今回の大会で、ちょっと良さそうなチームを見つけました。

岡山学芸館高校です。

何か、このチームだけが持っているものがあるのを感じました。
115個もの演技を見た中で、印象に残っているチームですので、
「何か」があるのだと思います。

まず、演技内容に新鮮味がありました。

2つのピラミッドを、360度同時に回すところなど、
大会の演技ではあまり見ない技ですし、
その回転速度も結構高速で、目を奪われました。

そして、テーブルトップ(四つんばいの2名のベースの背中に
トップが乗る)の技も、トップの方が、かなり鋭く跳んできて
キレがありました。やや、静止時間が短かったかもしれませんが、
1日じゅうチアリーディングの演技を見ている中で、
スパイスが効いているというか、清涼感があるというか、
気持ちのよいものがありました。

選手達の表情や身のこなしも、
なかなかに、みずみずしいものでした。

それから、これだけは他のチームと混同しているかもしれませんが、
音楽もかなりユニークで、新鮮さがありました。

今、検索してみたら、創部は2009年4月とありますので、
まだ、創部して3年未満の若いチームです。

指導されている顧問の先生は、学生時代、社会人時代と、
JAPANカップに何度も出場されている方とのことです。
チームのブログを見つけましたが、
顧問教員の熱い情熱が冷静に語られていて心をうたれました。

チア観戦をはじめて1年半、
ようやく見えかけてきた本質の片鱗
みたいなものに通じるようなことも、
いろいろ書かれていて興味深く拝見しました。

たとえば、「本番で何があるかわからない、ということはない。
むしろ、練習中から本番の演技が見える」というような解説です。

確かに、チアリーディングの本番にいかに偶然の要素が少ないか、
自分も、いつも思うことであります。

その理由を、ブログでは、チームの中での個々の選手の
力のバランスに帰着させて解説されていました。

たとえ一部の選手が「火事場の馬鹿力」を出すことができたとしても、
それはチームのバランスを崩すだけだから、逆にマイナスなのだと。

なるほど、と思いました。

チーム自体は、まだ、JAPANカップには出場した
ことがないようですが、今年の夏、代々木第一体育館で、
JUMPERSの新鮮でオリジナリティーあふれる演技を拝見
できることを心待ちにしていようと思います。