晴れではないが、気温はそこそこあり、一息つく
歩いて、買い物も散歩も苦も無くできた
今日の由布岳
ステンドグラス美術館前から。山頂は見えるか見えないか
ご近所のご夫婦にお呼ばれをした
この地に住むためのことを色々と教えてくれるご夫婦である
メインは、猪鍋(ししなべ)。ボタン鍋とも言う。
といっても、すき焼き風に食した
事前に、鍋をするが何がいい? 鳥か、豚か、海鮮か、それともイノシシ
と尋ねられた
食べたことがないもの、由布院の思い出として、などなどの理由があり
イノシシ肉を食す
若いイノシシで、新鮮だし、しっかりと下処理されているよ、
と説明され、南無阿弥陀仏と念じながら若い命をいただく
抜群です。歯ごたえがあるが、硬いわけではない。
噛めば肉の味が感じられるが、臭みはない。
いくらでも食べられる、という至福の食事だった。
笹なばのおにぎりと言い、
甘いサツマイモと言い、
ささがきした大根と言い、
由布院の食の豊かさを実感させていただいた
ただ、注意が必要なのは、旅行者にしろ住民にしろ、
余程の高級旅館でない限り、
由布院の食を楽しむことは困難であることだ。
だんご汁ややせうまは、郷土料理であるが、
あくまでも家庭料理であって、美食の対象ではない
中谷健太郎さんたちが由布院が無名のころ
猪鹿鳥(いのしかちょう)料理(猪鹿蝶ではない)を考案した。
多少話題になったようであるが、
イノシシにしろ、シカにしろ、かなりの手間がかかるし、
トリは、当時はまだおおいた冠地どりはなかった。
食を通じた町おこしはそれほど簡単ではない