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5月3日
気仙沼 階上地区に物資を届けに行ってきました。
今回は避難所として使用されている階上公民館代表の藤田さんと密に連絡を取らさせて頂く事で物資にするものを選び、この企画で集まった義援金から40万円程使わせて頂きました。
その詳細はまた御報告させて頂きます。
ありがとうございました。
3月11日からもう一月半以上が過ぎました。
報道の数も減り、目にする画には慣れ、自分の周りにある現実から切り離した絵空事になってきています。
私はそうです。
今回同行した3人もみんな同じ。
きっと。
四方を被災現場で囲まれたど真ん中に立ってみて
見慣れてしまった写真からほとんどの “本当” が伝わっていなかった事を痛切に感じるのです。
とんでもなく重い空気。 漂う鼻を突く異臭。 土から沸き立ち空に拡散していく絶望感。
本当に本当に月並みな言葉ですが、一つのその言葉が体中をゾワゾワと這いずり回ります。
『無力』
それが本当です。
今回は写真を撮ってきました。
この企画の先はここだという事をお知らせしたいと考えて。
もちろん許可は得ました。
代表の藤田さんは一番被害の酷かった場所に私たちを連れて行ってくれ、その日何があったのか、どんな恐怖がどんな様相でどの方向からどんな規模で、大きさでやって来たのか、事細かに話してくれました。
それが少しでも伝わってくれればと思います。
最後に一つ
今回避難所の階上公民館と私達の架け橋になって頂いた 関 地福寺の和尚
ありがとうございました。
地福寺の和尚
あなたの逞しい言葉、声、一人瓦礫の山の上に立ち黙々と片付ける手を動かす姿。
私には一番印象的に心に焼き付きました。
『大丈夫だ』
そう僅かながらも感じる事ができて良かった。
一番上の写真に小さく白い塔が見えます。
津波はあの高さより高かったそうです。
それが第1波、第2波、第3波と違う方向から押し寄せ、写真を撮っている位置辺りでぶつかり、三角波を立てたそうです。
瓦礫の平野になったこの地には約100世帯もの民家がありました。
高校の校舎が写っていますが4階の壁が壊れているのがわかりますか?
ここまで、この高さまでの津波が押し寄せてきたという事です。
屋上に上り命を取り留めた者も多くいたそうです。
一気に黒い壁が押し寄せ、その100キロを超えるスピードそのままに、一気に何もかもをさらい海は引いていったそうです。
津波を想定して作られていた第1、第2避難所は飲み込まれてしまったそうです。
避難して安堵に胸を撫で下ろした50人がそのまま消えてしまったと。
今もこの集落に住んでいた半数の人が行方不明です。
ど真ん中でどうしようもなく視線を投げていると、先に虹色の雲が現れました。
どうやら“彩雲”というようです。
現れた時は不吉だと言って、もしかしたら大きな地震の来る前兆なのでは・・・
そんな言葉が飛び交っていましたが、その後特に何も起こりませんでした。
東京に帰ってきて調べてみると
『西方極楽浄土から阿弥陀如来が菩薩を随えて、五色の雲に載ってやってくる来迎図などにも描かれており、瑞相の一つとして知られる。』
とあり
阿弥陀如来を調べると
『西方極楽浄土の教主』とありました。
仏教の事を何も知らない私にとってそれが何かは正直わかりません。
しかし書いてあった言葉だけを追いかければ、きっと悪くない。
それが本当なら素晴らしい物を目にしたという事でしょう。