晴れではないが、気温はそこそこあり、一息つく

歩いて、買い物も散歩も苦も無くできた

 

今日の由布岳

今日の由布岳 23-12-25

ステンドグラス美術館前から。山頂は見えるか見えないか

 

 

ご近所のご夫婦にお呼ばれをした

この地に住むためのことを色々と教えてくれるご夫婦である

 

メインは、猪鍋(ししなべ)。ボタン鍋とも言う。

といっても、すき焼き風に食した

 

事前に、鍋をするが何がいい? 鳥か、豚か、海鮮か、それともイノシシ

と尋ねられた

 

食べたことがないもの由布院の思い出として、などなどの理由があり

イノシシ肉を食す

 

若いイノシシで、新鮮だし、しっかりと下処理されているよ、

と説明され、南無阿弥陀仏と念じながら若い命をいただく

 

抜群です。歯ごたえがあるが、硬いわけではない。

噛めば肉の味が感じられるが、臭みはない。

いくらでも食べられる、という至福の食事だった。

 

笹なばのおにぎりと言い、

甘いサツマイモと言い、

ささがきした大根と言い、

由布院の食の豊かさを実感させていただいた

 

 

ただ、注意が必要なのは、旅行者にしろ住民にしろ、

余程の高級旅館でない限り、

由布院の食を楽しむことは困難であることだ。

 

だんご汁やせうまは、郷土料理であるが、

あくまでも家庭料理であって、美食の対象ではない

 

中谷健太郎さんたちが由布院が無名のころ

猪鹿鳥(いのしかちょう)料理(猪鹿蝶ではない)を考案した。

多少話題になったようであるが、

イノシシにしろ、シカにしろ、かなりの手間がかかるし、

トリは、当時はまだおおいた冠地どりはなかった。

 

食を通じた町おこしはそれほど簡単ではない