賑やかな仲間達の中、私だけが憂鬱だった。
いつもなら、一緒に騒いでるはずだろうに。
このバスはどこへ向かっているのだろう。
なぜ私はこのバスに乗っているのだろう。
その人は、それほど離れてはいなかった。
話かけるタイミングが掴めず苛々する私。
ゴメンナサイ。
イチバン苦手。
あ、あのさ。
そういえば。
このまえは。
きっかけの言葉が溢れそうになっては押し留めた。
どうしても躊躇してしまう自分にウンザリだった。
いっそ泣き出したい。
いや、それは出来ない。
そんな姿見られたくない。
結局イチバン大事なのは自分だけなのか。
バスが、駅前のロータリーに入り停まった。
ロータリーの真ん中に何かが山と積まれ、その上に白い大きな布が被せてあった。
バスを降りると土砂降りだった。
皆が白い布目指して駆け出した。
何人かが布を持ち上げると、可愛いラッピングのされた包みが崩れ落ちた。
直感で、バレンタインのチョコレートだと思った。
皆がずぶ濡れで、一斉に笑顔になり、歓声が上がった。
その中で、決心した私が「あ、あのさ…」と声を出した瞬間…
「仕事」という名前のアラームが耳元で鳴り、目が覚めた![]()
開口一番「もう少しで謝れたのに」と、人から見たら寝ぼけてると言われるだろう一言を発した朝![]()
傘を持って行け。という暗示だったことには、今なら気付くんですが…![]()
でもこれを書いてる今は…すでに濡れて帰りお風呂入った後という…![]()
夢の中の感情をこんなに鮮明に覚えているのだから、眠ったような気持ちが余りないのも当然だと思います![]()
誰か、熟睡を私にください…バレンタインまで待てません![]()











横からパシャリです
















