画像:<WBC世界スーパーバンタム級暫定王者決定戦 亀田和毅・アビゲイル・メディナ>左ジャブを見せる亀田和毅(撮影・長久保 豊)

<WBC世界スーパーバンタム級暫定王者決定戦 亀田和毅・アビゲイル・メディナ>左ジャブを見せる亀田和毅(撮影・長久保 豊)

 ◇ボクシングWBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定12回戦 ○同級2位・亀田和毅(協栄) 判定3—0 同級1位アビゲイル・メディナ(スペイン)●(2018年11月12日 東京・後楽園ホール)

 亀田和毅に判定で屈したメディナは「様子見でスタートしたが、相手のスピードに驚いた。想像と違っていた」と、5回までフルマークで失った前半を振り返った。中盤以降は距離を詰めてボディーや右ストレートで和毅を後退させたが、大振りなパンチは正確性を欠き、終盤は再び失点。カットした右目上の傷が痛々しく、「ボディーは効かせられたが、ダウンさせられなかった」と話した。

 試合前は亀田陣営から長いあごひげにクレームがつき、この日は短く整えて試合に臨んだが、世界初挑戦は失敗。「判定に言うことはない。トモキが素晴らしい試合をした。トモキと試合できたのを幸せに思う」と潔く負けを認め、再戦については「分からないが、できるならやりたい」とうめくのが精いっぱいだった。

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