中学の部のJAPAN進出枠は、準決勝3、フライデー5です。

目白研心がダントツで、横浜女学院と日大一中あたりを含めた3チームが
準決勝枠を取得するのではないかと予想していましたが、
なんと、伏兵がいました!

ジュニアチームから参加の「伊豆の国チアリーディングチーム」です。

前にブログで書いていたように、あえて中学部門に参加ということで、
注目はしていました。

中学部門に参加ということは、規定演技もあるということです。
そこがどうなのか、という点が、その時点では不透明でした。

ところが、なんと、規定演技は、
「伊豆の国チアリーディングチーム」が優勝してしまいました。

よほど練習したのでしょうね。そして、指導も良かったのでしょう。
自信があったので、中学部門を狙ってきたのだと今になってわかりました。

規定の2位は日大中、3位が横浜女学院。

以下、自由演技で印象に残ったことを書いておきます。

(1)恵泉女学園中

一番印象に残ったチームは、恵泉女学園中です。

まず、音楽無しから演技に入ります。
一般に、音楽からはいって、観客を乗せておいてから、音楽無しのパートに
入るのが普通なので、まあ、奇襲攻撃と言えます。

この入り方に限らず、選手の動き方とかフォーメーションとかで、
全体にユニークさが際立っていたというのが、恵泉女学園中の印象です。

対角線方向に選手が並んで、双方向から動いてみたり、ダンスの動きも、
他のチームにはない独自性を持ったもので、うっとりしました。

選手の方々も、このユニークな演技構成を、よく理解して表現していたと思います。

とにかく、もう一度見たいと強く思わされたのが恵泉女学園中の演技でした。

恵泉女学園中。準決勝枠はとれなかったけれど、フライデーには残りました。
JAPANの決勝まで、ぜひ、来て欲しいですね。
もしTV中継があるとすれば、このユニークな演技、
日本全国の沢山の人に見てもらいたいです。

(2)横浜女学院中

横浜女学院高の青と白を反転させたユニフォームで、白を基調にした見とれるよ
うな彩りで、まるで、青マットの上を「妖精」が跳ね回っているようでした。

演技内容も、スイッチ技があったり、充実したもので、選手の方々の動きも妖精
の名に恥じない素敵なものでしたが、ミスが2~3ヶ所あったと思います。

ミスが起こると、「妖精」に見えていたものが、いきなり「人間」に
戻ってしまうので、特にミスには気をつけてほしいところだと思いました。

いずれにしても、準決勝を決めたので、JAPANでは、強豪関西勢に、
いつもの関東勢とは違う方向からの攻めを加えてほしいものだと思いました。

(3)千葉明徳中学校

いよいよ、高校界の東の横綱、千葉明徳に、中学チームという妹分が誕生です。
そして、ついに競技に参入してきました。

非常に期待していたのですが、10人のチームと、若干人数不足で、
この関東中学の部という激戦地区にあっては、勝負にならない感じでした。

技の構成も、難易度をかなり落として、今回は「悔いの無い本番」を目指した
のではないかと思われるものでした。

実際、ノーミスだったし、この選手の方々は、実際はもっとできるのでは
ないでしょうか?

演技冒頭の音楽が、新しいチームの船出を祝するにまさにぴったりの
壮大で幻想的なもので、見ていても、こちらも厳かな気持ちになりました。

新しい歴史のページが作られたといってもよいのかもしれません。

何年か後に、このチームが全国制覇して祝賀会が開かれたとき、
初代のチームの演技をビデオで上映しようとなったときには、
今回のこの音楽とノーミスの演技は、まさにピッタリなのかもしれませんね。

今回、残念ながら、JAPANの出場権は取得できませんでした。
2月の大会に期待しましょう。

(4)目白研心中

やはり、関東地区では王者の風格でした。

大勢で実施するタンブリングの見せかたも上手いし、
全体に安心してみていることができました。

ただ、たぶん一箇所、ミスがありました。

これが惜しいです。

ちなみに、今までのJAPANカップでは、中学の優勝チームは、
日曜にお披露目をしなければならなかったので、
高校や大学以上に「ノーミス演技が期待される」という宿命がありました。

制度が変わって、今回からお披露目は無くなったと思いますが、
3層技がないぶんスピーディさが身上の中学部門ですので、
演技が途切れてしまうミスは大敵。ぜひノーミスを狙って欲しいと思います。

なお、目白研心中は自由演技で優勝し、JAPANの準決勝進出も決めました。

(5)伊豆の国チアリーディングチーム

16人にメンバーを絞り、中学部門に入ってくると、やはり違って見えます。
ジュニアのチームって、予想以上に強いのだと思い知らせてくれました。

全員のタンブリングとか、スイッチ技とか、技も中学部門での直球の高難度技だし
演技全体に充実感がみなぎっていました。

こういうチームって、土日だけの練習なのか、平日も週に1~2回はあるのか、
そのあたりはわかりませんが、毎日放課後に練習できる中学チームと違って、
中学が終わってから通わないといけないので、時間的ハンディキャップはある
はずと思います。

規定演技1位、自由演技2位は、よくがんばったと思います。

目白研心中と横浜女学院中に加えて、伊豆の国チアリーディングチームが
準決勝枠をゲットしました。

なお、8位と9位が同点だったということで、
フライデー進出チーム数が5から6に増えて、
日大中A、恵泉女学園中、日大1中A、日大中B、広尾学園中、専修松戸中、
が出場を決めました。