彦星と
織姫は

恋人同士ではなく 夫婦なのだそうですね



またまた
夜の独り言

七夕なのに 晴れなかったなあ



うろ覚えの話で 恐縮なのですが
彦星と織姫は  夫婦であり乍ら所謂「バカップル」で 笑

一緒に居ると 余りにラブラブで
お仕事をしなくなっちゃうものだから
引き離されて 年に一度しか逢えなく成ったのだと



…ふーん
バカップル 駄目なのかしら

好き同士なら
日がな一日 くっついて



終わりの無い 無駄な話も
端から見たら 不快極まりないボディタッチも

其の二人には
大切な
大切な



時間 なのになあ



なうには書きましたが
此の病室は 13階に有って

大きな窓から 今夜も新宿のビルを眺めて居ます



今夜は
貴方は此処には居なくて

お昼間
少年の顔を 見に
彼の家へ 行ったのだけれど



少年は
貴方の顔を見るや
次の瞬間

平手が 飛んで来たのだと



少年は
貴方に

此の馬鹿野郎が  と



ひろのんさんが死んだら お前の所為だからな   





(´・ω・) …
いやあの



勝手に殺すなっつの 笑




如何 言ったんですか  と聞いたら
如何も無いです  と



其の侭
隠られちゃいました  と
貴方は 殴られた頬を撫でて



(´・ω・) … 



毎度毎度
よくやるよなあ、、、、

貴方と云う人は
少年には 何時も(だいたい☆)素直に殴られる



打たれる瞬間
目を閉じていないのには
随分前から 気が付いていて

まあ 彼も
貴方に対しては 発散したいのだろうと

そうは思うので
(他の人にはやらないし ☆)
取り立てて どーこー言う事は無かったのですが



(´・ω・) …



でも
幾ら貴方が 「樹」とは云え

もうそろそろ こー云うのは
止めて頂いた方が いいのではないのかな、、、 (((;´・ω・)))

そんな事を

夕方此処で
一緒に話して



まあ
宥めて来ますよ  と

貴方はもう一度 少年の家へ行ったのでした




貴方が
わたしの

「異変」に気付いたのは



貴方が
家に帰って来た

あの 土曜日の事



でも
其の時は

僕は 自分の事で精一杯で
正直 よく覚えていません   と



診察から
帰ったあの日

貴方はそう 言いました



うーん …
そうかあ

再発かなあ、、、、、
どうしようかなあ 、、、、、

わたしは暫く それしか口から出て来なくて



怖いとか
死んじゃうとか以前に



本当に「どうしよう」しか 思いつかなくて



どうしよう ですか  と
貴方はわたしにそう聞いて

そうじゃないですか  と
わたしは貴方にそう言った



お仕事とか
お仕事とか

お仕事とか



うーん 未だ半年過ぎたばっかりなのに
今月の売り上げどーするんだ  とか

恐らく
「考え易い場所」の事しか 考えられない程に



混乱 して



その内
じわじわと

折角貴方が此処に居るのに  とか
治療どうしよう  とか

ひとりで耐えられないよ  とか




わたしの 「願い」は ?  



とか




本当に
じわじわと

ジャブの連打が 次第に効いていくみたいに
日に日に

ぺしゃんこに成って仕舞った 6月



貴方は
わたしを
ベッドに横たわらせて



力を 抜いて

貴女
覚えていますか



何時かやってみた「あの感じ」を
もう一度 僕に下さい





わたしの両手首を 握りました



貴方が
「これ」をすると

わたしは正直 裸に成るより恥ずかしいのですが



暫く
貴方は動かなく成って

そのうち
手首から 両手を離して

わたしの躯を
ゆっくりゆっくり 撫でていきました



うつ伏せに成って
痛かった腰を 准って

背骨を数え

両手で
腰を



脚を



何故だか
貴方が汗ばんでいるのが 分って



貴女

こんなに痛いのに よく平気な顔をしていますね  と



?うん
痛いは 痛い…けれど

そんなでもないよ ?



恐らく
そんな事を言って



お腹
手術痕

そして
何時もの



左の足首



うん
此処は

大丈夫   と



貴方は大きな 溜息を吐いた



結果
貴方に此の時に 教えて貰った「異常」な場所は

レントゲンにも
ちゃあんと 写っていて



貴方は
如何して何時も 左の足首を触るの  と
やっと後で聞いてみたら



うん …

初めは 自分でも何だろうと思っていたのだけれど
此処を触るとね 
女性の体調がよく分るのに気が付いて

ふと
不調なのか何なのか
あれ? って



そうしたら
其の人は 生理中だったのだと

後で聞いて



また
別の所で
別のひとに

あれ
覚えていた感じと
少し違うな って

何だろう
何処かお悪いんですか と聞いても
彼女は何とも無いと言う



でも
そうしたら
暫く経って

その人が 妊娠していると云う



へえ?  と思って
何度か 触れる機会も有ったから
覚えていて

そうしたら
と或るひとが



此処は「女性器のツボ」なのだと そんな事を言っていて …
鍼灸とか そう云う事なのかな

不思議だね
貴女に触っていると



貴女の「そう云う事」迄 分っちゃうだなんてね





悪戯っぽく
にやにや 笑った



わたしは何だか
病気の不安よりも

物凄く
ものすごーーーーーーーく
恥ずかしい気持ちに成って



その日は
すっかりふてくされて

眠ったんだったなあ …




でも



うん

信じよう
貴方の不思議は





わたしを 

護ってくれる





先頃
貴方から

メールが届きました




貴女
罪な人

彼 とても泣き上戸 :)  と



ふふ
遂に 呑ませたか

呑ませすぎないでね  と
返信をして



さて
曇って仕舞った 七夕の夜

夜空に浮かぶのは
わたしたちの涙 ではなく



心配をしてくれる
可愛らしい 彼の





優しい 涙






















※豆知識
七夕 = 棚機(たなばた)

女性の禊の行事、でもあるのですよね ☆
棚機と云う織機で着物を織って奉納するのだとか。
要は女性のお祭り、と云う事で。うん (*´∀`*)