
今回のチアリーディングJAPANカップでは、
多くの制度改良がありましたが、
その中でも、最も激しかったのが、中学部門でした。
去年までは、8つある地方大会に出さえすれば、
自動的にJAPANの決勝に出場可能というものでした。
ところが、今年からは、高校や大学や社会人と同じく、
地方大会で「予選敗退/フライデー進出/準決勝進出」の3つにわけられ、
JAPANカップでは、金曜にフライデートーナメント、
土曜に準決勝、日曜に決勝と、フル規格での競技となりました。
拝見させて頂く観客の立場からは、ずっしりと見ごたえのある競技部門となり、
充実した観戦ができて、とても良かったと思います。
金曜のフライデートーナメントは、170点以上が準決勝進出でしたが、
該当チームはなしでした。発表の瞬間、一瞬、会場じゅうに、
かすかな悲鳴と、かすかなため息が漏れたのをおぼえています。
前に私が書いたように、中学部門の得点は、高校以上と比較して
低めに出ますので、高校以上と同じ170点というのは、
やはり厳しかったのかなと思います。
ただ、JAPANカップを栄誉ある大会にするためには、
中学においても、高校と同じスペックを求め、
準決勝中学部門を、非常に高いポテンシャルにしておくということは
適切であったのだろうと、思いました。
それに加えて、決勝に残れるのは3チームしかないわけですから、
準決勝枠の段階で、より厳しくせざるを得ないということなのでしょう。
いずれにしても、フライデーからの勝ち上がりはありませんでしたので、
準決勝は、地方大会で準決勝進出を決めた7チームで行われました。
そして、そこを勝ち上がった、NBU、梅花中、箕面自由学園中の
3チームで決勝が行われたわけです。
その決勝が、どんなであったかと言えば。。。。。
ほんとうに、嬉しくなってしまうほど、楽しめた決勝でした。
特筆すべきは、3チームともノーミス!!!
素晴らしいです。
そして、ヒールストレッチ・スイッチも充実していました。
NBUが3基、梅花中が4基、箕面自由中が3基。
3チームで合計10基も、全部成功させていました!
NBUは、例によって、文理大系の香りのする個性的な演技。
観客席からも、何度か、「おおおっ」と声があがっていました。
梅花中は、例によって安心してみていることができる演技で、
美しさ、スムーズさが素晴らしかったです。
得点は、234.0点。
また、意味深な得点が出ました。
3月の西日本大会で、梅花中自身が出した高得点、234.5点まであと0.5点。
そして、昨日の準決勝での箕面自由中の得点と全く同じです。
この時点で、観客席からはわかりませんでしたが、箕面自由中が
準決勝より良い演技をすれば優勝という状態になっていたわけです。
そして、箕面自由中が青マットに上がってきました!
ここ2年ほど、ノーミスがなかなか出ず、確か、2011年のJAPANの
優勝披露演技でもミスが出てしまったほどでしたが、なんだか、
この日は自信に満ち溢れて、覇気のある演技で、見ていても圧倒されました。
関西大会でも、こんな感じはなかったと思うので、
何か、会得したんでしょうね、このチーム。
中学部門の演技というのは、安全規則上、出来るものが限られますので、
梅花中も箕面学園中も、大部分で同じ技を組み合わせてくることになり。
結構、同じ技を何度も見てきているのですが、その見慣れた技も、
この日は特別に鮮明に見えました。
一言で言えば、ユニフォーム色がより鮮やかに見え、
選手の体も大きく見えるような、なんだか、そんな鮮明さがあったのです。
キメでない部分も含めて、ポーズがしっかり決まっていたからだと思います。
得点が出てびっくり。
241.5点です。
箕面自由中が優勝しました。
同時に、2012年1月の高校選手権から続いていた梅花中の連勝は、
7でストップたことになります。
中学部門、この記事の冒頭の表にあるように、梅花中が圧倒的に強く、
ここ約7年で、梅花中の23勝に対し、箕面自由中は4勝しかしていません。
しかし、JAPANカップに限れば、
梅花中の4勝に対し、箕面自由中は3勝。
結構、均衡しています。
箕面自由中がJAPANにエネルギーを集中してきていることが分かると思います。