昼間、蚊に襲われるほど暖かかった18日

 

夜もそれほど気温が下がらずに、外出できそうな感じだった

 

ということで、暗い夜道を歩いて、BAR山猫

 

オフィシャルサイトは↓↓↓

 

 

 

一見すればわかるように、亀の井別荘の中にある

 

「中にある」という表現は誤解が生じるかもしれない

 

亀の井別荘の敷地内にはあるが、旅館エリア外にあり、

 

ポイントは、亀の井別荘宿泊客以外も利用できる、ことにある

 

 

一般に、旅館やリゾートホテルは客を囲い込もうとする

 

由布院はそれと一線を画す

 

 

なるほど、一般客を受け入れる施設を造ることは、さらなる顧客の獲得でもあるから、経済合理性があるように見える

 

しかしながら、由布院では、同様の活動を広く共有する理念を持っている(持っていた)

 

まちに出てほしい、地元の他の店にも行ってほしい、というまちおこしの考え方である

 

以前書いたように、個々の事業者の利益まち全体の利益は一般には乖離する。なぜなら、同業他社に利益を譲ることになると考えがちだからである

 

 

さて、話は戻り、BAR山猫は、鍵屋(西国土産、おはぎが絶品、別の機会に紹介しよう)の2階にある。

 

昼間(モーニングとランチ)は天井桟敷として営業しており、午後5時からBAR 山猫になる

 

カウンターに座る。カウンターからのショット

BAR 山猫 23-04-18

 

右にチロリと写っているのは、バーテンダーの伊東健太郎さん

 

色々なお話を伺う

 

山猫の建物、つまり鍵屋の建物は、古民家の移築であるが、立派な柱組みになっている。

 

2016年の熊本地震の時、由布院もかなりの被害があり、建物によっては亀裂も入ったようであるが、鍵屋は無事であったようだ

 

ただ、ボトルが落ちて割れ、予期せぬ高濃度のカクテルの香りがしたそうだ

 

客層としては、亀の井別荘の宿泊客と一般客が半々だそうだ

 

外国人は1割程度、昼間の湯の坪街道とは様相を異にする

 

 

温泉観光地でもある由布院の夜をどのように評価するかは難しい

 

日帰り観光客が引けた午後4時以降、活動が止まったようにも見える

 

湯の坪街道の飲食店も午後5時を過ぎるとほとんどが閉店する

 

 

バーはナイトライフの一つである

 

コロナ禍を経て、閉店や休止しているバーがあり、結局

 

御三家が残った

 

BAR 山猫はそのひとつ。残りは追々紹介しよう