東京高校が出てくると、なんだか、青マットの上が
パーッと明るくなるような、いつもそんな感じがします。

目白研心は、ある意味、スゴミをもった美しさ。
東京高校は、そうしたスゴミまではないけれど美しい。

千葉明徳の、ちょっと型破りなまでのポップな感じ。
東京高校は、そこまではじけてはいないけれど、
アクが無くて爽やかなのは同じ。

そういった意味で、東京高校は、とてもバランスの良い
優等生型のチームといった印象です。

今回の高校選手権。
3位の千葉明徳に0.5差まで迫る4位となりました。

JAPANカップのときの、あの雄大な演技に比べると
ちょっと控えめな演技構成だったと思いますが、
見どころは、次の3点でした。

第一は、4基そろっての、
リバティー → ヒールストレッチの、スイッチ。

この大会、他チームのスイッチ技が少なかった気がするので、
ヒール → ヒールでなかったとは言え、
4基も揃ってやってくれたのは感激でした。
3基と4基では、大違いです!!

ヒールストレッチに移ったときの同時性に、今ひとつの
感じもしましたが、落下せずに持ちこたえました。

やはり、スイッチ技は見ごたえがあります。
危険をおかしてやってくれているのですから、
「勇気」の証明でもありますよね。

第二の見どころは、ダンス。

東京高校のダンスって、独特の味があって好きです。
スピード感があってエネルギッシュなのは上位チームなので
もちろんですが、コミカルな動きに独特の風味があります。

特に、横方向のステップが、ピリッとしたスパイスのように
なっていて、思わず、「楽しい!」と叫んでしまいそうです。

今回も、特に、ダンスの最後の部分でスピードアップして、
キュッキュッキュッ、みたいになるところが好きでした。

第三の見どころは、1.5のトスアップ。

ずっと、フル・ツイストが続いて、
「あれ? 1.5は、今回は無いのかな?」と思った頃に、
トップ選手が、青マットのど真ん中で背中を向けて、
ポツンと直立不動状態になります。

「お、きっと、このトップが1.5?」
と期待していると、このトップのところにベース選手が
おもむろに集まってきて、トスアップ。

実に、綺麗に、1.5が決まりました!

まさに、拍手したくなるような、上手なお膳立てでした。

チアリーディングを見ていると、ときどき、
トップ選手が寂しそうにポツンと立っているシーンに
出くわしますが、自分は、この瞬間が結構好きです。

ポツンとなってしまうということは、ベースが他に
出払っているからで、演技が盛り上がっている証拠です。

そして、ポツンとなっているトップは、
その盛り上がっている最後にトスアップされる選手ですから、
間違いなく、大技なわけです。

というわけで、大技を期待させる、トップの「ポツン」状態。
自分は大好きなわけです。

ちなみに、ポツンとなったときの、
トップ選手のちょっとした仕草に、
その選手の個性がよく現れるので、
そこも、いつも楽しみにしています。

今回は、ちょっと緊張した感じの背中が、
とても清々しい感じでよかったです。

終わってみれば、予選も決勝も、ノーミスの演技。
素晴らしかったです。

東京高校の次は、例年の様子を見ると、
6月の関東選手権(ジャパンカップ予選)でしょうか?

待ちきれないので、5月のアジア大会にも
顔を見せて欲しいなあ、などと思っています。

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