昨夜は
結局惚けた侭
でも 兎にも角にも疲れてしまって居て
少し PCを触って
食事も禄に摂らない継 ベッドに入り



気が付いたら
朝も10時を回って居て(本当に大寝坊…)

K君が
わたしのPCを見て居てくれました



昨夜のニュース

彼が言って

「貴方」が
あの方の所に行った 先ずひとつ目の目的を
クリアして居た事が分かって



あの人さ
別に今迄みたいに わざわざ体張らなくたって
充分此の業界でも 生きていけそうだよね
いい加減あの女と 切れちゃえばいいのに と



K君は
「あのひと」の事 嫌いなの? と訊いてみたら



オレは嫌いだよ
彼女は「やりたい事」がオレには見えないもの
アイツの方がガキの割に よっぽど将来のビジョン有ると オレは思う



やりたい 事



云われてみれば 本当にそうなのです
「彼女」と云うひとは 正に神出鬼没で
少年の手助けをしたかと思えば
別の国では 相当「物騒な」事にも絡んで居る筈で



でも
少年はきっと 分かっていると思っています
彼にとっても 彼女は「理解有る大人」で在り



だからこそ
彼女の依頼なら 今迄は少年は基本断らなかった
自分とのコントラクトがあるにも関わらず
「貴方」を「貸し出す」事に 何の異存も持たなかったし
今迄 様々な案件の相談もしていた筈で



でも今は
少年と「貴方」は 契約関係にはありません



少年が今 心から欲しがっているのは
今迄の「貴方」では無く
強力なコネクションとしての「貴方」なのです
(此の話についてはこの辺りで止めにしておきます)



少年 と 云えば



昨夜 説明してくれたの と 聞いてみたら



アイツ もう相当調べてたよ
やだねえ 検索世代ってさ
若い癖に知識ばっかしでっかくなっちゃうんだよね と

ひろのんちゃん ご飯食べてないでしょ
何か作ってこようか と
気を利かせてくれて



昨日の御礼も 禄にして居ないのに
美味しそうなパスタを あっという間に作ってくれて
(此の家の男性陣は皆料理が上手で本当に助かります)

少年を K君が呼びに行って

相変わらずの 寝不足顔の少年が



でも何故か
様子が ヘンと云うか



昨日の事が そんなに恥ずかしかったのか
何だか 此処にさえ居辛そうで



K君が ほれ とっとと言っちゃえよ と
少年を けしかける迄
殆ど わたしの顔を 見ようともしないで

珍しく ぽつりと



ひろのんさん
オレさ 昨夜考えたんだけど

アイツ折角居るんだからさ
アイツんとこ 行っちゃいなよ
暫く オレんとこ休んでいいよ



へ? と
わたしが相当 拍子外れな答え方をしたらしく
それが気に障ったのか



だから!!!!!!!!!!!




顔を真っ赤にした侭 ばーんとテーブルを叩いて怒鳴られてしまって
K君が その様子を見て大笑いして



オレじゃさ ほら 「色々」と!!!!!!
「相談」とか「手助け」とか! こんな時出来ないし!!
オレもこんな時迄お邪魔虫にされんのが嫌なんだよ!!!!!




何だかおかしな「告白」をされたみたいで
K君は もうお腹を抱えて笑っていて

ま コイツ成りに色々考えてたみたいなんだけど?と
半分涙目で フォローを入れてくれた



…いやあの
邪魔 とかそういう風に思って居た訳では無いのだけれど としか
わたしは答えられなくて



じゃあ!!此れは命令!!!
暫く休め アイツのとこで!!!!!!!!



何だかわたし ぽかーんとしてしまって
と云うよりも
こういう「子供っぽい」言い方をする彼を 初めて見たので

可笑しくなってしまって



でも笑ったらもっと怒るんだろうな と咄嗟に思って
笑いそうなところを 必死に堪え乍ら



でも
わたしが居なくなったら
あの「式」のオペレーションは どうするの
まだフェーズは残ってるわよ


聞いてみたら



はーい とK君が手を挙げて

ひろのんちゃん オレがアンタを 引き継げってさ と



そう 彼は
わたしと出会った時は 既に業界の有名人で
あの会社には 美人で凄腕のコンサルが入っているらしい と
此の侭居座られると とんでもないコンペチターになって仕舞う と
物凄く 噂に成っていて



午後は結局 少年に押し切られた侭
わたしはK君と少年に 自分の「やり方」を 
公表しなければいけなくなって仕舞いました




貴方の「予想」とは 若干方向性が違うなあ と
少し違和感を感じ乍ら



どんなお仕事でもきっとそうだと思うのですが
スキルは同じでも 売上その他に個人差が出てしまうのは
わたしは パーソナリティの差だと考えて居ます
綺麗な言葉で云うと 感性
悪い言葉で云うなら 狡猾 と云う感じ



なので 同じ計算式を使ったとしても
何時 どのタイミングで其れを使うかで
結果は冷酷な位 はっきりと現れる訳で

しかもわたしの「方程式」は
普通に使う「公式」を全く無視していて
加えて 少し変わった「細工」がしてあります

K君も 其処を知りたかったようで
少年は 長年の疑問 笑 だったようで



絶対「公の場」では使わないでねと念を押した上で
過去ログを見乍ら あれやこれやと教えたのですが



何時間か後には
K君も 少年も わたしも 
何だかぐったりしてしまって



K君が
ひろのんちゃん こんな細かい事よくやってるねえ
今朝見ても オレよく分かんなかった と



だからこそ「封印」していたのだもの
此れは わたしの
たったひとつの武器
わたしが 自分の益の為だけに鍛えた

棋符理論 のようなもの なのです




「将棋」かあ
オレ ひろのんさんには 此れだけは勝てないんだよね

少年が言って

「チェス」とは根本的に 何かが違う気がするな

K君が言って



3人で散々悩んだ挙句 結局
K君を暫くわたしが アシストする事になりました




詰まる処わたしは どちらに行けばいいんでしょうか

「上司」に聞いてみたら

少年は少し考えた後



アイツ どうせまたどっかに部屋借りてるんだろ
アイツを ひろのんさん家に 呼べばいいんじゃん


わたしの心臓が止まりそうな事を言って



折角ひろのんさんが 手の内を見せてくれたから
オレもこの際 此れをあげる と

或る 物凄く長い番号を 託してくれました

(何だか 全く端折りすぎてご免なさい…)




わたしは 夜
こっそり例の貴方のメールに 
また同じ様な文面を送信してみたら

今日は直ぐに 電話が 掛かってきました



昨日と今日の有れ此れを 説明したら
貴方はたちまち 大笑いをして
(久し振りに声を上げて笑う声を聞きました)



では明日 
「お迎えに上がります」 と



そして
半ば冗談の様に



ね 彼に託すと 面白いでしょう と



意地悪い風に 少し笑って
言いました