エントリー番号順に、当日感じたことを書きとめておきます。

■成立学園

地区大会を8位通過していましたので、注目していました。

中盤のバスケットトス3基が、「しなやか」、「キレ良し」、「豪快」、の3つの違う方向のベクトルでの良さを際立出せていてよかったです。

終盤のバードをからめた部分も、展開がスピーディで、ひきこまれました。

序盤のパートナースタンツのところで1基崩すミスがありましたが、他は堂々とした演技で、192.5点。

11位通過で、決勝に進みました。

■箕面自由

地区大会を3位通過と、珍しく控えめな成績でJAPANカップに登場しました。

最初の見せ場は、最近のベアーズの十八番の、地上でヒールストレッチをした状態から後転してエクステンションヒールストレッチにもっていく技。これを3基。

安心して見ていられます。

また、この技を何度も拝見して、こちらの目も慣れてきたので、何が起こっているかも理解でき、余裕ができた分、美しさも堪能できるようになってきました。

そして、そのあと、両足をそろえてから、ダブルでロールする技は、ヒラヒラと舞ってとてもきれいでした。時間差もついていました。

トップが4基になり、ヒールストレッチのあとは、ヒルヒルかと思いきや、スイッチしてスケール。

綺麗ですし、ユニークさも高いですね。

ただ、私としてはどうしてもヒルヒルを期待してしまうので、直球ど真ん中を待っていたバッターに、ドロンとした大きなカープが来たようなもので、ちょっと泳がされる感じはありました。

なお、前のブログで、箕面自由学園中のところで、ヒール→アラベスクのスイッチのことを書いたときに、箕面自由学園高についても同じ技のように書いてしまいましたが、高校のほうはアラベスクでなくスケールでした。お詫びして訂正させていただきます。

さて、演技のほうですが、その後は、高難度のアピールタイム。

ダブルアップ3本のあとは、真ん中でトップを入れ替えてさらにダブルアップ。

ダブル跳べる選手が4人いるよとアピールする、あれ、ですね。

ダブルトータッチ1-1-1×2基のあとは、センターで、1.5ツイストのトータッチ1-1-1。

2-2-1でなくて1-1-1というのが凄いし、フルでなくて1.5であるというのもすごいのですが、あまり足を開かず、手も足の角度にあわせるような感じで、豪快というより、滑らかで可愛らしく、チャーミングな感じさえしました。ここ、ちょっと好きでした。

そして、箕面自由のダンスは、いつも好きです。

足の動きが高速だし、特に今回は、前列の選手が床にぺちゃっと座るところの切れ味なんか、素晴らしかったですよね。

そして、拾い上げ1.25ツイスト1-1-1×2基。

これも、ベアーズの十八番技。シャープに決まって、ベアーズらしさが引き立ちました。

最後の大きな見せ場は、2-2-1のトップが、そのまま飛び上がって、いきなり2回転ロールするというもの。

今までで見た中で、一番綺麗に決まっていたと思います。

そして、ここから両側フルアップで2-2-3にもっていくのですが、飛び乗った2人がセンターの1人にぴったり吸い付くように一瞬で体を寄せたので、実にしまりの良いエンディングになりました。

ノーミスの演技で、258.5点。

ノーミスですので、260点はいっただろうと思いましたので、なぜかと考えましたが、難度にまだ上積みの余地があるということなのかもしれないと思いました。唯一、素人目で推測できることとしては、スイッチ技の難度が、例年に比べると少し低かったのかもしれません。今までは、ダブルのスイッチがあったり、ヒルヒル4基を行った上で、さらに別の場面で特殊なスイッチを披露していたりした年もありましたので。

■広尾学園

地区予選通過は6位の成績でしたので、このチームも大注目。

また、それでなくても、このところ、ジワジワと着実に強くなっているチームですので、頼もしく思っているチームです。

1.5の2-2-1がぴったり決まって、幸先の良いスタート。

ヒルヒルは4基。

綺麗に決めていました。

トータッチ1-1-1×3基は、1基を落としてしまいましたが、足が真っすぐ綺麗に伸びていて、見栄えがよかったです。

コンパスを高速に開閉したようにピーンと真っすぐな足のシルエットが印象的で、鮮やかさがありました。

そして、ダンスが良かったですね。

音楽の「オオオ」という歌詞の部分では、後列の選手が両手で叫ぶ真似をして、続いて前列の選手も時間差でまた違うポーズの叫ぶ真似。

音楽にあわせたパフォーマンスで、手が込んでいました。何より、楽しいですよね。

ダンス後半では、両足の動かし方の表現がうまくて、同時性が高かったこともあって、脚線美の素晴らしさにうっとりしました。

タンブリングしてから乗る2-2-1は、前転の他にひねり1回もついていて、難度も高そうですし、何より意表をつく綺麗さがありました。

箕面自由の拾い上げ1.25回転と同じくらい、特別なものを見せて頂いた感がありました。

最後は両側トスアップでの2-2-3で、このあたりスピード感がMAXになったところでフィニッシュになった感じがして、盛り上がりました。

得点は、203.5点で、8位で決勝に進みました。


(つづく)