チアリーディングJAPANカップ。
最終日はとにかく書きたいことが沢山有り過ぎて、中学部門決勝について、書きそびれておりました。今から、当時の感動を思い出しつつ、書いて見たいと思います。
決勝進出は3チーム。
事前に、当日のタイムスケジュール表における予定時間長から、2枠ではないかと予測していましたが、今年も3枠あってよかったです。
ここ数年ダントツで優勝を続けていた梅花中に、ここ1年ほど勝負強さをぐっとつけてきた箕面自由が並びかけ、今まさに追い抜こうかという状況です。このため、この2チームが抜けています。
3枠なので、梅花中+箕面自由中に、プラス1チーム。その1チームがどこになるかという楽しみが観戦者にはありました。
その1チームは、フライデーから勝ちあがったNBUクラブになりました。結局は昨年と同じ3チームということになりましたが、やはりフライデーからのゴボウ抜きは印象的でした。
フライデーではヒルヒル3基をミスしたNBUクラブでしたが、準決勝ではばっちり修正。激戦の中でラインオーバーで5点減点されても3位以内をキープ。勢いを感じる流れ。いい感じで決勝まで来ました。
さて、決勝戦。
★最初に登場したのが、NBUクラブ。
決勝も、準決勝と同じように引き込まれるような魅力的な演技でした。
5人のヒールストレッチは堂々としていました。
ただ、フライデーのときに書いた、文理大ゆずりの2人が手をひきあってポジションチェンジするところは、せっかくの良い振り付けなので、もっとぐいっと引くようなパンチ力があったら、もっと良かったように思いました。
得点は、準決勝より10点高い201.5点。ラインオーバーのぶんを差し引いても、5.0点の上積みがあったことになります。3日間、ホップ、ステップ、ジャンプで、演技の質を上げてきたのは立派だったと思います。
★2番目に登場したのが、梅花中。
面白いことに、梅花中も箕面自由中も、冒頭は、キックダブル3基。
綺麗なキックダブルを申し合わせたように沢山出して、「中学生でもここまでできるんだぞ」と両校で合同のアピールをしたように感じました。
まるで、昨年度から中学部門で禁止になってしまったキックトリプルの解禁を催促しているみたいです。
そのあとは、ヒルヒル4基。梅花ファミリーですので、観客の期待にきちっと応えくれました!
全体としては、準決勝で落下があり、決勝ではノーミスを期待したのですが、決勝でも落下がありました。
ここが残念なところです。
ただ、得点は準決勝のときより4.0点アップさせて222.0点でした。
★最後に登場したのが、準決勝1位の箕面自由中。
去年の世界選手権にエキシビション出演をした前後から、1ランクアップした勝負強さを身につけたように思えるチームです。
キックダブル3基のあと、すぐにヒールストレッチスイッチ。
去年のJAPANカップでは、箕面自由中のヒルヒルは3基で、梅花中の4基に遅れをとっていましたが、今年は堂々の4基。
それも、美しい、完璧なヒルヒルでした。
足を入れ替える途中過程においても、乱れた瞬間は全く無く、ぴんっぴんっとスイッチします。
しかも、両手がハイVを綺麗に保っていて、常に体全体が美しいポーズ。
これを4基そろえ、同時性もバッチリでしたので、まさに天下一品でした。
そして、印象に残ったのは、センターのミドルに手を繋がれた両脇の2人のトップがエクステンションから体を捻るようにすると同時に足を跳ね上げ、派手に降りてくる技。
これ、かなり前から、箕面自由中が実施しており、足を跳ね上げるときのポーズが実に格好良いのです。
本大会でも、他の中学やジュニアチームも盛んに取り入れていましたが、もしかすると、箕面自由が実施する姿が素晴らしいため、流行っているのかもしれないなと思いました。
確かに、今回も、ピンと跳ね上げる足はシャープで、威勢よく、格好良く、決まっていました。
技の連続性も見とれるほど。
ただ、これだけ連続性が高いと、一瞬のバランスの崩れも大事件になってしまうところがあり、それほど難しくないと思われるところで、トップが落ちかけました。
ただ、床までは着かなかったと思います。
それどころか、ベースやスポッターの腕力で、力まかせに回復させ、最後のトータッチのディスマウントは、ド迫力で実施していました。
丁度、左右で対になって行う技だったので、トータッチが間に合ったのは明白で、その間に合い方があまりに鮮やかだったため、感心するを超えて笑ってしまうほどでした。実際、観客席では笑い声も聞こえたように思います。
(落ちそう)→(ああっ、だめかもー!)→(がんばれー!)→(ん?)→(ドンっ)
という感じでした。「ドンっ」がトータッチです。
むしろ、あっさり普通に成功させるより、盛り上がり効果としては良かったのではと思わせるような、結果的にはそんな感じでした。
そのあと、全員のタンブリングをはさんで、アームモーションがあったのですが、これが実に鮮やかで綺麗でした。
考えてみれば、地区大会で、箕面自由中が出した規定の得点は、100点を大きく超える104.5点。一般に中学チームでは規定の点数はそれほど高くはならないので、かなり高い点数です。2位のチームは87.0点であることからも、中学としては全国でダントツの規定得点であることがわかると思います。
その規定の得点を納得させてくれるような、綺麗さとシャープさでした。
アームモーションのあとも、怒涛の連続技で、トップ選手は跳ねたり跳んだりで大忙し。
5人のトップ選手がエクステンションの位置にあがり、一瞬だけ、お互いに肩を組む瞬間があって、なかなかに珍しい瞬間という気がして、その見栄えの良さとともに印象に残ってます。
そのあと、5人中4人は、少し離れたところに移動して、エクステンション・ヒールストレッチ。
真ん中のひとりだけ、エクステンションの位置のまま、直立して残っているので、さて何をするのかと楽しみにしていると、意外や意外、ハンカチくらいの小さな布を出して、そこに裏表で書かれている「RED」と「GOLD」を交互に見せます。
他の豪華な大技に比べて、この布があまりに小さくてシンプルで可愛いので、なんだかユーモラスに見えました!
そして、そのあとがダンス。
今回の中学部門のダンスでは、広島ジュニアと広尾学園のダンスが大好きでしたが、箕面自由中のダンスも、実に素晴らしいです。
特に中盤、左右に素早くポジションチェンジするあたり、ぞぞぞっと来ますし、最後のほうも、美しいのひとこと。
中学生ですので同志社のような妖艶さはありませんが、そのぶん、軽快さ、シャープさが際立っており、ある意味、極限まで突き詰めた感があります。
BS1で、ぜひ放送して欲しいところがこのダンスですね。
いくつもの全く違うフォーメーションが出現し、ずごく見応えがあり、豪華なディナーを頂いたくらい充実しているのですが、時間を計ってみるとわずか18秒しかありません。
大学の応援団部門がダンスを重視するために20秒以上のダンスを課していますが、18秒だけでも、ここまで表現できるとは、と、ちょっと驚きました。
そのあとも連続技が続き、最後は、センターのミドルの位置の選手に足を持たれる形でフィニッシュする形のスイッチ技でキッチリ決めました。
得点は、241.0点。
落ちかけたところがありましたので、準決勝の248.0点には届きませんでしたが、2日間連続で240点超えは立派だと思いました。
もちろん優勝。
表彰式でも堂々としていて、いつのまにか王者の風格が備わっていました。
さて、JAPANカップが終わったので、中学部門の歴代優勝校をまとめます。

梅花中が25勝、箕面自由中が6勝。
全体としては、まだまだ梅花中が圧倒的に上回っていますが、JAPANカップに限れば、4対4でタイになりました。
次の高校選手権。
箕面自由中がこの勢いを継続して梅花中の7連勝を阻むのか、あるいは、梅花中が連勝を守るのか、はたまた、NBUクラブや目白研心中など他チームが割り込んでくるのか、注目の一戦になると楽しみにしています。
最終日はとにかく書きたいことが沢山有り過ぎて、中学部門決勝について、書きそびれておりました。今から、当時の感動を思い出しつつ、書いて見たいと思います。
決勝進出は3チーム。
事前に、当日のタイムスケジュール表における予定時間長から、2枠ではないかと予測していましたが、今年も3枠あってよかったです。
ここ数年ダントツで優勝を続けていた梅花中に、ここ1年ほど勝負強さをぐっとつけてきた箕面自由が並びかけ、今まさに追い抜こうかという状況です。このため、この2チームが抜けています。
3枠なので、梅花中+箕面自由中に、プラス1チーム。その1チームがどこになるかという楽しみが観戦者にはありました。
その1チームは、フライデーから勝ちあがったNBUクラブになりました。結局は昨年と同じ3チームということになりましたが、やはりフライデーからのゴボウ抜きは印象的でした。
フライデーではヒルヒル3基をミスしたNBUクラブでしたが、準決勝ではばっちり修正。激戦の中でラインオーバーで5点減点されても3位以内をキープ。勢いを感じる流れ。いい感じで決勝まで来ました。
さて、決勝戦。
★最初に登場したのが、NBUクラブ。
決勝も、準決勝と同じように引き込まれるような魅力的な演技でした。
5人のヒールストレッチは堂々としていました。
ただ、フライデーのときに書いた、文理大ゆずりの2人が手をひきあってポジションチェンジするところは、せっかくの良い振り付けなので、もっとぐいっと引くようなパンチ力があったら、もっと良かったように思いました。
得点は、準決勝より10点高い201.5点。ラインオーバーのぶんを差し引いても、5.0点の上積みがあったことになります。3日間、ホップ、ステップ、ジャンプで、演技の質を上げてきたのは立派だったと思います。
★2番目に登場したのが、梅花中。
面白いことに、梅花中も箕面自由中も、冒頭は、キックダブル3基。
綺麗なキックダブルを申し合わせたように沢山出して、「中学生でもここまでできるんだぞ」と両校で合同のアピールをしたように感じました。
まるで、昨年度から中学部門で禁止になってしまったキックトリプルの解禁を催促しているみたいです。
そのあとは、ヒルヒル4基。梅花ファミリーですので、観客の期待にきちっと応えくれました!
全体としては、準決勝で落下があり、決勝ではノーミスを期待したのですが、決勝でも落下がありました。
ここが残念なところです。
ただ、得点は準決勝のときより4.0点アップさせて222.0点でした。
★最後に登場したのが、準決勝1位の箕面自由中。
去年の世界選手権にエキシビション出演をした前後から、1ランクアップした勝負強さを身につけたように思えるチームです。
キックダブル3基のあと、すぐにヒールストレッチスイッチ。
去年のJAPANカップでは、箕面自由中のヒルヒルは3基で、梅花中の4基に遅れをとっていましたが、今年は堂々の4基。
それも、美しい、完璧なヒルヒルでした。
足を入れ替える途中過程においても、乱れた瞬間は全く無く、ぴんっぴんっとスイッチします。
しかも、両手がハイVを綺麗に保っていて、常に体全体が美しいポーズ。
これを4基そろえ、同時性もバッチリでしたので、まさに天下一品でした。
そして、印象に残ったのは、センターのミドルに手を繋がれた両脇の2人のトップがエクステンションから体を捻るようにすると同時に足を跳ね上げ、派手に降りてくる技。
これ、かなり前から、箕面自由中が実施しており、足を跳ね上げるときのポーズが実に格好良いのです。
本大会でも、他の中学やジュニアチームも盛んに取り入れていましたが、もしかすると、箕面自由が実施する姿が素晴らしいため、流行っているのかもしれないなと思いました。
確かに、今回も、ピンと跳ね上げる足はシャープで、威勢よく、格好良く、決まっていました。
技の連続性も見とれるほど。
ただ、これだけ連続性が高いと、一瞬のバランスの崩れも大事件になってしまうところがあり、それほど難しくないと思われるところで、トップが落ちかけました。
ただ、床までは着かなかったと思います。
それどころか、ベースやスポッターの腕力で、力まかせに回復させ、最後のトータッチのディスマウントは、ド迫力で実施していました。
丁度、左右で対になって行う技だったので、トータッチが間に合ったのは明白で、その間に合い方があまりに鮮やかだったため、感心するを超えて笑ってしまうほどでした。実際、観客席では笑い声も聞こえたように思います。
(落ちそう)→(ああっ、だめかもー!)→(がんばれー!)→(ん?)→(ドンっ)
という感じでした。「ドンっ」がトータッチです。
むしろ、あっさり普通に成功させるより、盛り上がり効果としては良かったのではと思わせるような、結果的にはそんな感じでした。
そのあと、全員のタンブリングをはさんで、アームモーションがあったのですが、これが実に鮮やかで綺麗でした。
考えてみれば、地区大会で、箕面自由中が出した規定の得点は、100点を大きく超える104.5点。一般に中学チームでは規定の点数はそれほど高くはならないので、かなり高い点数です。2位のチームは87.0点であることからも、中学としては全国でダントツの規定得点であることがわかると思います。
その規定の得点を納得させてくれるような、綺麗さとシャープさでした。
アームモーションのあとも、怒涛の連続技で、トップ選手は跳ねたり跳んだりで大忙し。
5人のトップ選手がエクステンションの位置にあがり、一瞬だけ、お互いに肩を組む瞬間があって、なかなかに珍しい瞬間という気がして、その見栄えの良さとともに印象に残ってます。
そのあと、5人中4人は、少し離れたところに移動して、エクステンション・ヒールストレッチ。
真ん中のひとりだけ、エクステンションの位置のまま、直立して残っているので、さて何をするのかと楽しみにしていると、意外や意外、ハンカチくらいの小さな布を出して、そこに裏表で書かれている「RED」と「GOLD」を交互に見せます。
他の豪華な大技に比べて、この布があまりに小さくてシンプルで可愛いので、なんだかユーモラスに見えました!
そして、そのあとがダンス。
今回の中学部門のダンスでは、広島ジュニアと広尾学園のダンスが大好きでしたが、箕面自由中のダンスも、実に素晴らしいです。
特に中盤、左右に素早くポジションチェンジするあたり、ぞぞぞっと来ますし、最後のほうも、美しいのひとこと。
中学生ですので同志社のような妖艶さはありませんが、そのぶん、軽快さ、シャープさが際立っており、ある意味、極限まで突き詰めた感があります。
BS1で、ぜひ放送して欲しいところがこのダンスですね。
いくつもの全く違うフォーメーションが出現し、ずごく見応えがあり、豪華なディナーを頂いたくらい充実しているのですが、時間を計ってみるとわずか18秒しかありません。
大学の応援団部門がダンスを重視するために20秒以上のダンスを課していますが、18秒だけでも、ここまで表現できるとは、と、ちょっと驚きました。
そのあとも連続技が続き、最後は、センターのミドルの位置の選手に足を持たれる形でフィニッシュする形のスイッチ技でキッチリ決めました。
得点は、241.0点。
落ちかけたところがありましたので、準決勝の248.0点には届きませんでしたが、2日間連続で240点超えは立派だと思いました。
もちろん優勝。
表彰式でも堂々としていて、いつのまにか王者の風格が備わっていました。
さて、JAPANカップが終わったので、中学部門の歴代優勝校をまとめます。

梅花中が25勝、箕面自由中が6勝。
全体としては、まだまだ梅花中が圧倒的に上回っていますが、JAPANカップに限れば、4対4でタイになりました。
次の高校選手権。
箕面自由中がこの勢いを継続して梅花中の7連勝を阻むのか、あるいは、梅花中が連勝を守るのか、はたまた、NBUクラブや目白研心中など他チームが割り込んでくるのか、注目の一戦になると楽しみにしています。