▼こちらの1年、あちらの1年
ご訪問いただき、ありがとうございます。
ちょうど1年前の今日、
公私を共にしていた仲間が
突然この世を去りました。
その日は、私と数人の仲間とで
月に一度の集まりが行われる日でした。
集合時間になっても、1人だけ来ず
日頃、時間に遅れるような人じゃないし
連絡もないなんておかしいなと
残りのメンバーで話していました。
まさかそのときに、飲酒運転の車に
追突されていたなんて。
あれから1年。
今でも、お通夜で見た
眠っているようにしか見えなかった顔が
浮かびます。
そんな中、先日奥様にお招きいただき
残されたメンバー全員で
手を合わせに行きました。
奥様とメンバーで交わされる、こちらの1年の話、
きっとあちらから聞いていたんじゃないかと思いました。
奥様のお知り合いに、
声が聞こえる方がいるそうで、
その方によれば、
奥様には、もう少し家にいてほしい・・・
なんてメッセージがあったそうです。
なんだか、その言葉を照れくさそうに言う様子が
自然と浮かびました。
奥様には、早く立ち直ってほしいと思う一方、
やっぱり気にかけてもほしい、
きっとそれが本音だと思います。
「いやいや、そんなズバッと言わないでよ田村さん(笑)」
そんなメッセージが聞こえた気がしたのは
気のせいかもしれませんが、
顔を思い出して、声を思い出して、
言葉を思い出して
そんな時間を持てたことに、
感謝するばかりです。
改めて、「相続」というものとも
向き合うことができた気がします。
どうか安らかに。