チアリーディングJAPANカップの観戦記を書いています。
今日は、8/27(土)と8/28(日)に行われた、スモールグループスの女子部門を振り返ってみます。
少人数のスタンツを見せるこの競技、私がチアを見始めたときは、「パートナースタンツ」と呼ばれていましたが、その後「グループスタンツ」となり、さらにごく最近またまた名称変更があり、「スモールグループス」となりました。
確かに、現在のこの呼び名が一番ぴったりくるように思います。
まずは、土曜の準決勝です。
高校部門の1番手に出てきた千葉明徳Aが、いきなり目のさめるような素晴らしい演技を披露してくれました。
特に印象に残っているのが、スコーピオン→スコーピオンのスイッチです。
左を向いてスコーピオンをしたと思ったら、ひらりと宙に浮き、180度ターンして今度は右を向いてスコーピオン。
しかも、その「ひらり」の瞬間に逆足スコーピオンに移るところの仕草が可愛らしくて綺麗!
高難度であるだけでなく、表現としても心にぐっとくるものがありました。
スイッチは、その一箇所だけでなく、もう一箇所ありました。
I字→ヒールのスイッチです。
こちらも高難度です。
また、落ちたかと思ってヒヤリとすると、開脚のポーズで地面スレスレでベースにささえられているというスリリングな技も鮮やかに決まっていました。
そして、ノーミス。もちろん決勝進出です。
終始楽しませてもらえる素晴らしい演技でした。
高校部門エントリー番号7番は、箕面自由。
プログラムの写真が、とても可愛くて気に入りました。
まるで、新鮮なイチゴが5つ並んでいるみたいです!
演技のほうは、ヒールのまま後転で持ち上げられる技が印象的でした。
観客の人々は、この凄い技が、後の自由演技の Division 1 部門では3基同時に実施されて、さらに驚かされることになるのですが。
箕面自由もノーミスの演技で決勝進出を決めました。
大学部門のエントリー番号2番は、帝京大学。
このチームについては、当日のブログでも書きました。
昨年度の世界選手権代表4名に箕面自由から来た1年生を加えたチーム。
トップ選手の、ディスマウントのときの1回ひねり付き前転下りが、「くっ」という感じにアクセントがついていて、なんだか好きです。
もちろん決勝進出。
エントリー番号3番は、梅花女子B。
こちらも、プログラムの写真は選手の方々の表情バッチリで、しかも立体感もあり、名作の部類に入るものでした。
トップは昨年まで梅花高校のエーストップをつとめられていた方。
昨年の世界選手権のスモールグループで世界一に輝いた方。
待ちに待った梅花女子からのJAPANカップ出場です。
演技のほうは、期待どおりで見ごたえのあるものでした。
ただ、後半でちょっとグラグラしているように見えたところもありました。
大学生になれば体も大きくなりますので、さらにダイナミックに力強くみせる演技の見せ方に変わっていくものと思われ、現在はその過渡期なのかもしれないと思いました。梅花女子のパワフルなベース陣の能力と相まって、また新しい魅力を開拓してくれるのではないかと楽しみにしているところです。
そして、エントリー番号5番が、梅花女子A。
こちらのトップは、昨年の世界選手権の自由演技の代表選手。
なせばナールで、抜擢された高校1年生として紹介されていた選手ですね。
この選手も、早くも大学2年生。
バスケットトス、スイッチ、静止技など、どの技も立派にこなす、オールマイティー型のトップだと思います。
特に今回は、スイッチ技が4つも出てきて、目が釘付けの演技でした。
ヒールストレッチでの、靴やつま先の角度も元気さをアピールするような感じで活き活きと決まっていて良かったです。
梅花女子の2チームは、もちろん両チームとも決勝に進出しました。
ここまでが、準決勝です。
そして、日曜の決勝。
準決勝の得点の低い順に呼ばれるので、呼ばれた瞬間に準決勝の順位がわかります。
注目の千葉明徳Aは、なんと終わりから2番目に呼ばれました。
つまり、準決勝では2位だったわけです。
上に書いたように、帝京にはナショナルチーム選手が4名。
梅花女子Aと梅花女子Bにも、タイやベルリンの世界選手権に派遣された選手が、それぞれ2名づつ入っています。
そんな中での千葉明徳Aの2位とは驚きました。
青マットの上に登場する選手に拍手を送ります。
そして、演技がはじまった瞬間、「あっ」と声を出してしまいそうになることが起こってしまいました。
最初のバスケットトスが、実施できなかったのです。
私も沢山のチアリーディング演技を見てきていますので、自由演技でも、ごくたまにこのようなことが起こることは知っており、なぜこのような現象が起こるのかとずっと疑問に思っていたのですが、それが起こってしまいました。
バスケットトスの最初の手順として、トップはベースの組んだ手の上に飛び乗るわけですが、そこのところです。
多くのトップの方は、最初につま先で軽く跳んで、それで反動をつけて、2回目に強く踏み切ってベースの手の高さまであがるようです。
そのとき、後ろのスポッター(もしくはベース?)の選手は、両手でトップを持ち上げて上昇力をブーストするわけですが、その呼吸が合わなかったのかもしれません。
つまり、片方が1回目の軽い跳びと思っていたのに、もう一方の選手は2回目だと思っていたため、ちぐはぐになったなどです。
このあたり、これだけ優秀な選手陣なので、普段なら、普通にできるところだと思いますが、あまりにも凄いメンバーの中で2位となってしまい、しかも舞台はJAPANカップというわけで、緊張していたのかもしれないと思いました。
いずれにしても、バスケットトスができないとわかったとき、「何も、こんなときにそれが起こらなくても」と思いました。
「もう一度やり直しをすることが可能なら...」とも思いましたが、残念ながらそれは無理とわかっています。
しかし、千葉明徳の選手達はさすがで、前半こそ、やや表情を厳しくしていたようにも見えましたが、後半は活力もみなぎってきた感じで、準決勝に続いてまたもやノーミスの演技を見せてくれました。
ただ、プログラムの7ページのスモールグループス演技競技の演技内容の規定の2番目に書かれているように『本大会規定スタンツ「バスケット・トス」を演技中に最低2回以上実施すること』という決まりがあり、これに違反したため、減点されてしまいました。
家に帰ってから、ルールブックで演技内容違反を調べてみたところ、2点のマイナスでした。
これは、それほど大きくないんですね(自由演技の場合の演技内容違反は10点です)。
ただ、やはり1つの技が欠けてしまったのでは、目指していた高い得点は得られなかったものと思われます。優勝争いに加わる可能性まであっただけに、私も悔しくて仕方ありません。
結局、千葉明徳Aは、3位となりました。
他のチームがあれだけのオールスターなのですから、3位でも凄いですが。。。。。
優勝は、決勝でもノーミスを披露した梅花女子A。
そして、準優勝は、こちらもノーミスで梅花女子B。
戦前から、梅花女子のワンツーフィニッシュは予想されていたので、最後には予想どおりの結果になりましたが、他チームのレベルも高くて見ごたえもあり、さすがに選び抜かれたチームだけが出場できるJAPANカップのスモールグループス演技だと思いました。
今日は、8/27(土)と8/28(日)に行われた、スモールグループスの女子部門を振り返ってみます。
少人数のスタンツを見せるこの競技、私がチアを見始めたときは、「パートナースタンツ」と呼ばれていましたが、その後「グループスタンツ」となり、さらにごく最近またまた名称変更があり、「スモールグループス」となりました。
確かに、現在のこの呼び名が一番ぴったりくるように思います。
まずは、土曜の準決勝です。
高校部門の1番手に出てきた千葉明徳Aが、いきなり目のさめるような素晴らしい演技を披露してくれました。
特に印象に残っているのが、スコーピオン→スコーピオンのスイッチです。
左を向いてスコーピオンをしたと思ったら、ひらりと宙に浮き、180度ターンして今度は右を向いてスコーピオン。
しかも、その「ひらり」の瞬間に逆足スコーピオンに移るところの仕草が可愛らしくて綺麗!
高難度であるだけでなく、表現としても心にぐっとくるものがありました。
スイッチは、その一箇所だけでなく、もう一箇所ありました。
I字→ヒールのスイッチです。
こちらも高難度です。
また、落ちたかと思ってヒヤリとすると、開脚のポーズで地面スレスレでベースにささえられているというスリリングな技も鮮やかに決まっていました。
そして、ノーミス。もちろん決勝進出です。
終始楽しませてもらえる素晴らしい演技でした。
高校部門エントリー番号7番は、箕面自由。
プログラムの写真が、とても可愛くて気に入りました。
まるで、新鮮なイチゴが5つ並んでいるみたいです!
演技のほうは、ヒールのまま後転で持ち上げられる技が印象的でした。
観客の人々は、この凄い技が、後の自由演技の Division 1 部門では3基同時に実施されて、さらに驚かされることになるのですが。
箕面自由もノーミスの演技で決勝進出を決めました。
大学部門のエントリー番号2番は、帝京大学。
このチームについては、当日のブログでも書きました。
昨年度の世界選手権代表4名に箕面自由から来た1年生を加えたチーム。
トップ選手の、ディスマウントのときの1回ひねり付き前転下りが、「くっ」という感じにアクセントがついていて、なんだか好きです。
もちろん決勝進出。
エントリー番号3番は、梅花女子B。
こちらも、プログラムの写真は選手の方々の表情バッチリで、しかも立体感もあり、名作の部類に入るものでした。
トップは昨年まで梅花高校のエーストップをつとめられていた方。
昨年の世界選手権のスモールグループで世界一に輝いた方。
待ちに待った梅花女子からのJAPANカップ出場です。
演技のほうは、期待どおりで見ごたえのあるものでした。
ただ、後半でちょっとグラグラしているように見えたところもありました。
大学生になれば体も大きくなりますので、さらにダイナミックに力強くみせる演技の見せ方に変わっていくものと思われ、現在はその過渡期なのかもしれないと思いました。梅花女子のパワフルなベース陣の能力と相まって、また新しい魅力を開拓してくれるのではないかと楽しみにしているところです。
そして、エントリー番号5番が、梅花女子A。
こちらのトップは、昨年の世界選手権の自由演技の代表選手。
なせばナールで、抜擢された高校1年生として紹介されていた選手ですね。
この選手も、早くも大学2年生。
バスケットトス、スイッチ、静止技など、どの技も立派にこなす、オールマイティー型のトップだと思います。
特に今回は、スイッチ技が4つも出てきて、目が釘付けの演技でした。
ヒールストレッチでの、靴やつま先の角度も元気さをアピールするような感じで活き活きと決まっていて良かったです。
梅花女子の2チームは、もちろん両チームとも決勝に進出しました。
ここまでが、準決勝です。
そして、日曜の決勝。
準決勝の得点の低い順に呼ばれるので、呼ばれた瞬間に準決勝の順位がわかります。
注目の千葉明徳Aは、なんと終わりから2番目に呼ばれました。
つまり、準決勝では2位だったわけです。
上に書いたように、帝京にはナショナルチーム選手が4名。
梅花女子Aと梅花女子Bにも、タイやベルリンの世界選手権に派遣された選手が、それぞれ2名づつ入っています。
そんな中での千葉明徳Aの2位とは驚きました。
青マットの上に登場する選手に拍手を送ります。
そして、演技がはじまった瞬間、「あっ」と声を出してしまいそうになることが起こってしまいました。
最初のバスケットトスが、実施できなかったのです。
私も沢山のチアリーディング演技を見てきていますので、自由演技でも、ごくたまにこのようなことが起こることは知っており、なぜこのような現象が起こるのかとずっと疑問に思っていたのですが、それが起こってしまいました。
バスケットトスの最初の手順として、トップはベースの組んだ手の上に飛び乗るわけですが、そこのところです。
多くのトップの方は、最初につま先で軽く跳んで、それで反動をつけて、2回目に強く踏み切ってベースの手の高さまであがるようです。
そのとき、後ろのスポッター(もしくはベース?)の選手は、両手でトップを持ち上げて上昇力をブーストするわけですが、その呼吸が合わなかったのかもしれません。
つまり、片方が1回目の軽い跳びと思っていたのに、もう一方の選手は2回目だと思っていたため、ちぐはぐになったなどです。
このあたり、これだけ優秀な選手陣なので、普段なら、普通にできるところだと思いますが、あまりにも凄いメンバーの中で2位となってしまい、しかも舞台はJAPANカップというわけで、緊張していたのかもしれないと思いました。
いずれにしても、バスケットトスができないとわかったとき、「何も、こんなときにそれが起こらなくても」と思いました。
「もう一度やり直しをすることが可能なら...」とも思いましたが、残念ながらそれは無理とわかっています。
しかし、千葉明徳の選手達はさすがで、前半こそ、やや表情を厳しくしていたようにも見えましたが、後半は活力もみなぎってきた感じで、準決勝に続いてまたもやノーミスの演技を見せてくれました。
ただ、プログラムの7ページのスモールグループス演技競技の演技内容の規定の2番目に書かれているように『本大会規定スタンツ「バスケット・トス」を演技中に最低2回以上実施すること』という決まりがあり、これに違反したため、減点されてしまいました。
家に帰ってから、ルールブックで演技内容違反を調べてみたところ、2点のマイナスでした。
これは、それほど大きくないんですね(自由演技の場合の演技内容違反は10点です)。
ただ、やはり1つの技が欠けてしまったのでは、目指していた高い得点は得られなかったものと思われます。優勝争いに加わる可能性まであっただけに、私も悔しくて仕方ありません。
結局、千葉明徳Aは、3位となりました。
他のチームがあれだけのオールスターなのですから、3位でも凄いですが。。。。。
優勝は、決勝でもノーミスを披露した梅花女子A。
そして、準優勝は、こちらもノーミスで梅花女子B。
戦前から、梅花女子のワンツーフィニッシュは予想されていたので、最後には予想どおりの結果になりましたが、他チームのレベルも高くて見ごたえもあり、さすがに選び抜かれたチームだけが出場できるJAPANカップのスモールグループス演技だと思いました。