昨夜 寝る前
少年と一緒に カレンダーを見ていたら

あれ 月曜日祝日じゃん
病院は  と聞かれて
予約票を 見てみると

あれ 17日に成ってる… 汗

でも前一回 祝日のとき処置室行ったよ  と言ったら
彼は ふうん  と

お墓参り もう1日ゆっくりしておいで  と言ったら
うん  と



K君と一緒に帰ってくるの  と聞いたら
解らない  と
でも多分明日(←今日)には ばあさんの家行ってると思う
電話してみる  と



暗い寝室で
二人

わたしは何時の間にか ぼうっと彼の顔を見て
彼も何時の間にか ぼうっとわたしの顔を見て



あのさ  と



オレ ひろのんさんで良かったと思ってる   と

え  と聞いたら



初め
菫も「候補」だったんだよ  と

でもオレは 親父の会社のひとで決めたかったし
Kもひろのんさんの方が「面白い」って 言ってた
最後迄反対してたのは アイツだけだったんだ



今から思ったら アイツ怖かったのかな   と



…何の話???  と聞いたら
あんたが家に来た時の話  と少し怒って

Kは 何で菫だったんだろうな  と
最初紹介された時びっくりした
何で此処で 彼女が出て来たんだろうって
アイツも言ってた

Kに「彼女」を紹介されたのは 初めてだ って



(馴れ初めはすみちゃんから聞いたけれど 此処は堪えて)
そうなんだ  と言って



菫は ひろのんさんとは違った  と彼が言ったので
そりゃそうだよ  と言ったら
違う  と 



「今のオレじゃ 無かった」  と



…そうなの? と聞いたら そうなの  と

すみの事は 好きだったよ
ちょっと不安定だけど いい奴だし でも

それは彼女に対したのが 「今のオレだから」 

ガキの頃だったら多分 もっと滅茶苦茶に成ってたかも  と
少し 笑って



Aくん「成長」したんだ  と
冗談のつもりで 言ったら
そうですよ
子供なりに オレも成長したんです  と



多分アイツも 成長したんだと思う  と



…ひろのんさん うつ伏せで寝て傷痛く無いの  と聞かれて
手術痕 見せてよ  と言われたけれど
わたしの寝間着は 毎度お馴染みですが浴衣なので

やだよ パンツ見えちゃうじゃん  と
でも谷間は見えてるよ  と言われてわたしが慌てたら
嘘 見えねーよそんなちっちゃいの  と言われて 
怒って
叩いて

笑って



でも 次の瞬間
彼の表情が 変わって



「ごめんなさい」  と



全部 全部
オレが悪い  と

何時か謝らないとって ずっと思ってた
今の 何もかも

ひろのんさんだって
菫だって

Kや
Mちゃんや



アイツも 皆

皆  と



彼が 顔を隠したので
いけない そう思って
其の侭力ずくで 抱き寄せたら



許して  と



少年は 身体を震わせ乍ら



彼は
夢と現実の狭間で

ひとり 耐えて来たのだ  と



そう 思いました



…何を今更
此処迄しておいて

誰も責めちゃ いないよ  と

暫く頭を撫でて 言ってみたら
そのうちに 震えは止まって



彼はぽつりと

前も思ったんだけどさ
やっぱもう少し太りな  柔らかく無い  と



……………
な 何ですってえええ  ??????  と



昨夜は 其の侭枕をぶん投げて 笑
散々戯れて 眠ったのですが



「ごめんなさい」



此の言葉を 彼が口にする事は
滅多に 有りません
(流石に驚いたので 今日はこの話で終わったな…)

でももし

わたしと すみちゃんが 逆で
彼に出会って居なかったら



わたしもきっと

今のわたしは 無かったのだと



そんな風に

やっぱり 思うのです