準決勝のうち、予選から勝ち上がったチーム(ノーシードチーム)について、印象に残ったことを書きとめておきます。シードチームについては、決勝のところでまとめて書きたいと思います。
★大阪産大付属
今日、観戦に出発する前に、ハリーさんの掲示板で「スイッチ」で検索し、予選でスイッチをやったチームを列挙してみました。
ヒットしたのは15チームですが、ほとんどはリバヒルでした。
ヒルヒルを実施したという記述があったのは2チームでした。
それが、女子聖学院と、この大阪産大付属です。
というわけで、演技前から注目していました。
ヒルヒルは1基でしたが、見事成功。
細かいところですが、大阪産大付属の演技で良いなと思ったことがありました。
ご存知のように、バク転やバク宙やタンブリングなどのシーンで、それを実施しない人は、「ごめんなさい」みたいに頭を低くして目立たないようにするのが普通です。
ところが、大阪産大付属の場合は、逆に両手をパァッと上げてアピールして、実施している人にエールを送る感じで盛り上げていました。
これ、なかなか良いな、と思いました。
準決勝の得点は、164.5点で、決勝進出まであと8点に迫っていました。
たった11人しかいない演技であることを考慮すると、かなりの高いレベルの演技だったものと思われました。
ちなみに、もう一方の女子聖学院ですが、予選では失敗したと書かれていたヒルヒル2基、準決勝ではしっかり決めてくれて嬉しくなりました。
なお、予選組みの中では、横浜女学院もヒルヒルをやっていて、こちらは豪華な4基バージョンでした。
★ 岡崎城西
タンブリングを最後に跳んだ選手の運動能力に注目しました。
そのあとで目で追うと、ミドルをやったりトップをやったり、いろんなことをやっていました。
これだけ活躍できると、チアが楽しくて仕方ないだろうなぁと思われました。
★ 恵泉女学園
準決勝のうち、予選通過組の部分で最も強く印象に残ったのが恵泉女学園でした。
とにかく「鮮やか」と感じました。
どう説明したら良いかわからないのですが、たとえば、静止画を撮ったとしたら素晴らしい出来栄えになりそうな、そんな美しい瞬間が数秒に1度くらいの頻度であるんですよね。
選手ひとりひとりのポーズが洗練されているし、ぴしっぴしっと、キメのポーズをしっかりとっているんだと思います。
体を大きく見せるコツもつかんでいるように思えました。
そして、ダンスがとても魅力的でした。
オリジナリティがあって、新鮮さを感じさせる動きやポーズ。
ダンスもスタンツ部分と同じく、ぴしっぴしっと、キメのポーズをしっかり取るポリシーが活かされていました。
そして、青マットの上、対角線上のフォーメーションになったときの振り付けが魅力的で、もう何度でも見たいと思いました。
技のほうは、いつも恵泉女学園が実施しているフルツイスト3つで作る4-4-3を今回も実施し、安定した出来栄えであることを見せてくれました。
予選では、序盤のリバヒル4基のところで落下があったようですが、準決勝と決勝は、ノーミス。
以前も書いたかもしれませんが、演技すればするほど安定してくるのは、このチームの特徴ですね。
準決勝は204.5点。
そのあとの決勝もほぼ同じ203.5点で、最終順位は5位になりました。
恵泉女学園の全国大会での成績を見てみると、2007年度に5位をとって以来、一時は30位以下になることもありましたが、9年ぶりに5位に戻ってきました。さらに時計の針を2年戻せば、2005年度の高校選手権の2位があります。それからさらに時計の針を7年戻すと、1998年度の高校選手権優勝が光っています。
このブログでも何度も書いていますが、チアリーディングチームがV字復活するという例は、過去にはほとんど見当たりません。
ぜひ、恵泉女学園にそれをやって欲しいと思っています。