うた [2021/11/20/更新] | ~初花凜々の春隣~

注意2014年頃に書いたブログを編集·追記してます。


松崎ナオさんとamazarashiの歌詞に、「うた」が出てくる曲が多いなと思ったので、リリース順のリストを作ってみました。それとこの先にリリースした曲に「うた」が出てくる曲があったら、それも追記していこうと思います。(amazarashiに関しては『うた』じゃないのも入れちゃってます。)



カラオケ松崎ナオ

 

- 風の唄-
『花びら』「哀しみが 騒いだら 心に 風の唄送るよ」

『かぜのうた』「痛い 痛すぎるよ 鼓動の1つ1つ 消えないで まだ何もしてない 思い届けて 叫ぶ うたう 空を微笑む」

 

- 正直な人-
『哀しみが止まらない』「伝えられない伝えられない だから歌おう 目を閉じ聴いて青い心を 今は歌おう」

『天使の悲鳴』「今のボクに何が歌えるの? 壊れなくて何ができるの? 果ての果てに何があるっていうの?」

『あなたに向かって』「調子はずれのうたうたってたら 夜が燃えてて 朝になっていた」

『ゼロ』「幸せも哀しみも 抱き寄せ空に向かってた あなたの後ろ姿 優しい鼻歌 残ったままのぬくもりが呻いているの」

『How to be A Sun』「あの好きな歌のように生きられないボクはここにいて。」

 

- 鳥が飛ぶ意識 -
『鳥が飛ぶ意識』「忘れてしまっても この歌の中で あなたは生きてる 高く 高く 降り注げ」

 

- 虹盤 -
『パピコ』「変わってしまうものと 変わらずにいる景色 歌をうたっていたい 誰のためうたえばいいの」

『花魁』「我咲き迷い散る蘭 花の命紅に変えては それでもあなたの声を 聞いていたいから 愛の詩 呟いた」

 

『passin' away』「青空の中にいる気分教えて ボクはカンタンなコトバでうたにして送るね」

 

- flor trem -

『Flower Children』「見上げた空はまだ 青いから 夜のうたをうたおう 今日の夜のうたを La La La La. . .」
「ボクの声とあなたの歌が重なれば 飾っていた花はいっせいに舞う」

 

- Flower Source -

『hello, goodbye』「もしも 君が ボクより先にいなくなっても 歌ってあげる I say hello, I say goodbye」

『川べりの家』「歌は水に溶けてゆき そこだけ水色」

 

『木のうた』「小さい頃に歌ったうたと 木々のざわめきが 重なる所 それになりたい」

『赤ランプ』「赤ランプは音もなく支配する ある特殊構成の空では歌になる」

『愛のキャベツ』「キャベツ畑に夕日が降る キャベツより大きな夕日が降る 緑がオレンジ色のうた 土に沈んで見続ける」

 

『真夏の雪』「間に見えるは八千代の歌数」

『風鈴ヶ丘』「風の向くまま 歌っていても 形が分からない」

『混沌』「ああそれまでは 何を歌おう 生きてくために ただいきていよう」

 

- 川べりの家 -
『空の主張』「風の歌が 聞こえなくなった 近くの大きな公園が死んだ」

 

- 気持ちバタフライ -
『空の部屋』「窓からの風 祈る歌声」

 

- そんな印象ガール -
『ただ残るイメージ』「数々のイメージ 数々のバランス 数々のうたの中に ぼくはただ ほんの少しのぼくを 残したいだけだと 気付いたんだ」

『こう思う』「ぼくの歩調に合う 君に届くうたを 口ずさみ想うよ 君のこと想うよ」


- 賞 -

『桃からはじまる音楽もある』「小さな小さな世界から 小さなうたが生まれた I'm just walkin' for life」

『生まれたての水』「ぼくが風をうたう意味はあるの? あるの」

『ひとつのうた』「これはひとつのうた たったひとつのうた くずれることのない たったひとつのうた」

 

- (鹿の一族) -

『先人の教え』「いつでも目指してる あの夏の蝉のうた」

『秘密の名前』「梅雨の嘆く歌声」

『筍と鹿の国』「青々と茂る 竹藪の間 幻を見たの 春のうたを聞いたから」

『あまい』「元気だけのうた まるであまい」


- 清く、ただしく -

『清く、ただしく』「曖昧な歌を口ずさんで走る この先に何がなくとも」 



 

カラオケamazarashi

『積み木』「さようなら さようなら くだらない感傷を捨てて  しっかり歩けるか わからないんだけど  それでも全てを 上手く歌いたいと願う」


『東京』「冷め冷めと笑う東京の 影に立って歌ったら  あなたには見えないものが 僕らには見えてきたよ」


『闇の中~ゆきてかへらぬ~』「言い訳みたいな歌が 海に還るまで」

 

- 0.6 -

『つじつま合わせに生まれた僕等』「喜怒哀楽をカテゴライズ 人に合わせて歌が出来て 悲しい時はこの歌を 寂しい奴はあの歌を」

- 爆弾の作り方 -

『爆弾の作り方』「歌にしたって誰も聴かないし いまだに金にもならねぇし」

『隅田川』「古い歌口ずさむたび それと見紛う面影を見る」

『カルマ』「優しいラブソングをBGMに ラジオのパーソナリティーが言う」

 

- ワンルーム叙事詩 -
『ポルノ映画の看板の下で』「生きてくのが面倒なら 死んじまうのも面倒だ 曲を作るのも面倒だ 世界中みんな面倒だ」

 

- アノミー -

『アノミー』「愛って単純な物なんです なんて歌ってる馬鹿はどいつだ アノミー アノミー そんなら そのあばずれな愛で 68億の罪も抱いてよ アノミー アノミー」
「愛って複雑な物なんです なんて歌ってる馬鹿は私だ アノミー アノミー そんなら この神経過敏な愛で 救えた命はあったか? アノミー アノミー 救ってよ」

 

『さくら』「僕は 歌う 歌う 歌う」

『理想の花』「何も憎まず 心に歌を 多くは望まず 心に歌を」

『ピアノ泥棒』「このピアノを聴いて どうだ僕の取って置きの 自慢のクラシックバラード 流れ出すのは 馬鹿な男のメロディー 執行猶予付きの ろくでなし賛歌」

 

『おもろうてやがて悲しき東口』「浮浪者が口ずさむ名も無き歌は 不穏な流れ弾みたいに キャバクラの女が乗ったタクシーに下敷きの社会性に命中」

 

- 千年幸福論 -
『遺書』「理想も夢想も綯い交ぜの 独りよがりの詩歌には」

『14歳』「生きたくないけど生き残った 彼女は今日も空っぽだから 今すぐ何かを伝えなくちゃ それなら僕は歌を歌うよ 夢とかないけど歌ってみた 結局全部ゴミ屑だから 今すぐ何かを遺さなくちゃ それなら僕は歌を歌うよ 好きな歌を歌う 好きな歌を歌う 好きな歌を歌う」

『未来づくり』「時が過ぎる事は怖くない 明日はきっと素晴らしい これはそんな歌」

 

- ラブソング -
『ラブソング』「夢すら持てない人が 居るのは確かだ それを歌にしては駄目か? それを無視するのが歌か?」

「シグナルとシグナレス 始発電車 自殺 唄うたいと商業主義 愛こそ全て 信じ給え」

『ハレルヤ』「僕の好きなバンドのCDが「退屈だ」と歌う」

『カラス』「僕はと言えば 交互に足踏み 未だ繰り返す それだけの日々には唄を すべからく」

『ハルルソラ』「晴るる空 ルララ 僕らが歌歌えば 描き直すには大きすぎる 青空が今日も綺麗です」

 

- ねえママ あなたの言うとおり -
『風に流離い』「ってのは建前 認められたい が目的のしがない唄うたい」
「他人ではなく 面目じゃなく 自分の為に今は歌いたい」

『春待ち』「やおらに 描く歌詞 価値なし 春待ち」


『ミサイル』「年3万人の自殺者の切迫した動機のそれぞれを 食い物にする唄うたいとワイドショーの明確な類似性を」

 

- あんたへ -

『匿名希望』「「ゴミみたいな歌ばかり作って あいつはもう枯れてしまった」 散々文句ばかり言いやがる あれはかつての僕自身だった」

『終わりで始まり』「部屋の中で死にそうな 顔をしていた僕も 今じゃこんな歌も歌えるようになった」
「「ありがとう」とか「愛しています」とか 分からないけど歌っていたい 信じてくれたあなたは正しかったと 言い張る為に歌っていたい」

あの時伸ばし続けたこの腕で 大きくギターかき鳴らして

あの時何も言えなかった口で 下手くそな歌を 叫んで

 

- 夕日信仰ヒガシズム -

『スターライト』「オリオンの右肩で歌う 歌う 鷲は紅い目玉」

『夜の一部始終』「慕情は夜に 憎しみも夜に 後悔も夜に 煩雑に作られて おんなじように言葉も歌も 夜に作られて」

『雨男』「孤独と歩む創作の日々は ぬかるんだ道で途方に暮れた 迷子が泣き叫ぶ声にも似た 「愚にもつかない弱虫の賛歌」」

『後期衝動』「ノルマ、売り上げ、数字じゃなくて 僕は言葉で会話がしたいよ 理想論、嘲笑うのは誰だ 歌手は理想を歌うのが常だ いいからお前さっさと歌えよ 一体全体、誰だお前は?」

『ヨクト』「夢は必ず叶うから って夢を叶えた人達が 臆面もなく歌うから 僕らの居場所はなくなった」

『生活感』「僕の歌にしつこい汚れ 僕の歌にしつこい汚れ 僕の歌にしつこい汚れ 喜びの歌に 歌に」

『ひろ』「だから僕はこんな歌を歌わなくちゃいけないんだよ」「僕は歌うよ 変わらずに19歳のまま」


- 季節は次々死んでいく -

『季節は次々死んでいく』「雨に歌えば 雲は割れるか 賑やかな夏の干涸びた命だ」
「拝啓 今は亡き過去を想う 望郷の詩 最低な日々が 最悪な夢が 始まりだったと思えば 随分遠くだ どうせ花は散り 輪廻の輪に還る命 苦悩にまみれて 嘆き悲しみ それでも途絶えぬ歌に 陽は射さずとも」

『自虐家のアリー』「自虐家のアリー 波の随に 歌って 被虐者の愛 波の随に 願った 抱きしめられたくて 嘘ついたあの日を 今でもずっと悔やんでる」

 

- スピードと摩擦 -

『スピードと摩擦』「夏の庭に犬の骨 死屍累々の日付 それを踏んづけて明日へ 気管支炎の音符で 血を吐くまでは歌え 放射状 北の山背 そこに咲いた花でさえ 冒涜は許されて」

 

『名前』「音楽を始めてからは "バンドマン"と呼ばれたけど 高校卒業した途端 "フリーター"ってどうなのさ」

 

- 世界収束二一一六 -
『タクシードライバー』「タクシードライバー 世情を憂いて 溜め息で曇る生活に流行歌」

『ライフイズビューティフル』「歌うのが好きな少年だった だけどそれを誰にもいえない気弱な子だった」
「わいは今も歌っているんだ 暗い歌ばかり歌いやがってと人は言うが ぜってぇまけねぇって 気持ちだけで 今まで ここまで やってきたんだ」
「歌う場所はどこでもいいぜ 歌う歌がわいの歌なら 悔し涙振りほどいて叫んだ歌 大事なものは二度と離さないよ」

『しらふ』「未だ歌手としては無名 ぼろぼろになるまで働いて食う飯はうめえ」
「昨日出来たはずの世紀の名曲は 掃いて捨てる程ある駄作にも埋もれる駄作だ」
「妥協でされるがままの搾取 汗と酒で潤す さながらヨイトマケの唄か山谷ブルース」

「痛み真っ向から食らい歌う酩酊いらずで 青年は詩を書く 離れた陰気な群れ」

『エンディングテーマ』「僕が死んだら 流れ出すエンドロール あと18小節のエンディングテーマ」

『花は誰かの死体に咲く』「虚しさに生きてその最中に笑えよ さよならは一瞬だその最中に歌えよ 朽ちる命抱きしめて泣きじゃくる晩は 踏みしめてる土に祈れ生命賛歌」

- 虚無病 -

『明日には大人になる君へ』「金品目的の窃盗犯は 私の書いた詩の一行だって盗めやしない 私はそれを尊厳と呼ぶ」

『メーデーメーデー』「謀反にするどく研ぐ段平 泣きじゃくりの賛美歌 己を忘却してはいないか? 中古本屋で百円均一のハイデガー」

- 命にふさわしい -
『命にふさわしい』「身の程知らずと ののしった奴らの 身の程知らなさを 散々歌うのだ」

 

『数え歌』「二つ 再び信ずるとて うだつあがらぬ詩にぶら下がり」

 

- 空に歌えば -
『空に歌えば』「空に歌えば 後悔も連れ立って」

『たられば』「もしも僕がミュージシャンだったなら 言葉にならない言葉を紡ぐ 誰も聞いた事無い旋律で そんな事考えていたっけな」

 

- 地方都市のメメント・モリ -
『ワールドプロセッサ』「歌うなと言われた歌を歌う 話すなと言われた言葉を叫ぶ」
「歌うなと言われた歌を歌う 目が眩む」

『空洞空洞』「空っぽな奴ほど詩を書きたがる ほんとそうだよな ほんとそうだよな」
「送電鉄塔 原っぱで口ずさもう 夢にあふれた歌 夢にあふれた歌」
「離れるものを留める術それすら持たない僕らは 泣き言ばっかを歌う 最近街でよく流れる流行歌」

- リビングデッド -
『リビングデッド』「後悔も弱さも涙も 声高に叫べば歌になった 涙枯れぬ人らよ歌え

「女々しさも罪も不名誉も 一人懺悔したら歌になった 許されざる人らよ歌え」

「劣等感も自己嫌悪も 底まで沈めたら歌になった 死に切れぬ人らよ歌え」


- さよならごっこ -

『それを言葉という』「ただ静かに唸る波に揺さぶられて 喉が千切れる位に後悔の歌を叫んだのです   苦し紛れの声 苦渋の歌声 稲妻と響け 無理だと言われた距離を越えてみせろ」

「僕が歌を歌って得る安心と あの娘が自傷行為して得る安心の そもそもの違いが分からない」

「苦悩の果ての果て 惨めなうめき声 ここでこそ歌え 抜け殻になった命こそ鳴らせ」


- ボイコット -

『抒情死』「徐々に蝕まれる暮らしの抒情詩 ああ詠い続けて」


『死んでるみたいに眠ってる』「新しい歌を歌いたい ラジカセで聴いたフォーエバーヤング」


『未来になれなかったあの夜に』「「色々あったな」の 色々の一つ一つを  つまびらかにしたくて ペンを取ったわけですが」

「名誉ある潔い撤退より 泥にまみれ無様な前進を  尻尾を振る称賛の歌より 革命の最中響く怒号を」

「孤独な奴らが夜の淵で もがき苦しみ明日も諦めて  そんな夜達に「ざまあみろ」って 今こそ僕が歌ってやるんだ」


『そういう人になりたいぜ』「~ そんな歌を歌ってしまう僕を見ても 君は笑ってるぜ そうだその笑顔を好きになったんだ」


- 令和二年、雨天決行 -

『令和二年』「君の鼻歌 今日ばかりは この町のBGMみたい 頼りなさげなマスク越し」

「焦りと暇を持て遊ぶ歌 物理的でないからこそ痛む」

「優しくすることもできる 傷つけることもできる 武器にも薬にもなるなら 僕はどちらを選ぶだろう」


『世界の解像度』「壊れた世界泣きついて 頭いかれても歌うぜ」


『太陽の羽化』「季節ならさっき出て行った  つまらない歌を置いてった」


『曇天』「日照不足、長雨の令和二年、夏のわだかまり 綴る歌詞にも何故か湿っぽさが間借り」

「人気投票はいいが無視されてる下位の感情  だから頷けない、売れたもん勝ちって価値観」

「分からない奴は分からないままでいい 分かるべき奴だけが気付くテレパシーで作詩してる作品」

「今日も鳴らすか 取るに足らない音楽と言葉を 今のところは一人で 祈りを没頭に結わえて」

「疑いそうになる自分を保つのは 結局は創作 たかが凡作 されど音楽」

「忘れない為に書き殴る今日の出来事 エンドロールまだ来ない悪夢ならペンをとろう」


- 境界線 -

『鴉と白鳥』「声が酷くしゃがれてしまったのは 憎たらしい人生を 夜通し罵り続けたから」

「声が酷く耳障りなのは 憎たらしい人生を 未だに罵り続けるから」