9月10日のNHK-BS1の番組を振り返っています。

今回の解説者は、例年とは違う方がつとめていらっしゃいました。

昨年のJAPANカップでは、審判委員長をされていた方です。

各チームの顧問の先生や監督さんへの事前の取材を十分にされており、充実の解説でした。

名電高校のところでは、「顧問の先生が卓球部出身」などと、豆知識の披露もありました。

豆知識と言えば、女子マラソンの名解説者、あの増田明美さん。

今回の解説も、豆知識満載のものとなるかと期待しましたが、後半はそれほどでもありませんでした。

以下、解説を拝聴してはじめて判明した事実を列挙していきます。

★ ベースの位置修正

9月6日のこのブログ(→ここです)で、ベースが位置を修正していることにふれました。

偶然なのかもしれませんが、驚いたことに、今回の放送で解説者が「ベースの位置修正」について、何度も何度も触れていました。

今回の大会では、例年以上に、ベースの位置修正テクニックが勝負を決めたということなのかもしれないなと考えています。

★ 箕面自由の例の技の名称

トップ選手がバク転でピラミッドの中に飛び込んでいき、ミドルがそのトップの足を拾い上げるようにして立たせる技です。しかもトップ選手は、拾い上げられているあいだにヒネリを入れます。

この技の名前がわからなくて困っていましたが、今回解説者さんから重大なヒントをいただきました。

解説者さんは、「おこし」とおっしゃっていました。

「おこし」と言えば、文理大がよくやるピラミッドの3層めをいったん後ろに倒してまた前に戻す技とか、あるいは、地上でピラミッドを作っておいて一気に立てる技ばかりが頭にありましたが、なるほど、これも「おこし」なんですね!

目から鱗とはこのことです!

箕面自由学園の例の技は、今後は、「フルツイストのバク転おこし」とか「1.25ひねりのバク転おこし」と呼ぶことにします。

★ 日体大の新技

後半にあった1.5の1-1-1のところですが、新技と指摘されていました。

当日は、トータッチかと思っていましたが、トータッチですと横から見て体を折るようにするはずです。それに対して、今回の技は、よく見ると、体はまっすぐで足だけΛのように開いていました。

丁度、バスケットトスのXアウトみたいな感じです。

開脚した瞬間に丁度正面を向くので、これが一瞬のキメポーズになっていて、良く見ると素晴らしい技です。

今回のBS1の放送があってはじめて理解できた新技でした。解説者の方に感謝です。

★ 逆シャチ

この解説者の方は、逆シャチのことをフラットバックと呼ぶ派閥のようでした。

「逆シャチ」か「フラットバック」かという疑問は、以前、このブログでも取り上げ(→ここです)、私としては逆シャチに軍配をあげたのですが、また考え直さないといけないのかもしれません。

当時、フラットバックとかflatbackで検索しても、ほとんどチア関係のページは出てこなかったのですが、今検索するとある程度はあるようです。

ちなみに、フラットバックというのは、「頭が上を向いて体が真っ直ぐで水平である」という広範囲に使える概念のようです。

このため、2層技についても使われているようです。というより、普通は2層なのかもしれません。

3層目にトップをあげて、しかもトップが片足を垂直に上げるあの派手な技をより特定するために、逆シャチと言ったほうが良いのかもしれないと考えています。

★ 2-2-3の両側のダブルツイスト

梅花女子大の技です。

2-2-3の両側をダブルであげる技です。

今回の大会で一番豪快だった技と言っても過言ではないほど鮮やかに決まっていた技です。

トップは飛び出すときに正面ではなくて若干斜め横を向いているので、このブログでは、1.75回転と言ったほうが良いと考えたときもありました。

また、切捨てで1.5回転と言ったほうが良いとしていたときもありました。

しかし、梅花女子大の場合、3層目で止まったときに、やや内側を向いているので、正味2回転と見ることもできるとも思っています。

そんなふうに迷っていたのですが、今回の解説者さんははっきりとダブル(2回転)とおっしゃっていましたね。

ちなみに、文理大も同じような技をやりますが、トップは完全に正面を向いてスタートするので、こちらは迷うことなくダブルです。

男性が投げ上げるので、そもそも投げ方自体が違う可能性もあります。

★ ダンスが得意

各チームがダンスでどのくらいの得点を得ているのかは、観客としては永久に謎であるわけですが、今回の解説で少しヒントらしきものをいただけた気がします。

箕面自由学園高校、帝京大学、梅花女子大について、「このチームはダンスが得意」とのコメントがありました。間違いなく、この3チームについては、ここ最近ダンスで高得点をゲットしているものと思われました。

(つづく)