この本の巻末の付録に、1989年当時
のルールが記されています。

現在と違うのは、主に次の4つでしょうか。

(1)チームの人数

「16人以下を1チームとする」という
記載はあるのですが、最低の人数が書か
れていません。当時は、まだまだ少人数
のチームが少なくなく、最低人数を決め
ると出場できなくなるチームが続出する
可能性があるので、あえて決めなかった
のかもしれません。

また、人数16人と書いてはあるものの、
そのあとに、括弧書きで、「日本の場合
は、20人のローカルルールを採用」と
あります。もしかすると、当時は、主催
者が用意するジェネラル・スポッターが
いなかったのかもしれません。

あるいは、まだ経験の浅い選手が多かっ
たので、大事をとったのかもしれません。

(2)音楽の時間

競技の全体時間が2分30秒であること
には変わりはありませんが、音楽の時間
が、1分15秒となっています。現在は
1分30秒ですので、その後、15秒、
延びたのですね。

(3)スタート時の姿勢

「チーム全員が両足を地に着けて..」
とあります。現在では、ベースの上に
すぐに乗れるように、ベースの人の
ふくらはぎに足を乗せているミドルの
人をよく見かけますが、それは、当時は
ルール違反だったのですね。

(あのポーズ、これから演技が始まる
というドキドキ感が伝わって、自分は
大好きなポーズです)

いずれにしても、2分30秒に、
高難度の技をつめこむために、
スタートした瞬間から、大きな技を
行わなければならないという流れの中で、
ルールも変更されたのでしょうね。

(4)ラインアウト

ラインアウトの定義が、やや曖昧です。
「決められた協議区域外に出たら5点
減点」となっていますが、その大きさ
の定義は、「マットの大きさを参考とす
る」となっているだけで、現在のように
12m四方とは規定されていません。

恐らく、チアリーディング用のマット
として、当時はいろいろな大きさのもの
が使われていたのではないかと推定されます。

(つづく)