ここはホテル。
ベットは2つあるから、それぞれで寝てて・・・
あれ?なんで私のところにゆいぽんがいるの?
「ゆい」
「・・・うぅ・・・」
「ゆーいー」
「うるさ・・・ねむ・・・・」
「えー」
珍しい。
珍しすぎてビックリしてる。
普段は私の方が起きられないのに、今日はめずらしく、ゆいぽんが起きない。
「ゆーーいーー起きてー返事してー」
ゆいぽんが私のお腹に巻きついてる、可愛い。
可愛いしか出てこない。ほんとに。可愛い。
私のベッドにいるってことは、いつの間にか私のところに来たって事だよね?
「わっ」
頭だけガバッと上げた。
・・・顔が見えないじゃん。
「起きてます」
「・・・はっきり返事するじゃん」
「寝てます」
「いや寝てるんかい」
可愛い。
甘えん坊なのかな今日は。
「ねえゆいぽん」
「・・・なに」
「今日は甘えたな気分なの?」
私の口角は上がっちゃってる。
なんてったって、滅多に現れない〝デレぽん〟だから。
もうずっと頭撫でちゃう。サラサラ。
「うるさ・・・」
「寂しくて私のベッドに来たの?」
「あっち戻る」
「や、ダメ」
おっと、茶化しすぎも良くないね。
この甘えたモードは私だけの特権だから。
ベッドから降りようとしたゆいぽんを引き止め、定位置に戻す。
「理佐のとこ、落ち着く」
そう言ってギュッとまたお腹に巻き付く。
「今日はもう帰るだけだから、ゆっくりしよ?」
今日は思いっきり甘やかしてあげよう。
普段私が甘やかしてもらってるんだもん、今日はゆいぽんのお気に召すままに。
「そうさせてもらう」
そういって、また2人は眠りに落ちた。
「待って!!!チェックアウトまであと15分しかないよ!!!!」
こうなるまで、あと4時間くらい。
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書いて欲しいCP、内容がありましたらぜひ教えてください。
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