久し振りに
寒い一日でした
更新が しばらく開いて仕舞いましたね

お薬の副作用は
今回はしっかりと有って

お仕事の
短い時間以外は
横になる事が増えています



天井を見上げ
ぼうっとしていると


今 どのくらいのひとが



こう云う「恐怖」と 闘っているのかな



そんな事を
時折 考えて



治療が出来るうちは
未だ善い

出来なくなったら
後は 終わりを待つのみで



わたしは未だ未だ 出来るのだ   と

そんな風にしか 自分を奮い立たせる事が出来ません



寒い雨に
濡れて帰って来た貴方は

冷えますね  と
わたしをお風呂に誘って



今日一日の 互いの話をする



貴方の「仕事」が
延期に成って居るのは

わたしの病気の所為で
貴方は「我儘を通してみた」からで



我儘を通すには 幾つかの「条件」が必要でした



やっぱり自由にはならないのですね
そう 言ってみたら



僕のした事は 簡単には許されません







僕は
僕の代わりに何かをしてくれる人達の
無事を願うのみ

でも

貴女だって仕事はしているでしょう



「『仕事』とは そういうものなのではないのですか」







確かに
ビジネスとは

そのひとにしか出来なくなった時点で
性質 そのものが変わって仕舞う



僕は
あくまで

僕自身とは手札のひとつ そう思っていますよ






貴方は
背中を流してくれました




こうして

わたしの背中に居て
お酒を飲む貴方は



貴方にしか 出来ない事



貴方は
お仕事を延期した理由について
こんな風に話しました



貴女には リミットが有ります   と



治療は
時間との勝負


貴女の命の為に出来る事は
少しでも早く 適切な治療を行う事

僕は
僕の「都合」の為に



貴女を「律のようにしたくはない」







髪を刈って居る最中だったから
顔は 見えなかったけれど

口調は
確かに厳しくて



貴方の
律子さんのことへの悔しさが

わたしにとっても 悔しくて



複雑な気持ち
其れは間違いないけれど



「此の侭 傍に」

そう 言われると



わたしは
貴方を赦して仕舞うのです



お風呂上がり

タオルで拭く迄も無い位の
すっかり
寂しくなった髪を帽子で隠したら


家でくらい
外していれば謂いのにと 笑う



そんな貴方の
こんな今を



なにより
複雑な想いで
喜んでいる



そんな自分が 厭なのです