チアリーディングの演技構成の中で、
ちょとしたアクセントになるのが、シャチと逆シャチですね。

うつ伏せで片足そらせるのがシャチ。仰向けで片足上げるのが逆シャチ。

チアを見始めたころ、シャチとは、
イルカやクジラの仲間のシャチのことだと思っていました。

しかし、そうではなく、天守閣などについている伝説の生物である
鯱(しゃちほこ)のシャチなんだそうです。

逆シャチは、シャチよりも難度が高いと評価されるようで、
決勝上位では、必ずといってよいほど採用されている技ですよね。

最近の大会を拝見して、特に素晴らしい逆シャチは2種類。

第一は、2回転ひねってあげる逆シャチ。
スクリューみたいにネジって飛んで、その躍動感たるや、
まさに生き物のほうのシャチみたいです!

梅花女子大や、高校のトップチームがしばしば実施してくれます。

第二は、まばたきしている間に、一瞬にして仕上がってしまう逆シャチ。
「え、どうやってそこまであげたの?」と疑問に思うほど一瞬で完成させます。
文理大や、ツイスターズが得意です。

ちなみに、ルールブックや指導者教本等では、「シャチ」という言葉も
「逆シャチ」という言葉も、あまり使われていないようです。

例えば、ルールブックの II-33 ページに、いろいろなピラミッドの図が
あります。ここで、ハイチェアーなどは、図も言葉も書かれていますが、
「シャチ」は図があるのにシャチとは説明されていないし、
「逆シャチ」に至っては図すらありません。

「シャチ」や「逆シャチ」は、文献の中での取り上げ方に比較して、
実際の大会での実施が際立って多い技と言えるのではないでしょうか?

ちなみに、2~3年前のTV東京の番組では、逆シャチのことをしきりに
「フラット・バック」と言っていましたが、なんだか無機的な感じがして
あまり好きになれませんでした。

やはり、チアの技名はできるだけ動物にちなんだものが良いと考えており、
「逆シャチ」のほうが断然良いと思います。

最後に、楽しい映像を!

つい先日見つけたシャチのショーの動画(→ここ)ですが、
9:48に、トレーナーがシャチのお腹の上で、逆シャチしています!

もちろん、日本のチアで「逆シャチ」という言葉があることを
サンディエゴのトレーナーが知るわけはないので偶然でしょうが。。。

さらに付け加えると、
もしトレーナーの方がチアリーディングのトップの心得があれば、
9:21のところでは、スコーピオンをしたら素晴らしく見栄えがしそうです。

さらに、3:10のところでは、トータッチかアラウンドザワールドなどで
ジャンプしたら抜群に良いだろうにと思いました!

それにしても、シャチくん、お利口さんですね。