それは
突然沸き上がる
熱
朝
未だ 微睡みの時間
遠い意識の奥
ふわりと
膝の辺りに 暖かい気配を感じる事が有る
その気配は
するすると
少しずつ 登って往き
やがて
敏感な処を いきなり
鷲掴みに される
でも
意識は深く 潜っていて
感覚はひたすらに 甘くて
陳腐な自我は
簡単に
融解して 仕舞う
湿った息が
襞の奥に
絡み付いたかと 思うと
たちまち
指と
舌で
その黒髪で 絡め穫られる様に
激しく 責め立てられて
貴方は 気付いてる癖に
何時も わたしが
こんな愛撫でも
生娘の様に 呆気なく
何度でも昇り詰めて 仕舞う事
乱暴に
入って来ても
大して何も 抵抗も出来ずに
直ぐ
羽のように 柔らかな
甘美で曖昧な意識の先
侵される
熱情とは裏腹の
淫猥な 刹那の快感に
酔う
つい
声を
唇を噛んで我慢する
わたしに 貴方は
可愛い と
こんなに可愛いと
如何してだか
乱暴にも したくなる と
気遣いも無く 強く突き上げるけれど
そんな強がりを
言っても
隙を見て 目を見たら
ほら
自分自身に高まって
抑え切れずに
此れに負けて仕舞うのは
何時も
貴方の方じゃないか
激流でも
こうやって
身を 任せて居ると
この人が
此の瞬間も
不安定に 揺らいで居るのは
とても
よく解る
表面の
優しさと
穏やかさだけを信じて
わたしがもし 首を差し出したなら
その指で
ほんの少しの力で
躊躇い無く簡単に 手折って仕舞う様な
残酷な衝動が 直ぐ隣に何時も居る事
そして
その衝動を
貴方の理性は 何時も途轍も無く
それを 嫌悪している事
こうやって
覆い被さって
躯を押さえつけて
身動きも何も 出来なくして
野性の獣みたいに
自らの欲望を
気侭に 解き放って居る様で
その実
理性有る 貴方が
その獣を 必死に
必死に抑え込もうと して居る
様
謂いよ
こんなわたしで 謂いなら
幾らでも
喰べられて あげるから
草食動物は
サバンナで
肉食獣に 牙を剥かれ
食い千切られて
絶命する 瞬間
至高の エクスタシーを感じると云う
そう
凄く
気持ちよかったの
本当よ
だから
そんなに
哀しい顔を しないで
息急き切らして
自分を
責めないで
シーツが
擦切れるかと思う程に
強く掴んで
ぽろぽろと
謝罪の言葉を 零しても
目がずっと
何処かを泳いで 彷徨って居るなら
いっそ
閉じれば 謂い
こんな痩せっぽちで
傷だらけで
わたしの方こそ
申し訳 無いけれど
汚れたのなんて
此の侭で 謂いから
こうやって
抱いていて あげるから
もう一度
此の侭
眠ったら 謂い
貴方
突然沸き上がる
熱
朝
未だ 微睡みの時間
遠い意識の奥
ふわりと
膝の辺りに 暖かい気配を感じる事が有る
その気配は
するすると
少しずつ 登って往き
やがて
敏感な処を いきなり
鷲掴みに される
でも
意識は深く 潜っていて
感覚はひたすらに 甘くて
陳腐な自我は
簡単に
融解して 仕舞う
湿った息が
襞の奥に
絡み付いたかと 思うと
たちまち
指と
舌で
その黒髪で 絡め穫られる様に
激しく 責め立てられて
貴方は 気付いてる癖に
何時も わたしが
こんな愛撫でも
生娘の様に 呆気なく
何度でも昇り詰めて 仕舞う事
乱暴に
入って来ても
大して何も 抵抗も出来ずに
直ぐ
羽のように 柔らかな
甘美で曖昧な意識の先
侵される
熱情とは裏腹の
淫猥な 刹那の快感に
酔う
つい
声を
唇を噛んで我慢する
わたしに 貴方は
可愛い と
こんなに可愛いと
如何してだか
乱暴にも したくなる と
気遣いも無く 強く突き上げるけれど
そんな強がりを
言っても
隙を見て 目を見たら
ほら
自分自身に高まって
抑え切れずに
此れに負けて仕舞うのは
何時も
貴方の方じゃないか
激流でも
こうやって
身を 任せて居ると
この人が
此の瞬間も
不安定に 揺らいで居るのは
とても
よく解る
表面の
優しさと
穏やかさだけを信じて
わたしがもし 首を差し出したなら
その指で
ほんの少しの力で
躊躇い無く簡単に 手折って仕舞う様な
残酷な衝動が 直ぐ隣に何時も居る事
そして
その衝動を
貴方の理性は 何時も途轍も無く
それを 嫌悪している事
こうやって
覆い被さって
躯を押さえつけて
身動きも何も 出来なくして
野性の獣みたいに
自らの欲望を
気侭に 解き放って居る様で
その実
理性有る 貴方が
その獣を 必死に
必死に抑え込もうと して居る
様
謂いよ
こんなわたしで 謂いなら
幾らでも
喰べられて あげるから
草食動物は
サバンナで
肉食獣に 牙を剥かれ
食い千切られて
絶命する 瞬間
至高の エクスタシーを感じると云う
そう
凄く
気持ちよかったの
本当よ
だから
そんなに
哀しい顔を しないで
息急き切らして
自分を
責めないで
シーツが
擦切れるかと思う程に
強く掴んで
ぽろぽろと
謝罪の言葉を 零しても
目がずっと
何処かを泳いで 彷徨って居るなら
いっそ
閉じれば 謂い
こんな痩せっぽちで
傷だらけで
わたしの方こそ
申し訳 無いけれど
汚れたのなんて
此の侭で 謂いから
こうやって
抱いていて あげるから
もう一度
此の侭
眠ったら 謂い
貴方