チアリーディング・JAPANカップ2012

ここまで、トスアップ、スイッチ、バスケ
ットトスを調べてきましたが、今回は、
タンブリングについても調べてみました。

$チアリーディング観戦のブログ

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タンブリングは、ロンダート、バク転、
バク宙の3つを主な要素として構成される
もののようです。

そこで、

  R:ロンダート
  転:バク転
  宙:バク宙

と記号を決めて、簡潔にあらわすことにしました。

ロンダートというのは、前をむいてスター
トし、手をついて回転するのですが、途中
で半回転ひねるもので、逆さになっている
ときは、側転のようにも見えるものです。

こう書くと、ロンダートは難しそうですが
体操やチア関係の文書を調べてみると、
技としては「物の数に入らない」ほど簡単
なもののようです。

むしろ、シリーズでタンブリングを
行うときの、「助走」くらいの位置づけのようです。

つまり、勢いをつけるために、最初に簡単
な技で回るということなのでしょう。

次に、バク転は、手をついての後転ですね。

最後に、バク宙は、手をつかないでの後方宙返りです。

素人から見ると、バク宙のほうが、ずっと
難しそうですが、ロンダートで勢いをつけ
て実施する限りにおいては、むしろバク宙
のほうが簡単と考えている選手も結構いるようです。

バク転は、調子が狂って突然出来なくなる
ことがあるが、バク宙は、一度マスターす
ると、かなり安定して回れるんだそうです。

しかし、ロンダートから入らず、いきなり
バク転やバク宙をやる(スタンディングと
呼ぶようです)というのもあって、こうな
ると、バク宙のほうがずっと難しいようです。

2011年のJAPANカップで男子チー
ムの大濠高校が、全員がスタンディングの
バク宙をやって、会場を沸かせていたのは
記憶に新しいところですね。

さて、図の見方を説明します。

左から右に時間が経過します。

同時に行われる技は同じマスに上下に並べ
てかいていきます

水色の枠の中は、全員バク転など、コール
の最中などに行われる技。

緑の枠の中は、ベース集団にトップがアプ
ローチしていくときにロンダートで入って
いくなど、スタンツの中などでの技。

そして、白枠の中が、いわゆる、タンブリ
ング専用時間でのタンブリングです。

記述の仕方は、2名が、ロンダートから
バク転してバク宙だと、

  R転宙

  R転宙

という具合です。ひねりは、(T)で
書きあらわします。

今回、如水館高校が、女子では初めて、
2回ひねりを行ったと話題になっていまし
たが、それは、最後の宙返りにひねりが
加わっていましたので、

  R転宙(2T)

と書くことになります。

さて、それでは、上の図を見てみましょう。

まず、箕面自由学園。

16人全員がバク転かバク宙というところ
に、まず目がいきます。

しかも、スタンディングのバク宙が5名もいます。

そして、タンブリングの時間になると、
これまた華やか!!

3人揃ってのタンブリング3連発は、
いかにも豪華でしたね。

箕面自由を整理してみると、
ロンダート15回、バク転25回、バク宙
17回が実施されていることがわかります。

合計で、57回転。

一方の、梅花高校。

3人揃っての3連発は無いものの、
最後の3人は、全員ひねり付き!!

ひねりは、複数人の息がぴったり揃うと、
本当に綺麗ですね。

スタンディングのバク転も16人全員に加
えて、ダメ押しで3人がバク宙。

迫力満点でした。

梅花高校のほうの数を集計すると、
ロンダート17回、バク転24回、バク宙
19回で、合計で、60回転。

箕面自由57回転で、梅花が60回転。
やはり、予想通り、伯仲しています!

ちなみに白枠のタンブリング時間の中で、
シーケンシャルなタンブリングを行ったの
は、箕面自由で15人。梅花高校で14人
です。つまり、ほとんど全員が行っている
ことがわかります。

恐らく、全員ができるけれど、ちょっと足
を痛めているから大事をとるとかで1~2
人が実施を見合わせているという程度なの
ではないかと想像しています。

いずれにしても、両チームのタンブリング
の充実度はスゴイです。

梅花女子大を取材したTV番組の中で、
選手の方が、「タンブリングは個人の能力
なので、チームの練習のあとで体操教室に
練習に行く」とおっしゃっていましたが、
部活動の時間以外も使って自分の運動能力
を磨き上げている彼女達の努力には、頭が下がります。