チアリーディングの技の解析。

8月に行われたJAPANカップのまとめは今日が最後になります。
インカレまでには余裕で終わると思っていましたが、明後日がインカレ。
なんと、ギリギリになってしまいました。

最後は、社会人部門の「トスアップ時のひねり」です。

2010年と2011年は、以下のようになっていました。



そして、2012年と2013年は、以下のようになりました。



○が成功、△が不完全、×が落下です。

ただし、トウタッチとユニバーサルとアラウンドザワールドの3種については、
◎が成功、▽が不完全、※が落下です。

まず、チームによらず、全体を見てみます。

2010年には、1.5が3つあっただけでしたが、
2013年には、2.0が5つ、1.5が5つと、格段のレベルアップが見て取れます。

1チームあたりの実施数は、この4年で、10.7→12.0→10.0→10.0と、ほぼ横ばい。
あえて言えば2011年がもっともトスアップが充実した年でした。

それに対して、1チームあたりの総ひねり数は、4.14→4.40→6.20→6.10 と
なっており、2011年→2012年で、格段の進歩があったことがわかります。
今年は、ほぼ横ばいでした。

今年の特徴は、0.5がひとつも無かったこと。

1.5も減っており、トスアップは、2.0と1.0に集約されつつあります。

すでに見てきたように、この傾向は、高校と大学のトップチームにも、
はっきり現れています。3部門共通で同じ流れになっているということは、
採点上の有利不利など、何か理由があるのかもしれません。いずれにしても、
興味深いことだと思います。

以上が、全体的な観察です。

次にチーム別に見てみます。

ツイスターズが、どの年度においても、飛び抜けています。
昨日見たスイッチ技とあわせて考えれば、演技構成の段階で、すでに、優勝を
半分以上つかんでいるようにさえ感じます。

2.0を出してきた年は、ツイスターズ、VIPERS,REGLUSの3チームが
ともに2011年で、同時でした。

しかし、ツイスターズは今年、2.0を3つ実施しており、他チームを振り切って
現在大きくトップに躍り出ています。

デビルスは、2010年に3位に入りましたが、意外にも、そのときは、
ひねりは全くありませんでした。つまり、0.0です。これは珍しいですね。

ところが、翌年2011年には、6.0もひねってきて、大きく前進していました。
この後、2012年には足踏み状態でしたが、今年は(不完全でしたが)
2.0に挑戦。やはり、ツイスターズに勝つためには、難度も上げていかなければ
ということなのでしょう。

今年、久々にJAPANに出場した、梅花(ファンキー・レイダース)ですが、
捻合計だけに絞れば、ツイスターズの8.0に迫る7.5。2位です!

大変素晴らしかったと思います。

ただ、堂々3位で決勝進出を決めた準決勝の210.0点に比べ、
決勝では、なぜか10点近く伸び悩む200.5点。
大きなミスもなかったのになぜだろうと、少しくやしく思っています。