見られて、すごい恥ずかしいし、

 申し訳ないと思ってる。


 俺は、やっぱ、

 かえるさん、娘ちゃんが大切で・・・


 許してくれなんて思わない、

 けど、

 チャンスをくれないか・・・」


「・・・・」


「手、にぎっていい?」


私の布団の中に、旦那の手が入ってくる。

でも、私は握ったりしなかった。


「うぅぅ・・・」

涙ぐんでるみたい。



「ほんと、情けないよ。」


「ううぅ・・・」


「AVの人ならわかるよ、

 胸も大きし、体もきれいだし、

 私はもう勝てないもん。

 

 でもさ、素人の人とかってどうなん?

 制服着た子とかさ、いっぱいじゃん。」


「ふぇ~ん」

恥ずかしいらしい。



「もうさ、私はどうしていいかわからないよ。」



「この前のけんかでさ、

 休みの日も仕事のこと考えてるって、

 それで、そんなエロいの見てて、

 私なんていなくてもいいんじゃないの・・?」


「そんなことない!

 かえるさんがいないとさ・・」


「ご飯さえ作ってくれる人さえいれば

 私なんていてもいなくても同じじゃなかって思う。」


「そんなことはないって!・・・」




時間が少したった。


「もうないよね?

 隠してることとか。」


「ないよ、あれだけ・・」


「風俗とかないよね?」


「そんなの一回も行ったことない。

 女の人、かえるさん以外ほとんど知らないよ。」


「うん、わかってる。

 そういうの潔癖な感じだもん。」


「もうさ浮気とかされるよりはマシだって思うしかないよね・・」


「・・・・」


「ネット見てるとそういうの、ほんといっぱいあるからさ・・


 それよりは、家はまだマシだってさ・・」



それから私は一度お茶を飲みに行った。

二階へ戻り布団へ入る。

しばらくすると

旦那の寝息が聞こえてきた。

私もいつの間にか眠っていた。