チアリーディングJAPANカップの中学決勝まで勝ち進んだのは3チーム。

王者に君臨し続ける梅花中、復活の箕面自由中、初の決勝の横浜女学院中。

それぞれに明確なキャッチフレーズがあり、魅力ある決勝戦になりました。

ここに、ヒルヒル4基を実施して、しかも準決勝でノーミス演技を披露した目白研心中が入っていてば、さらに充実の決勝戦になったでしょうが、残念ながら決勝枠が3つしかないという事実に阻まれて入ることはできませんでした。

これだけハイレベルなので、決勝枠としてぜひ4枠欲しいと思いました。

ただ、計算してみると、やはり3枠が適正なのです。その根拠は、以下のようになります。

今回のJAPANカップの地区予選に出場したチーム数は、4部門あわせて(私が数えたところでは)226チーム。

それに対して、用意されている決勝枠は、4部門あわせて32枠。

226÷32=7.0625 となり、「7チームに1チームが決勝」という計算になります。

中学部門には21チームのエントリーがありましたので、21÷7=3 というわけで、決勝枠3は、まさに適正な数なのです。

★さて、最初に登場したのが横浜女学院中。

準決勝では、ひとつミスをしても、ノーミス&ヒルヒル4基を 2.0 点上回ったのですから、私が気付かなかった素晴らしい点がいくつかあるのだろうと、いつもより目を見開いて演技を拝見します。

選手の方々は、のびのびと動き回り、堂々とした演技です。

トップの方の瞬発力と柔軟性が高いのでしょう。トータッチが頻繁に出てきて、パンチの効いたポーズを何度も披露してくれます。

ダンスは青マットを広々と使った気持ちのよいもの。手の仕草が可愛いらしいし、フォーメーションチェンジや、選手のグループ化も多彩で、楽しめました。

きっと、ダンスの得点も高かったに違いありません。

終わってみれば、見事ノーミス。

中学の最初のチームは、BS1の放映での最初の演技となる可能性も高いのですが、初出場ながら見事にその責任を果たしました。

得点は、準決勝を13.5点も上回る206.5点でした。

梅花中と箕面自由学園中を上回ることはできず3位でしたが、堂々たる3位だったと思います。

準優勝を目指すための今後の課題は、ヒルヒルと、5基のエクステンションかなと思いました。

★次に登場したのが、箕面自由学園中。

ヒルヒルは3基。成功でした。

タンブリングの最後の2基にひねりが入っていて、しかも同時性が抜群。

そのあと、1基のキックダブルがあったのですが、他の選手が何もせず立ったまま暇そうに待っている時間が結構長くて、ちょっと時間が止まったような感じがしました。「あれっ?」と思ったので、もしかすると直前の演技変更があったのかもしれません。

フィニッシュでトップ2人が足を入れ替えるところは、その瞬間の手の仕草が可愛くて、結構ツボでした。

こちらも、ノーミス。

準決勝ではラインオーバーやミスがありましたが、完全に修正されており、17.0点アップの216.0点で準優勝しました。

★最後に登場したのが、梅花中。

こちらも、ヒルヒルは3基を成功。そのうち2基は特上クラスの出来栄えで特段に綺麗に決めました。

一番好きな技は、エレベータの位置のトップが立ったまま2回転ロールする技です。

本当に切れ味がよく、最高です。

準決勝の観戦記では、「これを2基くらいでやっていた」と書いてしまいましたが、時間差で3基やっていましたね。どうりで印象に残ったはずです。

そして、その大技が決まっても連続技は続き、またもや大技。

エレベータの位置から一瞬下げられて立ったまま投げられたトップは、トータッチ。普通はここで両足で立つのですが、エクステンションの位置に片足のみで立ちます。これが2基。

この技も大変刺激的。

この技にハーフツイストが入ると、梅花女子の稲妻落としになるのだと思います。

ただ、決勝では、ここでミスがありました。

横浜女学院中、箕面自由中がノーミスだっただけに、ノーミス3連発が達成できず、ここは残念なところでした。

5基のエクステンションスケールもありました。

前の2チームには、5基のパートナースタンツでのエクステンション技は無かったので、中学生には大変難しい技なのだと思います。

そのあとも、スピーディーな展開はとどまることをしらず、全力疾走のままエンディングまで来た印象でした。

得点は、220.5点。

準決勝よりも16.0点も落としてしまいましたが、総合点では大差をつけての優勝。

見ごたえのある中学部門でした。