昼間、蚊に襲われるほど暖かかった18日
夜もそれほど気温が下がらずに、外出できそうな感じだった
ということで、暗い夜道を歩いて、BAR山猫へ
オフィシャルサイトは↓↓↓
一見すればわかるように、亀の井別荘の中にある
「中にある」という表現は誤解が生じるかもしれない
亀の井別荘の敷地内にはあるが、旅館エリア外にあり、
ポイントは、亀の井別荘宿泊客以外も利用できる、ことにある
一般に、旅館やリゾートホテルは客を囲い込もうとする
由布院はそれと一線を画す
なるほど、一般客を受け入れる施設を造ることは、さらなる顧客の獲得でもあるから、経済合理性があるように見える
しかしながら、由布院では、同様の活動を広く共有する理念を持っている(持っていた)
まちに出てほしい、地元の他の店にも行ってほしい、というまちおこしの考え方である
以前書いたように、個々の事業者の利益とまち全体の利益は一般には乖離する。なぜなら、同業他社に利益を譲ることになると考えがちだからである
さて、話は戻り、BAR山猫は、鍵屋(西国土産、おはぎが絶品、別の機会に紹介しよう)の2階にある。
昼間(モーニングとランチ)は天井桟敷として営業しており、午後5時からBAR 山猫になる
カウンターに座る。カウンターからのショット
右にチロリと写っているのは、バーテンダーの伊東健太郎さん
色々なお話を伺う
山猫の建物、つまり鍵屋の建物は、古民家の移築であるが、立派な柱組みになっている。
2016年の熊本地震の時、由布院もかなりの被害があり、建物によっては亀裂も入ったようであるが、鍵屋は無事であったようだ
ただ、ボトルが落ちて割れ、予期せぬ高濃度のカクテルの香りがしたそうだ
客層としては、亀の井別荘の宿泊客と一般客が半々だそうだ
外国人は1割程度、昼間の湯の坪街道とは様相を異にする
温泉観光地でもある由布院の夜をどのように評価するかは難しい
日帰り観光客が引けた午後4時以降、活動が止まったようにも見える
湯の坪街道の飲食店も午後5時を過ぎるとほとんどが閉店する
バーはナイトライフの一つである
コロナ禍を経て、閉店や休止しているバーがあり、結局
御三家が残った
BAR 山猫はそのひとつ。残りは追々紹介しよう