箕面自由が、高難度で、しかもほぼパーフェクトな演技を見せてくれたので、梅花高校が登場したとき、もう、ドキドキがおさまりません!

箕面自由は、3年生12人+2年生4人ですので、3年生が主体のチーム。

それに対して、梅花高校は、3年生4人+2年生9人+1年生3人となっており、2年生が主体のチームです。

その梅花高校の演技内容ですが、何と言っても、ヒルヒル5基です。

高校選手権のときは、準決勝では成功しましたが、決勝では落下がありました。そして、西日本大会では、(おそらくは1~2年生だけでは実現できないということで)実施されませんでした。

しかし、新しい世代でも、早くも実施出来るようになったんですね。

決勝戦での成功は、はじめて見ました。大阪まで行ったかいがありました。

このヒルヒル5基では、明らかに箕面自由に差をつけることができたと思っています。

さてヒルヒル以外で両校を比較すべき高難度の技としては、バスケットトス(特にレイアウトWツイストの数は重要と思われる)と、トスアップ(特にダブルアップの数は重要と思われる)がありますが、レイアウトWツイストとレイアウトツイストの識別が私の肉眼では難しいので、難度比較は、またの機会にすることにします。

ところで、梅花高校の演技の中で、距離を出したダブルのトスアップがありました。

普通、ダブルツイストというと、とにかく思いっきり回すので高速回転になりますが、これに横方向の移動が伴うと、回転方向と移動方向の関係に依存して、視覚的な錯覚で回転が遅めに見えたり速めに見えたりするので、面白い演出ができるのではないかと思いました。

トータッチのトスアップでは、距離を出すとよりスリリングになりますが、ダブルアップでは距離を出すとまた別の味が出るようです。

さて、そんな梅花高校の演技ですが、惜しいことに今回は落下がひとつありました。1-1-1へのトスアップだったように記憶しています。

もし梅花高校がノーミスだったら勝負の行方はどうなっていたのかということは非常に興味深い問いかけです。ミスが1つあった結果、その答はJAPANの決勝までのお楽しみになったわけですので、ファンとしては、より楽しみが増えたように思います。

梅花高校としては、完成度を増す以外に、オリジナリティーのあるユニークな技をさらに加えることができれば、鬼に金棒のような気がします。

それから、箕面自由のダンスは、実はかなり高得点を取っているように思うので、梅花高校は、個人の動きの魅力を増す以外に、大きなフォーメーションチェンジを入れるなどして、ダンスのスケール感をさらにアップしていくことも有効なように思いました。

今回で言えば、同志社大学のダンスで、前列の選手が一斉に横に動くところなど、息を飲む美しさとスケール感がありました。あんな感じも加わるとさらに良いように思います。