★ 梅花女子
梅花女子のメンバーも、JAPANカップのメンバーとほぼ同じです。
世代交代の逆で、むしろ、4年生がひとり増えて9名になっていました。
その9名の中に、箕面自由から進学した強力4人組みが含まれており、この4名で全国大会を戦うのもこれが最後かと思うと、見ているこちらにも力が入ります。
いずれにしても、梅花女子も、優勝狙いモード全開と思われました。
そして、優勝すれば4年ぶりの全国優勝となりますので、ファンとしても「ここはぜひ」というところです。
まずは、準決勝。
はじまる前、こちらの胸も、けっこうドッキンドッキンしているのが自分でもわかりました。
派手なバスケットトス3基で演技がスタートします。
そして、例の稲妻落とし。成功!
どんどんこちらも引き込まれていきます。
さて、今日の演技の出来はどうなのか。
すごく気合が入っていて前向きに攻めているようにも見えるし、優勝という気持ちが強すぎて気負いすぎているようにも見える。。。
こちらの気持ちが正常でないので、どちらだか判断できないという、そんな状況で演技を見ていました。
ふっと我にかえったのは、バードのところです。
空中でキックしているように見えました。
これ、新しい技ですね。
キックが鋭くて、なかなか刺激的でした。
それに、1回見ただけでは、どうなっているのかがわからないところもイイです。
とにかく、オリジナリティのある技は大好きなので、見ているこちらも、どんどん乗ってきます。
ただ、2-2-3の両側をツイストして載せるところで、少し足が落ちていたように見えたところは気になりました。
そして最後の20秒くらい。
全載せできているのだけれど、なんとなくギリギリ感がつのってきて、余裕が無くなっているような気がしました。
最後から2番目くらいの技が、気のせいかやや不完全に見えました。
そして、最後のダブルアップのところで、ついに不成功となってしまいました。
この時点で、すでに文理大の準決勝演技がノーミスで終わっていましたので、優勝は苦しくなったかと思われました。
青マットから去っていく選手の方々を目で追いながら、演技構成を心の中でリピートしてみます。
まず、「あれっ」と思ったのは、ヒルヒルが無かったのではないかということです。
いくら思い返しても、ヒルヒル4基があった記憶がありません。
もしかしてヒルヒルを技として切らなければならないほど、何かうまくいかない状況があったのだろうかとも思いました。
そして、例のダブルツイストのバードも無かったことに気づきました。
私の考えでは、あれはJAPANカップでの高得点にかなり貢献していたはずで、それを埋めて余りある技は何だろうと考えました。
今回初公開のキック・バードですが、確かに良かったけれど、欲を言えば、同じ3-3の基のまま、両方連続で実施したらどうだったんだろうと思いました。
ダブルツイスト・バードは目白研心から行かれたトップ選手、今回のキック・バードは箕面自由から行かれたトップ選手の持ち技のようですので、連続で実施できるかなと思ったわけです。
しかし、技が盛りだくさんなので、何か増やせば何か減らさざるを得ず、最後に実施がギリギリ追いつくか追いつかないかくらいに切迫したことを考えあわせると、やはり両方は無理なのかなという考えに落ち着きました。
得点は、234.5点。
思ったより低い点でした。
もしかして、ラインオーバーがあったのかなくらいに考えていました。
しかし、準決勝の成績発表のとき、梅花女子の演技では、安全規則違反の減点がされていることが報告されました。
これは意外でした。
どこなのでしょうか?
演技を凝視していた私にも、どこだけ全くわかりませんでした。
どなたか、推測がつく方は、ぜひ教えていただければ有難く存じます。
さて、心配なのは、決勝に向けて、チームの方々に、もっと詳細な説明がされているのかということでした。
違反のポイントがどこだかわからないと、念のための演技内容変更などが必要かもしれず、そうなると益々苦しくなってしまうと心配しました。
さて、決勝です。
本来であれば、演技順が最後であるというのは梅花にとって最高の舞台となるはずでしたが、少し残念な形で決勝の演技を迎えたことになります。
しかし私は、「優勝は駄目としても、本年度最高の演技を見せていただければ!」という気持ちで選手の方々が青マットに乗るのを待ちました。
しかし、演技がはじまると、2-2-3で落下があったことをはじめ、複数のミスが出てしまったように記憶しています。
最後のほうにもミスがあったように思いますが、準決勝で不成功だった一番最後のダブルアップは、今回は見事に成功させ、2日間にわたる大会をきちんと締めくくることが出来たのは良かったと思いました。
終わってみれば、梅花女子大は Division 1 の5位。
1位~4位が全て男子を含むチームであることを考えると、梅花女子は女子チームの限界に挑んでいるチームとも言えるかもしれません。
10年とか20年の長い目で見れば、いずれは女子部門と男女混成部門は分離されると思いますが、望むらくは、そのときの分離の理由が「女子のナンバー1チームと男女混成のナンバー1チーム、どちらも素晴らしくて甲乙つけ難いので分離する」であって欲しいと思っています。
そのためには、梅花女子や大阪学院や桜美林や日本女子体育大などが常に優勝にからんでいることが重要だと考えています。