というわけで、高校チームの場合、2010に比較して、
2011は、ひねり技の難易度に大きな変化がありました。

それでは、大学チームでは、2010と2011を比較して、
大きな変化があったでしょうか?

同じようにして調べてみました。
最初の表が、2010年のひねり(トスアップ時の回転数)で、
2番目の表が、2011年のひねりです。

2010年は文理大が不出場、2011年は日本女子体育大学が
不出場でした。この2大学を入れると比較が対等でなくなりますので、
この2大学は抜いて、チアリーディング・ジャパンカップの決勝進出
12チーム中、11チームでの比較としてあります。

2010 得点 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0
梅花女子 261.0 ○○○○     ○○◎◎◎
日体大 241.0 △○△△ ○○   ◎※○○○○○○○
帝京大学 235.5   △△○○ ○○   ○○○○◎○○
日本大学 226.5   △△△ ○△○   ◎◎○○○△
桜美林 224.0   △○ ○○   ○○○○△◎◎○○○○
立命館 215.0 × △△ ○× ◎◎○○
同志社 213.0   ○○○○ ○○
立教大学 205.0     ○○○ ○○○○ ○○○○○○○○○
東海大学 202.5   ○○ ○×○○○○
早稲田 199.5   ○○   ○○◎×○○○○○
大阪学院 190.5   △○△×○ ◎◎

 
2011 得点 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0
梅花女子 229.5 ×○ ×○×△ ○○ ×○ ◎◎◎
立命館 225.5 ○○△     ◎◎◎○○○
帝京大学 223.5 ○△ ○○△○     ○○○※※◎○○
大阪学院 222.0   ○△△○ ○○○ ○◎ ○○◎◎
日体大 218.0 ○○ ○○△○△ ○○   ◎◎◎
立教大学 207.5     ○○○○○○   ○○○○○○
桜美林 207.5 ○○     ○○○◎◎○○○○
同志社 200.5   △○   ○○◎○○○○
青山学院 196.0     ○○○   ○○○○○○○○
甲南女子 175.5 ○○×   ○×◎◎
東洋英和 169.0     ○△○   ○○○○

表を見比べて、まず、目につくのは、2.0の増加です。
2010年は3個でしたが、2011年は9個になりました。
また、2011年は、3チームが2.0を2個入れてきています。

ただ、1.5の数は、それほど増加しておらず、
2010年が22個に対して、2011年は、27個です。
高校ほどには急増していないようです。

その原因として、決勝上位チームでは、すでに4~5個の1.5を
とりいれていましたので、2分30秒の演技時間内では、
もうこれ以上盛り込めなくなってきているということが
あげられると思います。リミットまできているわけですね。

あるいは、2010年の表を見ていただければわかるように、
未完成の1.5が多いので、各チーム、数を増やすよりも
完成度を上げることに力を注いでいたのかもしれません。

さて、ここで、ちょっと興味深い比較をしてみましょう。

下の表は、2005年、2007年、2009年の3回の世界大会での、
日本代表の女子チームの演技について調べてみたものです。

日本代表 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0
女子・2005      ○○○○ ※○○○ ○○
女子・2007      ○○○○○○ ○○ ○○○○○○
女子・2009    ○○○○  ○○   ○○◎◎◎

単純にひねりの回数だけで比較すると、
今年7位の立教大学が、2007年の日本代表とほぼ同じ難易度で、
今年5位の大阪学院大学が、2009年の日本代表とほぼ同じ難易度という
ことになります。

技に関する進歩の速さに、改めて驚かされます。