被災地訪問(1日目): (気仙沼→)陸前高田→大船渡 | 「 “自分軸”をつくろう ♪ 」

被災地訪問(1日目): (気仙沼→)陸前高田→大船渡

<5/3(火)続き>

気仙沼を後にして向かったバスが向かった先は、ほぼ壊滅状態に
なってしまった陸前高田市。

$「 やっぱり幸せな毎日♪ 」-陸前高田3

$「 やっぱり幸せな毎日♪ 」-陸前高田2

$「 やっぱり幸せな毎日♪ 」-陸前高田5

「 やっぱり幸せな毎日♪ 」-陸前高田9

「 やっぱり幸せな毎日♪ 」-陸前高田10

「 やっぱり幸せな毎日♪ 」-陸前高田8


あまりの状態に、ただただ言葉を失い立ちすくんでしました。

そして、海辺近くに立ったとき、
磯の香りと共に、何かとてつもなく重い空気も吸い込み、
一瞬息ができなくなりました。

でも、、、

遠くから来た私が感じるこの重みより、きっとここに住んで
おられた方々が感じられるものというのは、想像に絶するもの
なのでしょう。。。

悲しくて、やるせなくて、つらくて、苦しくて、、、

そんな中でも、必死に生きていこうとされている方々のことを
思うと、本当に頭が下がります。




そして、陸前高田市の次は、大船渡市も訪れました。

まずは海岸沿いの住宅地に降り立ちました。

住宅地…と言っても、もはや残っているのは「基礎」の部分のみで
どのような街並みだったのかは、もはや知る由もない状態でした。

3F建てのマンションも、
漂流物が一番上の部屋の中にまで流れ込んでいました。

海から黒いうねりをあげたマンションよりも高い波が
間近に迫ってきたときの恐怖感を思うと足がすくみます。。。

「 やっぱり幸せな毎日♪ 」-大船渡1

「 やっぱり幸せな毎日♪ 」-大船渡5

「 やっぱり幸せな毎日♪ 」-大船渡3

「 やっぱり幸せな毎日♪ 」-大船渡2


その後、バスで高台にある大船渡市・本増寺まで行きました。
すると、その日はちょうどイベントが開催されていました。

奥州市出身のシンガー・ソングライター松本哲也さんや、
盛岡市の飲食店有志の方々が企画された「いわて三陸復興食堂」
が来ていたのでした。

「 やっぱり幸せな毎日♪ 」-大船渡6・本増寺・復興食堂

寺の境内では、子供たちがにぎやかな声を上げながら駆け回り、
大人たちは「復興食堂」の食事を食べながら時には笑い声を上げて
話していたり、ボランティアの方々によって提供されいた靴や洋服を
真剣に吟味しながら見てまわったり。

一見、イベントのためにお寺に集ったような雰囲気ではありましたが、
イベントが行われていた場所から下を見ると…

以前は商店街やいくつかのお店があったであろう海辺の街が、
波によってすべて流され、寒々とした街になっている光景が
見えるのでした。

「 やっぱり幸せな毎日♪ 」-大船渡7