貴方は今日も
よく眠りました

やっぱり体力が元々あるひとなのか
先週は随分持ち直し

お盆半ばに 退院出来ました



快適な
病院とは違い

外は猛暑で
でも



涼しいです  と



日本ではもう秋です
と云うと

そうですね  と



テレビを  と
珍しい事を言うけれど

未だ 病み上がりなのか
もう暫くこうしていたい  と

ベッドから なかなか出ようとしません



見る宛の無い
高校野球を
ぼうっと眺め乍ら

わたしは もう暫くお休みをする事にしました



思ったより
心配してくれたのが 父で

何でも言いなさい  と
手紙をくれました



貴方の父親代わりのJさんは
入院中は 結局来なくて

僕の入院は
Jには「トラウマ」なんだよ  と



くすくす 笑いました



儀式は
終わりましたか  と
そう聞くと

儀式?  と
逆に聞かれたので

説明をしてみたら



噫  と



今回は
そうですね  と

ちょっと色々有ったので  と



3週間近い
入院で

随分痩せて仕舞ったけれど



少しずつ食べないと  と

本人は 前向きです



蕁麻疹は
何故成ったのだろう  と

ベッドにPCを持ち込んで
一緒に調べたり



少しずつ
穏やかな空気を
取り戻しつつ有ります



でも
此処には

安定剤



久し振りに飲みます  と

淡々と お薬を飲んで



悪い薬  の事も
少しだけ 聞きました



今迄何度か
やった事があったそうで

一番最近は



律子さんが亡くなった その後



「好き」になったひとが
死んでいくのは

堪りません





慣れる人間は
居ないと思います

僕も



結局 此の様です  





慣れなくていいのだと思う  と言ったら

そうですね  と



貴女に言われると
そう思いますね  と

そうなのかな
そう言ったら



そうなのです   と



明日は
雨の予報で

もう少し経ったら
このひとに 美味しい夕食を作ってあげたい



秋には
美味しいものが 沢山有ります

稔りの感謝と



生への 歓びを



このひとに
教えてあげられたらな



そんな事を
昨日と云う日から



ずっと

考えていたのでした









(今日はオチが無かったw)