チアリーディング JAPAN CUP。
目白研心高校の次が、いよいよ梅花高校です。
決勝進出した高校は8チームですので、梅花高校の出番まで
ずいぶん時間があるだろうと思っていましたが、
ここまでの6チームの演技に魅せられているうちに、
あっというまに、梅花高校の出番になりました。
え、もう!
という感じでした。まだ自分の心の準備ができていないのに、
選手が青マットの斜め後ろで円陣を組んでいるのが見えました。
あまりに、あっさり出てきたという感じでしたので、
「あれが、梅花高校の今年のAチームなんだ!
これを見に来たんだから、しっかり目に焼き付けなければ!!」
と、心の中で、何度も自分に言い聞かせていたのを覚えています。
会場はものすごい声援です。
ほとんどの人は、昨年、梅花高校が、あと一歩のところで決勝を
辞退せざるを得なかったことを知っているでしょうから、
彼女達に、今年こそ思う存分、ここで演技して欲しいという、
そういう願いをこめた声援も強かったのではないかと思います。
そして、待ったなしで、演技がはじまりました。
さて、今、生で観戦したときのことを、
いろいろ思い出そうとしているのですが、
不思議なことに、ほとんど覚えていないのです!!
そのあとで、テレビの映像を何度も見てしまったから、記憶が
上書きされてしまったということもあるでしょうが、あまりに
力を入れて見たために、完全に気持ちが客席を離れてマットの
中まで行ってしまい、客観的に見ることができなかったような、
そんな気がしています。
例の、距離をおいたトータッチ、
そして、キックスケールのあとの移動のあたりが、
微かに記憶に残っている感じです。
そして、ミスが起こる心配など、全く感じさせない自信に満ちた
演技であったことも、漠然と記憶に残っています。
キス・アンド・クライで、得点が出たときの、
会場の歓声は、異様なほどでした。
268.5点。
自分にとっても、一生忘れられない数字になりました。
しかし、この得点を待つ時間からすでに、観客の箕面自由に対する
声援は始まっており、得点が出た瞬間から、すべての視線は、
箕面自由学園に。
演技が始まります。
冒頭の、空中バク転。バスケットトスを背景に、
前方から2人が走りこんで、一気にミドル2人の柱ができて、
そこに2回転で、1年生トップがそびえたつ。
この流れ、最高にかっこいいと思いました。
この年の箕面自由の演技構成、ややもすれば、その前に演技した
梅花高校の超・神な演技で隠されてしまいがちですが、
今見ると、とても良いですね。
ダンスで、お互いにすりぬけながら頭をふったりするあたりとかは、
とてもユニークだし、そこでの手の使い方もキレがあって刺激的。
最後のほうで、トップがスコーピオンを決めたあと、頭だけこっち
むけて「キュッ」っていう感じでアピールするのもキュート。
そのあと、ミドルの上に乗り換えて、アラベスクを決めるってのも、
手乗り文鳥みたいに可愛らしくて、惹かれました。
ただ、当日は、ヒールストレッチスイッチのところが、やや完全でなく、
そのあたりから、ほんの少しだけリズムが狂ったのか、
その直後の1.5のところで落ちてしまうというミスが出て、
1ミスでの演技終了となりました。
箕面の選手達が、キス・アンド・クライに移動し、
場内は、点数を待ちます。
ここで、点数が、なかなか出なかったんですよね。
その間、場内の大スクリーンは、なんと、廊下みたいなところで
結果を見守っている梅花高校の選手を、ひとりひとり順番に
アップで映し出しました。
これには、驚きましたし、これを見た瞬間、会場からも、
歓声ではなく、あきらかに「どよめき」みたいな声があがりました。
でも、このシーンがよかったんですよね。
梅花の2回転のトップの方は、ユニフォームの中に顔を半分くらい
うずめて神妙に結果を待っているし、距離をおいたトウタッチの
トップの方は、「おいおい。カメラよ、そこまでやるんかい!」
みたいな感じで明るく苦笑しているし。選手の個性が良く出て
いたし、演技後の清々しい表情も魅力的に映っていたと思います。
そしてついに、得点が出ました。
249.0点でした。
その瞬間の会場の歓声は、梅花のときの「ワー」に対して、
「ギャー」に近い音だったのを覚えています。
あきらかに、違う音でした。
梅花の演技が終わった時点で、梅花関係の方々が
梅花が優勝することをすでに確実視していたとするならば、
この瞬間の声としては、箕面自由がV10という大偉業を
逃したことを残念がる悲鳴の割合が高かったのかもしれません。
いずれにしても、やはり、大きなドラマは、この青マットの上で
演じられ、会場にいた全ての人は、それに立ち会いました。
自分は、深く、大きくため息をついたのを覚えています。
しかし、感激にひたっている暇もなく、大学部門がはじまりました。
もう、最初のチームが青マットの上にいるのです。
ほんとうに、内容の濃い大会です。
(つづく)
目白研心高校の次が、いよいよ梅花高校です。
決勝進出した高校は8チームですので、梅花高校の出番まで
ずいぶん時間があるだろうと思っていましたが、
ここまでの6チームの演技に魅せられているうちに、
あっというまに、梅花高校の出番になりました。
え、もう!
という感じでした。まだ自分の心の準備ができていないのに、
選手が青マットの斜め後ろで円陣を組んでいるのが見えました。
あまりに、あっさり出てきたという感じでしたので、
「あれが、梅花高校の今年のAチームなんだ!
これを見に来たんだから、しっかり目に焼き付けなければ!!」
と、心の中で、何度も自分に言い聞かせていたのを覚えています。
会場はものすごい声援です。
ほとんどの人は、昨年、梅花高校が、あと一歩のところで決勝を
辞退せざるを得なかったことを知っているでしょうから、
彼女達に、今年こそ思う存分、ここで演技して欲しいという、
そういう願いをこめた声援も強かったのではないかと思います。
そして、待ったなしで、演技がはじまりました。
さて、今、生で観戦したときのことを、
いろいろ思い出そうとしているのですが、
不思議なことに、ほとんど覚えていないのです!!
そのあとで、テレビの映像を何度も見てしまったから、記憶が
上書きされてしまったということもあるでしょうが、あまりに
力を入れて見たために、完全に気持ちが客席を離れてマットの
中まで行ってしまい、客観的に見ることができなかったような、
そんな気がしています。
例の、距離をおいたトータッチ、
そして、キックスケールのあとの移動のあたりが、
微かに記憶に残っている感じです。
そして、ミスが起こる心配など、全く感じさせない自信に満ちた
演技であったことも、漠然と記憶に残っています。
キス・アンド・クライで、得点が出たときの、
会場の歓声は、異様なほどでした。
268.5点。
自分にとっても、一生忘れられない数字になりました。
しかし、この得点を待つ時間からすでに、観客の箕面自由に対する
声援は始まっており、得点が出た瞬間から、すべての視線は、
箕面自由学園に。
演技が始まります。
冒頭の、空中バク転。バスケットトスを背景に、
前方から2人が走りこんで、一気にミドル2人の柱ができて、
そこに2回転で、1年生トップがそびえたつ。
この流れ、最高にかっこいいと思いました。
この年の箕面自由の演技構成、ややもすれば、その前に演技した
梅花高校の超・神な演技で隠されてしまいがちですが、
今見ると、とても良いですね。
ダンスで、お互いにすりぬけながら頭をふったりするあたりとかは、
とてもユニークだし、そこでの手の使い方もキレがあって刺激的。
最後のほうで、トップがスコーピオンを決めたあと、頭だけこっち
むけて「キュッ」っていう感じでアピールするのもキュート。
そのあと、ミドルの上に乗り換えて、アラベスクを決めるってのも、
手乗り文鳥みたいに可愛らしくて、惹かれました。
ただ、当日は、ヒールストレッチスイッチのところが、やや完全でなく、
そのあたりから、ほんの少しだけリズムが狂ったのか、
その直後の1.5のところで落ちてしまうというミスが出て、
1ミスでの演技終了となりました。
箕面の選手達が、キス・アンド・クライに移動し、
場内は、点数を待ちます。
ここで、点数が、なかなか出なかったんですよね。
その間、場内の大スクリーンは、なんと、廊下みたいなところで
結果を見守っている梅花高校の選手を、ひとりひとり順番に
アップで映し出しました。
これには、驚きましたし、これを見た瞬間、会場からも、
歓声ではなく、あきらかに「どよめき」みたいな声があがりました。
でも、このシーンがよかったんですよね。
梅花の2回転のトップの方は、ユニフォームの中に顔を半分くらい
うずめて神妙に結果を待っているし、距離をおいたトウタッチの
トップの方は、「おいおい。カメラよ、そこまでやるんかい!」
みたいな感じで明るく苦笑しているし。選手の個性が良く出て
いたし、演技後の清々しい表情も魅力的に映っていたと思います。
そしてついに、得点が出ました。
249.0点でした。
その瞬間の会場の歓声は、梅花のときの「ワー」に対して、
「ギャー」に近い音だったのを覚えています。
あきらかに、違う音でした。
梅花の演技が終わった時点で、梅花関係の方々が
梅花が優勝することをすでに確実視していたとするならば、
この瞬間の声としては、箕面自由がV10という大偉業を
逃したことを残念がる悲鳴の割合が高かったのかもしれません。
いずれにしても、やはり、大きなドラマは、この青マットの上で
演じられ、会場にいた全ての人は、それに立ち会いました。
自分は、深く、大きくため息をついたのを覚えています。
しかし、感激にひたっている暇もなく、大学部門がはじまりました。
もう、最初のチームが青マットの上にいるのです。
ほんとうに、内容の濃い大会です。
(つづく)