チアリーディングの公演でのもうひとつの楽しみ。それは、ビデオ映像の上映です。

今回の公演でも、オープニングのところで、創部からJAPAN優勝までの軌跡を短くまとめたビデオが流れました。また、OGの演技が始まる前には、このビデオのロングバージョンが流れ、思い切り感動しました。

オープニングのビデオは、2004年11月の創部のところから始まりました。

スクリーンには、やっと集まったという16人の部員の集合写真が映ります。とても初々しく新鮮に見えました。

そして、誕生したばかりの高校レイダースは、エキシビション出場を経て、最初のJAPANカップで準優勝。

創部1年にも満たないチームがJAPANカップで準優勝ということの凄さや、それがどんなに大きな奇跡かということは、チア競技を4年間拝見してきた今の私にはずっしりと理解できます。

トントン拍子で来た準優勝。しかし、それにもかかわらず「頂点を極めるのが、いかに大変であったか」とビデオは語ります。

私は優勝直前で足踏みを続けていたレイダースのことはドキュメンタリー番組で知るのみですが、それでも、いろいろな思いが頭をよぎって、早くもうるうると視界が霞んでしまいました。「しまった、これから演技が始まるのに!」と、ちょっとあせりました。そして、なんとか舞台の上が見えるようになったときに丁度演技が始まったのでした。

第二部のOGの演技のところで上映されたビデオは、もっと感動しました。

特に、2010年のJAPANカップの模様を捉えた映像には、私が初めて見る貴重なシーンがいくつもありました。

例えば、演技直線に、コーチの方が、選手ひとりひとりの後ろに回って背中をたたき気合を入れているシーン。

わー、あの奇跡の演技の直前にはこんなことがあったんだと、見ることができたことに大変感激しました。

そして、決勝で268.5点が出た後、選手の方々がキス&クライから大喜びで戻ってくるシーン。

キス&クライは、何度も繰り返し見ましたが、その直後の映像は初めて拝見しました。大変貴重なシーンです。思わず身を乗り出して見ました。

ビデオと言えば、アンコールのところにもありました。

AKB48の心のプラカードにあわせて、選手やコーチ、選手のお父様お母様、サポートしている関係者のみなさんが次々と踊りつなげていくというもの。

制作にはすごく力がはいったものと見えて、ものすごく沢山のシーンがありました。

このため、懸命に画面の文字を読み、映像を見て、ようやく追いついていくことができました。

チアリーディングチームというものが、沢山の人に支えられて成り立っていることを楽しい映像で表現してくれた作品になっていて、エンディングにはぴったりのビデオだと思いました。

ちなみに、ヘッドコーチの方は、「ママになりました!」というプラカードを持っていらっしゃいました(おめでとうございます!)。

10周年の年に誕生されたことになりますので、このお子様が5歳になると中高レイダースは15周年記念。10歳では20周年記念ということになりますね。とてもわかりやすいと思いました。

10年前の時点では影も形も無かった中高レイダースですが、この10年間のあいだに多くの人々に言葉では尽くせないほどの感動を与えてくれました。そして、素敵なOGの方々を沢山送り出してくれました。

中高レイダースの「次の10年」は、どんな10年になるのでしょうか。

とても楽しみです。

そして、このお子様が10歳になられたとき、どんなレイダースになっているのか、今から想像してみるだけでワクワクします。