チアリーディングジャパンカップ、技の研究です。
研究その2は、「ひねり」。

高校に続いて、大学についても調べてみました。
その結果、以下のようになりました。

(女子チームはピンク、男女混成チームは水色で表示してあります)

大学名 得点 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0
文理大 272.0 ○△○○○   ○○○○○○   ●◎◎◎
梅花女子 229.5 ×○ ×○×△ ○○ ×○ ◎◎◎
立命館 225.5 ○○△     ◎◎◎○○○
帝京大学 223.5 ○△ ○○△○     ○○○※※◎○○
大阪学院 222.0   ○△△○ ○○○ ○◎ ○○◎◎
日体大 218.0 ○○ ○○△○△ ○○   ◎◎◎
立教大学 207.5     ○○○○○○   ○○○○○○
桜美林 207.5 ○○     ○○○◎◎○○○○
同志社 200.5   △○   ○○◎○○○○
青山学院 196.0     ○○○   ○○○○○○○○
甲南女子 175.5 ○○×   ○×◎◎
東洋英和 169.0     ○△○   ○○○○

自分が、大学6強と思う、
文理大、梅花、立命館、帝京、大阪学院大、日体大に共通するのは、
1.5を4~5個も入れてくる重厚な演技構成です。

ただし、文理大は、なんと、1.5を全てやめて、2.0におきかえています。
2.0が5個! 
そして、箕面自由学園と同じく、単純なトスアップはひとつもありません。
全て、1.0以上か、トウタッチ。

その1.0にしても、そのうちの4つは、
男性ひとりで女性をフルツイストで投げ上げて 1-1-1 にするというもので、
しかも、これを同時に4基ですから、超濃厚です。
恐れ入りました、といった感じです。

梅花、帝京、日体大の3大学も、2.0を2個入れています。
女子チームでは、この3校が捻りの難易度的には抜け出していますね。

ただ、文理大を脅かすためには、混成チームと女子チームの間の補正を
考えても、この3大学の構成ではちょっと難しいように思いました。

当日の練習結果から梅花女子大が 2.0×3基を取り止めたと、
解説の柏倉さんがおっしゃっていましたので、
本来の梅花の演技では、2.0がもっと入っていたのでしょう。

上の表を見ると、確かに、梅花が勝つためには、
もっと2.0が入っている必要があることは納得できます。

そういう意味では、梅花の演技が始まったときには、
すでに梅花の優勝は薄かったと言えるのかもしれません。

注目して欲しいのは、1.0と1.5の成功率の差です。

大学決勝レベルになると、1.0は全乗せ(×が無い)で、
○が25個に対して、△はたったの1個!
どの大学も、1.0は完全にマスターしていると言い切れます。

ところが、1.5になると、○が16個、△が8個、×の落下も3個あります。

1.5になると、急に難しくなるのは、高校も大学も同じですね。

なお、全体を見回してみると、立教大学、学習院、東洋英和の3大学は、
上にあげた価値観とは別の路線を進んでいることがわかります。

ひねりを無理にいれず、最高でも1.0まで。

そのかわり、そのほとんどを完全に成功させていて、
美しさを目指す方向と見ました。

自分は、こういうチアリーディングも、もちろん大好きです。
フライデーや予選も、全部拝見しているのは、高度な技以外にも
魅力がいっぱいあるからです。

このような表を作ったりすると、一面的な見方になりがちなので、
そうでない面が沢山あることは、忘れずに言っておきたいところです!

○は成功。△は回転不足など不完全。×は落下です。
◎はトウタッチで、※はトウタッチの落下です。
●はダブル・トウタッチです。

2.0はダブル、1.5はフル&ハーフ、1.0はフル、0.5はハーフ、
0.0はツイスト無しです。

0.25とか、0.75は、それぞれ切り捨てて、0.0、0.5として集計してあります。
また、逆シャチへの乗せるときのツイスト(梅花女子大がやってましたね)や、
バスケットトスでのツイストは、含めずに集計しています。
あくまでもトスアップですので、ステップアップでミドルに乗るのもノーカウントです。