トップがダブルツイストして、ミドルの上に乗るやつです。

「1.5」のことを「ここ」に書いたとき、本当に綺麗なダブルは、思い当たらない、
なんてことを書いてしまいましたが、すみません、凄いのを忘れていました。

昨年(2010年)のジャパンカップの梅花高校の演技。
冒頭で、斜め後ろから飛んできたトップを、片ヒザで待ち構えるミドルが
つかまえていましたね。

これが、物凄くシャープに決まっていて、気持ちのいいこと、この上ないです。

  「クルクルクルクルッ、バシっ」

って感じで、「ズルっ」が全然ありません。回転も物凄く速くて綺麗。

自分は、最初、トップはミドルのヒザの上に乗っている、と、
勘違いしていました。ところが、ビデオで見ると、そうではなく、
腕の力だけでトップをつかんでしまっています。これは凄い。

なんで、こんな難しそうな技を、いとも簡単に決められるのだろう、と、
不思議に思っていましたが、やはり、
苦労に苦労を重ねた上であった、ということを、最近ようやく目にする
ことができた1年前の「笑ってコラえて」を見て、知ることができました。

この、ダブルツイスト。梅花高校は、2009年、2010年の
ジャパンカップで披露していますが、トップは同じ方。

一方、2009年のときのミドルは3年生だったので、卒業後、
その役をこなせる人がいなくなり、ようやく、新3年生のミドルが
マスターして、どうにか、2010年のジャパンカップにまにあった、
という筋書きだったと思います。

そういう話を聞いて、もう一度この演技を見ると、また、感慨も
ひとしおです。

そもそも、トップは、斜め後ろから回りながら飛んでくるわけですから、
ミドルは、その回転も吸収し、かつ横方向の動きも吸収しなければ
ならないわけです。しかも、これを、ベースの上で宙に浮いた状態で
やるわけですから、ミドルの難しさ、素人の自分でも理解できます。

余談ですが、先日のアジアカップで、梅花女子大が、演技の冒頭で、
これと全く技を、なんと、2基揃えて成功させていました。

あれ、っと思って、プログラムを良く見たら、
梅花女子大に進学されたんですね。2010年のときのミドルの選手。

この方、私の見間違いでなければ、NHKの50ボイスで、
「頭の怪我をしたけど復帰した」と話されていた方だと思います。

その方が、今回のアジア大会でもダブルを取っていたのかどうかは
公開されている動画の解像度でははっきりしませんが、
こういうふうに、各大会での技に関連があるのって、いいなって思います。

ジャパンカップのプログラムに、出身校が書いてあるのも、
自分のような外部観戦者には、とても参考になって有り難いです。

ちなみに、2010年のジャパンカップ。
梅花女子大Aチーム16人中、箕面自由出身は7名。梅花高は4名。

梅花高のレベルが急上昇していますので、おそらく、もうすぐ
両者の割合が均等になってくるのでしょう。
高校最強の2つのチームの文化が融合したチームとして、
ここ2~3年、梅花女子大がどういう演技を見せるのか、
非常に楽しみにしているところです。