バスケットトスに関する規則ですが、
「最新チアリーディング入門」に掲載されている
ルール(2005年版のルール)と、
協会のページに現在掲載されているルール
(2011年版のルール)では、
違いがあることに気づきました。

2005年版のルールでは、2回宙返りも許可されていた
のですね。そして、逆に3回ひねりは禁止されていました。

具体的に見てみましょう。以下が、2005年のルールです。

2005年規則宙返り技ひねり技
2回転まで
(ひねりを加える場合は1回転まで)
2回転まで
補足事項
2回宙返りおよび1回宙返り2回ひねりを女子
ベースで実施する場合、競技ルール専門委員
への事前申請を必要とする。
(完成度に対する事前審査が行われる)

宙返りについては、ひねり無しなら2回宙返りもOK。
ひねりは2回まで。
ただし、2回宙返りと、1回宙返り+2回ひねりについては、
女子がベースのときに「事前審査」なるものが必要とあります。

この事前審査、どのようなものかわかりませんが、例えば、
ビデオでも送って見てもらうとか、協会の人に来て見てもらうとか、
そんなものではないかと想像しています。いずれにしても、
危険性を熟知しないまま安易にトライして事故が起こることを
心配しての措置だったと思われます。

上の表に比較して、2011年は、以下のようになっていました。

2011年規則宙返り技(前・後・側方)ひねり技
1回転まで
(1回宙返り1回ひねり、1回宙返り
2回ひねりの実施は可能)
3回転まで
補足事項
3回転のひねり技と宙返り技を組み合わせる
ことはできない

事前審査を行えば認められていた2回宙返り
(ひねり無し)について、例外無く禁止になりました。

逆に、事前審査が必要だった1回宙返り2回ひねりについては、
申請が必要なくなりました。(今年のジャパンカップ決勝では、
27チーム中10チームが実施していますので、
今や上位チームでは普通の技となったということなのでしょう)

その他、ひねりは、宙返り無しであれば、3回まで
認められるようになりました。

これが、変化の要点かと思います。

ちょっと複雑なので、以下の表にまとめてみました。
」は、安全規則で禁止になっているもの。
」は、事前審査が必要なものです。

宙返り 2回 前方1回側方1回後方1回無し
ひねり≠00.03.02.01.00.03.02.01.00.03.02.01.00.03.02.01.00.0
2005         
2011             

その他、2011年のルールを見て気づくのは、
宙返りについて、あえて、「前方、側方、後方」の3つがあると
明記してあることです。

そういわれてみて、初めて気づいたのですが、
前方宙返りは、ディスマウントのときにはよく見ますが、
バスケットトスでは、見かけた記憶がありません。

さらに、側方宙返りについては、「可能なのでしょうか?」と
思ってしまうほど、難易度が高そうで、レアな感じです。

でも、側方宙返りが出来たら凄いですね。

側転なら、顔を正面に向けたまま回れるわけですから、
正面方向へのアピール度は高いと思います。

次回は、上の表に2010年と2011年の
ジャパンカップ決勝での実施数を書き込みます。

見てのとおり、2011年のルールでは、
規則違反にならない区分は13区分もあるわけですが、
次回の書き込みをご覧になって頂ければわかるとおり、
なんと、実施されたバスケットトスのうち半数以上が
ひとつの区分に集中しています。さて、どこでしょう?