昨日、コメント欄で教えていただいたのですが、JAPANカップの決勝における順位決定法が大幅に変更されるようです。
今までは、準決勝までの得点は全てクリアされ、決勝の演技一発で順位が決まっていましたが、なんと、準決勝の得点を50%加算するというのです。
これは大きな変更ですね。
おそらく、準決勝でがんばっても決勝順位には全く反映されないということは、準決勝でのせっかくの努力が報われず少しもったいない、という議論があったのかもしれません。また、決勝進出がほぼ確実なチームにとっては、ややもすれば、準決勝は決勝に向けてのコンディション作り的な意味合いが出つつあったのかもしれず、そういう意味では、準決勝から真剣勝負に入るというのも重要なのかもしれません。
そのほか、アジア大会のような国際大会に少しでも近づけようという意図もあるのかもしれませんね。
一方、準決勝まではいろいろなことがあったにせよ全て忘れて、日曜は全チームが0からスタートして決勝1本で勝負するという昨年までの方式も、実に潔くて好きでした。日曜の朝、家から観戦に出かけるときの清々しさといったら、言葉では尽くせないほどでした。
また、BS1のTV中継で、解説者の方が「昨日までの結果は関係ありません!今日の演技だけで決まります!」と、きっぱり言い切れるところもよかったと思います。TV観戦をする人は、勝負の全てを見ることができますので、より盛り上がることができるからです。
など、長所・短所をいろいろあげてみましたが、本当の理由は、今のところわかりません。
それより何より、ひとりの観戦者としては、この変更によって勝負にどのような影響が出るのか、それを解明しないといけません。
さっそく調べてみることにしました。
具体的には、「このグラフを見れば、新方式の影響がいかほどかということが、ひと目でわかる」という、そういうグラフを描いてみました。

対象は、昨年のJAPANカップ、高校部門です。
決勝進出14チームについて、横軸に準決勝の得点をとり、縦軸に決勝の得点をとり、各チームの得点をプロットします。
昨年までの方式では、決勝だけで順位が決まりますので、グラフの中で上にプロットされたチームほど上位ということになります。そして、水平に並んだチームはタイとなります。
それに対して、今年の方法は、合計点=決勝得点+0.5×準決勝得点として、合計点で争われます。
合計点が一定の直線は右下がりの直線になりますので、この右下がりの直線がタイをあらわしています。
あるチームの点から右下がりの直線をひけば、この直線上に乗ったチームは、タイ(合計点が同点)です。
そして、右下がりの直線が右上にあるチームはより上位ということになります。
というわけで、グラフをご覧下さい。
水平線での順位が昨年までの方式、右下がりの線での順位が今年からの新方式です。
ご覧のように、新方式になっても、実は、順位はほとんど変わりません。
昨年は、準決勝では梅花高校が1位で、決勝で箕面自由が逆転しましたが、新方式で準決勝の点を加味しても、やはり箕面自由が優勝です。
それだけでなく、ほとんどのチームの順位が変わりません。
住吉高校は、準決勝で大きく演技を崩してしまい、最下位で決勝に進み、決勝で6位まで躍進しましたが、新方式であっても、6位は変わりません。
唯一、決勝でかなりリズムを崩してしまった東京高校だけが、準決勝の高得点を活かして14位→12位になります。
違いはそこだけです。
準決勝の重みである50%という数字は、実に絶妙なようです。
今後、大学部門を調べてみないとはっきりしたことは言えませんが、新方式でも勝敗にはそれほど大きな影響はなさそうです。
今回の改変は、むしろ、気分の問題に大きく影響する気がします。
日曜の演技に、全チームが晴れ晴れしい気持ちで参戦することはできなくなりますが、その一方で、「準決勝と決勝、素晴らしい演技を2本そろえるんだ」という強い意思は、より育まれるでしょう。
なお、準決勝の得点を0.5倍して計算して痛感したのですが、0.25や0.75などの数字が出てきて、煩わしくなります。これを避けるため、「準決勝の得点に決勝の得点の2倍が足される」という扱いになるような気がしています。そうです、900点満点の勝負です。
今までは、準決勝までの得点は全てクリアされ、決勝の演技一発で順位が決まっていましたが、なんと、準決勝の得点を50%加算するというのです。
これは大きな変更ですね。
おそらく、準決勝でがんばっても決勝順位には全く反映されないということは、準決勝でのせっかくの努力が報われず少しもったいない、という議論があったのかもしれません。また、決勝進出がほぼ確実なチームにとっては、ややもすれば、準決勝は決勝に向けてのコンディション作り的な意味合いが出つつあったのかもしれず、そういう意味では、準決勝から真剣勝負に入るというのも重要なのかもしれません。
そのほか、アジア大会のような国際大会に少しでも近づけようという意図もあるのかもしれませんね。
一方、準決勝まではいろいろなことがあったにせよ全て忘れて、日曜は全チームが0からスタートして決勝1本で勝負するという昨年までの方式も、実に潔くて好きでした。日曜の朝、家から観戦に出かけるときの清々しさといったら、言葉では尽くせないほどでした。
また、BS1のTV中継で、解説者の方が「昨日までの結果は関係ありません!今日の演技だけで決まります!」と、きっぱり言い切れるところもよかったと思います。TV観戦をする人は、勝負の全てを見ることができますので、より盛り上がることができるからです。
など、長所・短所をいろいろあげてみましたが、本当の理由は、今のところわかりません。
それより何より、ひとりの観戦者としては、この変更によって勝負にどのような影響が出るのか、それを解明しないといけません。
さっそく調べてみることにしました。
具体的には、「このグラフを見れば、新方式の影響がいかほどかということが、ひと目でわかる」という、そういうグラフを描いてみました。

対象は、昨年のJAPANカップ、高校部門です。
決勝進出14チームについて、横軸に準決勝の得点をとり、縦軸に決勝の得点をとり、各チームの得点をプロットします。
昨年までの方式では、決勝だけで順位が決まりますので、グラフの中で上にプロットされたチームほど上位ということになります。そして、水平に並んだチームはタイとなります。
それに対して、今年の方法は、合計点=決勝得点+0.5×準決勝得点として、合計点で争われます。
合計点が一定の直線は右下がりの直線になりますので、この右下がりの直線がタイをあらわしています。
あるチームの点から右下がりの直線をひけば、この直線上に乗ったチームは、タイ(合計点が同点)です。
そして、右下がりの直線が右上にあるチームはより上位ということになります。
というわけで、グラフをご覧下さい。
水平線での順位が昨年までの方式、右下がりの線での順位が今年からの新方式です。
ご覧のように、新方式になっても、実は、順位はほとんど変わりません。
昨年は、準決勝では梅花高校が1位で、決勝で箕面自由が逆転しましたが、新方式で準決勝の点を加味しても、やはり箕面自由が優勝です。
それだけでなく、ほとんどのチームの順位が変わりません。
住吉高校は、準決勝で大きく演技を崩してしまい、最下位で決勝に進み、決勝で6位まで躍進しましたが、新方式であっても、6位は変わりません。
唯一、決勝でかなりリズムを崩してしまった東京高校だけが、準決勝の高得点を活かして14位→12位になります。
違いはそこだけです。
準決勝の重みである50%という数字は、実に絶妙なようです。
今後、大学部門を調べてみないとはっきりしたことは言えませんが、新方式でも勝敗にはそれほど大きな影響はなさそうです。
今回の改変は、むしろ、気分の問題に大きく影響する気がします。
日曜の演技に、全チームが晴れ晴れしい気持ちで参戦することはできなくなりますが、その一方で、「準決勝と決勝、素晴らしい演技を2本そろえるんだ」という強い意思は、より育まれるでしょう。
なお、準決勝の得点を0.5倍して計算して痛感したのですが、0.25や0.75などの数字が出てきて、煩わしくなります。これを避けるため、「準決勝の得点に決勝の得点の2倍が足される」という扱いになるような気がしています。そうです、900点満点の勝負です。