チアリーディング大学選手権。決勝では文理大と梅花女子が高難度のノーミス演技を披露してくれて、高得点が出ました。

これがどのくらい高得点なのかを調べたくなって、最近10年間の全国大会における大学3強の得点推移をグラフにまとめてみました。



ここで言う全国大会とは、8月のJAPANカップと12月の大学選手権です。最近は準決勝の得点の50%を決勝得点に加算して順位が争われますが、このグラフは決勝得点に絞ってプロットしてあります。

描いてみて、びっくりしました。

世界選手権のある年は、文理大が非常に強いことは知っていましたが、なんと、直近の「香港」「タイ」「ドイツ」の3大会について、文理大の大学選手権の得点は、JAPANカップの得点から0.5点アップ。

そうです、いつもキッチリ0.5点です。

奇跡的な精度です。

しかも、世界選手権のある年の文理大は、JAPANカップの得点が元々高いので、世界大会をはさんだ2大会の得点が突出して高いところに並ぶことになっています。

これは凄いですね。

ちなみに、梅花女子もグランドスラムを達成した2010年に、大学選手権でJAPANカップの得点から0.5点アップを達成しています。

この年の梅花女子も神がかっていました。

さて、全体を見てみます。

文理大は、2007年を頂点に2010年のエントリーミスまでの下降がありましたが、その後、一転して上昇傾向でその流れが今も続いています。

グラフからは、280点あたりの厚い壁にはばまれて、やや飽和状態と見えるかもしれませんが、むしろ文理大の技術の向上に合わせて採点基準がシフトされていると見るべきです。演技レベル自体はとどまることなく向上しています。

梅花女子は、2012年のグランドスラム後、帝京の実力が急に伸びてきて、一気に抜き去られたようにも見え、オールフィーメールの限界を感じざるを得ない瞬間もあったのですが、今回の262.5点で、一転して上昇に反転した感があります。270点ライン打破の希望が見えてきました。

帝京は、2013年度のJAPANカップで文理大に3.5点差まで迫った瞬間は劇的でしたが、得点としては、一時ほどの伸びは無いようにも見えます。ただ、次のJAPANカップで躍進すれば、まだまだ上昇トレンドの最中と言えるのかもしれません。次のJAPANカップが鍵になるような気がします。

3強の激戦は、まだまだ熱く続いていきそうです。

そして、この3強に割って入ってくるのは、日体大なのか立命館なのか、はたまた他の大学なのか。チアファンのひとりとして、楽しみにしているところです。