▼戸籍による相続人調査の盲点
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相続が起こった場合、
避けては通れないのが
相続人調査です。
その相続人調査は、
戸籍をたどっていって行います。
たとえば、亡くなった方の戸籍を
生まれた頃までぐいぐい
さかのぼっていけば、
子どもの記載が出てくる
といった具合です。
おそらく99.999%は、それで済むと思います。
しかしながら、残り0.001%未満(私の感覚です)
においては、戸籍をいくらさかのぼっても
いるはずの子どもの記載が
まったく出てこないことがあり得ます。
これは旧民法などが絡む話になるので、
今の民法になってから生まれた方には
関係ありません。
ところで、「庶子(しょし)」という言葉を
ご存知でしょうか。
今では「非嫡出子(ひちゃくしゅつし)」や
「婚外子(こんがいし)」と
呼ばれていますが、
要は、結婚していない男女から生まれた子のことです。
この庶子をめぐって、
一定のケースに該当する場合には、
母親の生まれてから死亡するまでの戸籍を
すべて調査しても、子の名前が出てこない
ことがあり得ます。
その場合、父親側の戸籍には
子の名前が出てくるのですが、
父側から調査すると出てくるのに
母側から調査すると出てこないというのも
なかなかですよね。
あと数十年ぐらい経てば、
さらにそうしたケースに遭遇する確率も
減るとは思いますが、
意外とこのことは、
専門家でも知らない人が
そこそこいるんじゃないかな~と
思いました。
