貸金庫の
手紙を読んで以降

如何しても しんみりモードに陥りがちなわたしたちでしたが



貴方の昨日の
寝言事件は (事件 なのか 、、?)

そんな梅雨空な雰囲気を 何処かにすっ飛ばしてしまったようで



昨夜 眠るときは
未だ9度近く 熱が有り

一緒に寝るのは駄目  と
寝室を追われたわたしは

週の疲れも有って
ぶーぶーと 拗ね乍らも (・ε・) ←
ぱったりと 眠ったのですが



貴方は
どうやら夜中に 目が覚めたようで

明け方
眠りの端で
少しの物音と



撫でてくれる
優しい感触と



お布団に 包まれたような
ふんわりした感覚を 感じて

気が付くと



わたしは
普通に
寝室で

普通に お布団に入って



普通に 着替えを済ませている貴方が
普通に 珈琲を淹れていました







大丈夫 ?  と
ぼうっとした侭 聞くと

済みませんでした  と



今はもう何とも
何だったのかな  と



ふうん


顔色も 普通だったし
其の侭

ぼうっと 指先を眺めていましたが
やっぱりふと 気になって




貴方



キティって だあれ ?   と




… え  と
聞き返されたので

昨日貴方
寝言で言っていたよ

キティ行かないで~ って
何度も何度も(←若干盛り気味)



寝言 初めて聞いたなあ ~ ♪ (*´∀`*)   と



すると
暫くの沈黙の後

ひゅっ  と風が吹いたので

あれ  と思って
姿を見ると



耳が 

赤い



あーっ Σ(゚Д゚;)
やっぱり女の名前だっっっ
誰よだれよ
聞いた事無いよっっ  と ついつい突っついて仕舞い

違いますよ
何を言ってるんです貴女は  と
貴方は真っ赤になって 必死に否定するけれど





ウソツキ (´・ω・`)





頭を抱えられたので 言ってみたら



馬鹿  と
頭をぽかっ と叩かれて

其の侭
ぐいー っと抱え上げられ(怪力、、、)

すとんと
ソファの上に わたしを置いて
両肩を がしっと掴んで



神に誓う
違います





さっき叩いた頭を そろそろと撫でてくれたのでした




その後
何故だか

(´・ω・`)顔でソファに鎮座するわたしを
まじまじと眺めた後



困った顔をして
黒い髪を ぐしゃぐしゃと掻いて



うん
覚えていますよ確かに

でもまあ



その内 話す事でもあるのですかね  






??????



増々よく分らなくなって仕舞ったわたしは
其の侭何も無かったように 朝御飯を食べて
其の侭お仕事を 始めたけれど



貴方は結局
今日もわたしの足下に居て

寝てなくっていいの  と聞いたけれど
うん  と



少ししたら
運動でもしようかな  と



結局
其の侭 ずうっと足下に居るので

たまたま見つけた
キティちゃんのシールを

貴方のほっぺたに ぺたりと貼ってみた(…くっついた…)



貴方は
わたしの方を ちらっと見た後

自分の頬を 手で撫でて

其の侭
書斎に有る 鏡を覗き込んだけれど



…後ろ姿に

お花が飛んでいるように見える … チューリップピンクチューリップオレンジチューリップ紫



結局
其の侭 暫く家事をして

御夕飯の時に
ようやっと 剥がしたけれど



気に入ったらしく
ずうっと 眺めて居て



捨てなよ  と言ったけれど
いや
あの





( ・ω・) …

仕方無いので
新しいシールをあげたら

少し
きょろきょろして

携帯電話に ぺたり



その後も
(・ω・`) 



剥がしたシールを 名残惜しそうに見ているので



透明の
小さいビニールのシートをあげたら
其処に大事そうに仕舞って



無表情乍らも
ご機嫌な様子で (←もう空気感で理解出来るように 、、、汗)

其の携帯を眺め乍ら
今 晩酌タイムです  笑



ふふ
案外
ファンシー好き なんだよな

此れも「彼女」の 所為なのかしら



でも
貴方

一体どんな夢を 見たのかなあ




「寂しいだけのあの人が 寂しく無くなったなら それで」




寂しく無いのなら
其れで 謂い



今夜の
貴方の隣は



仕方無い



キティ
あなたに譲るわ







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